シャーリーズ・セロンが所謂汚キャラを体当たりで演じ、米アカデミー賞主演女優賞を獲得した作品が『モンスター』。
主人公の女性は、その醜い容姿にコンプレックスを持ち、不幸な生い立ちも相俟って娼婦として生きている。
さらに同性愛者でもあったことから、保守的な社会からの疎外感を感じ、孤独感を深めて行く。
彼女の転落の軌跡は、まさに絶望から自暴自棄になった人間の生き様を描いて、彼女の犯した罪は . . . 本文を読む
美術館の解説ボランティアになって2年目。昨年1年間、さまざまな研修の機会が与えられ、今年の春に本格的に解説員としてデビューしました。
美術館がスタートさせたボランティア・プログラムで、栄えある(^_^)ボランティア一期生です。
大学で学芸員資格を取得したものの、それを生かす場など殆どありません。だいたい私が在学中に新設された大学附属の美術館の学芸員(期間限定契約職員、おそらく本格的に巣立つ前に . . . 本文を読む
「ウォーターゲート事件」だけでは語れない
リチャード・ニクソンという人物像
映画の本筋とは離れるが、アメリカ合衆国大統領経験者はホワイトハウスを去った後も、生涯プレジデンシー("The Presidency"; ”大統領職の地位と名誉”とでも訳しましょうか?)を背負い続けるものなんだなあ…と言うのが、まず感じたこと。
劇中、既に引退したニクソン氏を、誰もが「Mr. Presi . . . 本文を読む
実は元々アン・ハサウェイと言う女優があまり好きではなかった。ジュリア・ロバーツの後釜を狙っているのかな?という印象が拭えないからだ。
面長の輪郭につぶらな瞳と大きな口。ハリウッドでスター女優として成功する条件なのだろうか?
そもそもジュリア・ロバーツが『プリティ・ウーマン』でブレイクした時にもオードリー・ヘップバーンを真似ているのか、と憤慨した私。とは言え、その後の彼女 . . . 本文を読む
分かっちゃいるけど…やめられない。
シラスと小松菜のペペロンチーノです。
シラスの塩味と小松菜のほろ苦さと赤唐辛子&ニンニクの辛味のコラボがたまりません。
体重コントロールの為、泣く泣く?控えておりますが、たまに無性に食べたくなる一品です。
. . . 本文を読む
出張中の夫と電話で話をした。夫が今、担当している講座の受講生は様々な国から来ているらしい。ルワンダ、モルディブ、ツバル、ミクロネシア、バルバドス。
ルワンダと言ったら、私は真っ先に映画『ホテル・ルワンダ』で描かれた大虐殺を思い出す。今、来日している研修員は、その惨禍を生き延びた人々なのだ。また、ツバルと言えば、地球温暖化の影響で海面上昇の為に国土の水没が危ぶまれている国である。
私が彼 . . . 本文を読む
ソニプラはいつの間にかもう、ヴァレンタイン・デー一色に染まっています。季節感の先取りは、時間の経過を加速させていますね。商業主義に人間の意識が振り回されている。年々クリスマス商戦も早まっているようだし・・・ときどき、疲れるんだなあ。精神的にも、身体的にも。たまには実際の季節の流れに任せて、のんびり過ごしたい。現代人はかなり無理しているよね。自然に逆らって。(と言ってもソニプラは好きなんですけど . . . 本文を読む