“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

【3月の指針】知恵をめぐらせて未来を切り開いていこう!

2024年03月01日 07時22分24秒 | Weblog
3月になりました。

今月の18日は私の古稀の誕生日、
いよいよ70代に突入です。

古稀とは杜甫の『曲江』という詩に由来します。

  『曲江』 杜甫
 朝 囘 日 日 典 春 衣 
 毎 日 江 頭 盡 醉 歸
 酒 債 尋 常 行 處 有
 人 生 七 十 古 來 稀

書き下すと、

 朝より回りて日日春衣を典し、
 毎日 江頭に酔ひを尽くして帰る。
 酒債は尋常、行く処に有り。
 人生七十 古来稀なり。

訳すと…

朝廷から帰ると、毎日のように春着を質に入れ、
いつも曲江のほとりで酔っぱらって帰る。
酒代の借金は当たり前のように行く先々にあるが、
人生七十まで生きられるのは滅多にない。

――なにやら70歳で飲んだくれ
酒代にことかいているところは
まるで私を指しているような気がしますが…

その杜甫は58歳で亡くなっています。
人生125年といった母校の創立者・大隈重信先生も83歳でこの世を去りました。
ならば、この私はこの先何歳まで生きられるのでありましょうか。

さて、今年の3月は丁卯月。

十干の「丁」は陰の火性で、灯火、たき火など人工の火のこと。
人工の火は自然の火である太陽と違って、
火を消さないようにするための工夫と火加減の調節が大事となります。

十二支の「卯」は陰の木性で、「卯」の字は門の扉を左右に開いた形を象っています。
つまり、未知の場所や未来を開く、手をつけていくということです。

このことから「丁卯」月の今月は「知恵をめぐらせて未来を切り開いていこう!」と読みます。

私ももう70歳とはいわず、まだ70歳だと思って、
この先の人生もしっかり歩んでいこうと思います。

皆さんも頑張ってください。

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