“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

【9月の指針】これまでの状況にいったん区切りをつけ、新たな学びを続けていこう!

2024年09月01日 15時32分35秒 | Weblog
ノロノロ迷走する台風10号が日本列島を駆けめぐり
各地に爪痕を残す中、9月になりました。

今月は「癸酉(みずのととり/きゆう)」の月。

十干の「癸」は陰の水性で、雨や霧、川のせせらぎ、小川などを表し、
陰の習得本能で正統な学びを意味しています。

岩の間から沁みて出た水が集まって小さな川のせせらぎを作り、やがて海に注ぐ。
そこから蒸発して雲となり、霧や雨となって地上に降り注ぐ……
そこには時間をかけてゆっくりと変化していく自然界の循環の様があります。
十干の「癸」は"雨だれ石を穿つ”のたとえのように、
目立たない地道な努力、学びを積み重ねていくことが大切だと教えてくれます。

十二支の「酉」は陰の金性で、物事が成就する、熟すということ、
寄席などの”トリを取る”というように物事の終わりを意味しています。
その形態は日の沈む西の方向の門に閂を(かんぬき)をかけて閉じた様です。

このことから今月はいったん区切りをつけて物事を閉じ、
気分も新たにさらなる学びを続けていこうと読みます。

とはいえ、「癸酉」月の今月は8月に引き続き〈雨〉の月ですから、
酉の示す西方を中心に雨の被害が広がると思われます。

このくらいの雨や風は大丈夫と決して侮らないこと。
ぼやぼやして命にかかわる重大な事態ともなれば大変、
まずはなによりも命を守ることを優先させてください。
そんなわけで、今月は台風、秋の長雨など水害にお気をつけください。

ちなみに、私の日干支ははからずもこの「癸酉」。
私にとって今月は「癸酉」が重なる律音(りつちん)の月にあたり、
もうひとつ道が現れるという暗示があります。
はたしてどんな状況が待っているのか、ポジティブに事態をとらえて頑張りたいと思います。


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