今日の機関区巡りは 筑豊本線直方機関区です。
直方機関区は 直接訪問することはありませんでしたが 駅のホームや駅南の跨線橋から見渡せたので 望遠で引付け撮影出
来ました。
当時の直方機関区には D50・D60・9600・C11の蒸気機関車が在籍し 若松機関区からのD51・C55・C57など多様な釜を見る
事ができました 筑豊本線の旅客列車は若松機関区のC55・C57 田川線や後藤寺線の旅客列車をC11が 筑豊本線の貨物列
車は D50・D60それと若松機関区のD51が 支線からの運炭列車を9600で運転されていましたが 行橋機関区の9600も顔を出
していた様です。
跨線橋からの写真です。
1970年2月20日撮影
右手奥に直方駅左手に機関区があり 扇形庫の前の転車台にはD60の姿が見えます 長いセラの列を引いて9600重連が
入って来ました。
1970年2月20日撮影
暫くすると門デフ付きのC11が 近付いて来ました。
1970年2月20日撮影
D51・D60の重連で 貨物が下って行きました ナメクジが先頭なのが 嬉しいですね。
駅に戻ってホームからも撮影しました。
1970年2月20日撮影
スポーク動輪の美しい 若松機関区のC55 52号機です。
駅ホームから転車台方向を望みました。
1971年12月撮影
標準形デフのC11の奥に 門デフ装備のD60が停車しています。
ホームの前にナメクジ形D51 42号機が停まっていました。
1971年12月撮影
若松機関区のC55・C57の姿も見えます。
1971年12月撮影
炭庫の前では給炭中の9600がいました。
1971年12月撮影
石炭から石油へのエネルギー革命が進む中 無煙化の波はまだ地方のローカル線には及んでいません 筑豊本線には冷水
峠の急坂が有り 貨物列車はD60の重連で 視線の運炭列車は9600重連も多く 辺りは煙と石炭の臭いが漂っていたのを思い
出します。