1974年の正月休は 日豊本線などを回りました 九州でも南九州は 玄界灘に面した北九州や阿蘇地方と違い
暖かだと思っていましたが 宮崎県の内陸部は 思っていたより寒かったのを覚えています。
牽引するのは 梅小路機関区から転じたC57 39号機です。
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1974年1月撮影 日豊本線 青井岳~楠ケ丘信号所 C57 39 普通 宮崎行
宮崎で宿泊し 朝早い列車で楠ケ丘信号所で下車し 撮影場所に向かいましたが 辺りの木の枝は霜で真っ白
列車を待つ間の寒かった事と言ったら しっかり対策していた北海道より辛かったです。
青井岳駅を発車する C57 192号機牽引 宮崎行普通列車です。
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青井岳駅 C57 192 普通 宮崎行
山間の駅に汽笛の音を残して ユックリと発車して行きました。
宮崎から急行となる 季節臨の「高千穂52号」名古屋行です。
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楠ケ丘信号所~山之口 C57 130 急行(臨) 高千穂52号
九州では珍しい長工形デフ装備の C57 130号機の牽引です。
夜の吉松駅で 発車を待つC55 52号機。
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都城駅 C55 52 633レ 普通 吉松行
小工式の中でも珍しい 下部を真横に切り取ったデフレクターを装備しています 若松機関区時代は 点検用の窓も有りません
でした。
翌日は 志布志線のC58を写しました。
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志布志線 西都城~今町 C58 112 上り貨物
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西都城~今町 C58 112 下り貨物
本州では見る事の出来ない 門デフ付きのC58の撮影は この時が初めてでした。