“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

【6月の指針】大いに体を動かそう!鍛えよう!

2014年06月02日 09時36分45秒 | Weblog
6月になりました。

衣替えで中高生がいっせいに夏服になり、
街中が一段と明るくはなやいだような気がします。
旧暦では、6月、午の月は太陽が南中する真夏にあたります。

そんな今年の6月は庚午の月です。

庚金といって金性で、鉄を含んだ大きな岩、鉄鉱石の意味、
さらに、その鉄鉱石が転じて、武器の意味。

でも、庚金はそのままの形では重石、漬物石くらいにしかならずに役立たず、
それを加工し、練磨する、つまり鍛えられることによってより強い武器となるといえます。

一方、火性で、太陽の意味。
6月は日本だと梅雨のイメージがありますが、
旧暦では明るさや陽気さの象徴でもあります。

このことから、今月は積極的に体を動かし、体を鍛え、
暑い夏場を乗り切る体力、スタミナを作るようにしましょう。

また、庚午は前からの悪い習慣を断ち切り、新しく改めるチャンスとなります。
会社を経営されている方は澱んだ人事をいじるチャンスともいえますね。

ただし、いま年運天中殺の中にある午未天中殺の人は要注意。
今月の6日から8月の6日までは年運の天中殺に加え、
月運の天中殺に入るからです。

こういう時は無理をせず1日1日を大切に、受け身で過ごすことです。
転んでケガをしたり、車にぶつかってしまったら元も子もないですからね。

余談ですが、庚午というと思い出すのが、
物書きとしての僕の師匠、大先生にあたる故・保富庚午先生。

作詞家、放送作家として多くの足跡を遺された保富先生は、
1930年、庚午の年に生まれたことから庚午という名前がついたと、
今さらながらに実感しました。

保富先生は同志社大学を出て、
詩人の村野四郎氏の弟子となり、初めは詩を書いておられたそうですが、
次第に、テレビ、ラジオなどの台本を書くようになりました。

美空ひばり、島倉千代子、森進一、五木ひろし・・・
日本を代表する多くのアーティストのステージを構成、
「紅白歌合戦」や「日本レコード大賞」「ミュージックフェア」など、
数々の音楽番組の構成も担当されました。

作詞家としても『ドカベン』『おれは鉄兵』などの数々のテレビ主題歌、
平井堅が歌った『大きな古時計』の訳詞などの作品を遺しました。

そして、1984年、54歳の若さでこの世を去りました。

太っていて健啖家、カメラが趣味で、
ロケに行っては、カメラマンのように写真を撮りまくっていたのが印象的でした。

そんな保富先生が亡くなられて早20年・・・
先生の享年を僕はもう遥かに超えてしまいました。
ずいぶん長い時間が流れているんだなぁ、
そして、永遠に師を超えることは叶わないと痛感する今日この頃です。



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