今風な言い方をすれば 関西でのSL撮影の聖地は 播但線のC57と加太越えでしょう 前後二両のD51が 大きな築堤を押し
上げる様は 迫力が有りました。
加太駅について築堤に向かう前に写した 荷44レです。

1973年1月撮影 関西本線 関~加太 D51 944 荷44レ
関西本線のD51は 奈良機関区所属で 加太越えに備え重油併燃式・集煙装置付きの重装備で ボイラー上に重油タンクを積ん
でいました。
大築堤手前の直線区間を上る 貨物列車です。

本DD51 後補機D51 上り貨物
この頃になると関西本線も無煙化が進み 一部の列車はDD51の牽引でした。
二両のD51が 長い貨物列車を押し上げます。

予想以上の長さで 補機は遥か後ろになり 煙しか見えません。
補機のD51を大きく。

今では 背の高い草で覆われ 足回り迄見えませんが 当時はよく整備され 足回りまで綺麗に見えたので このような写真も
写せました。