“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

2025年5月26日施行の「改正戸籍法」とキラキラネームと姓名判断

2025年02月18日 14時08分57秒 | Weblog
今年の5月26日から施行される「改正戸籍法」によって、
これまではそれぞれの戸籍の名前にはふりがなは不要でしたが、
これから生まれてくる新生児の名前はもちろん、
私たちのようにすでに生まれていて戸籍がある
すべての国民の名前にはふりがなが必要になります。

そのため今年の5月26日以降に本籍地がある市区町村長の名義で
「あなたの氏名はなんと読むのか」という趣旨のふりがなの確認の通知が届くということです。
もしその通知を無視して返信しないと、
役所の判断で住民基本台帳に記載してある読み方を元にふりがなを決めてしまうそうなので、
たとえば「渡部」と書いて「わたべ」と読むのか「わたなべ」と読むのか、
「健」と書いて「けん」と読むのか「たけし」と読むのかなど
読み方がいろいろ考えられる人はきちんと届け出をしておかないと
あとで厄介なことになると思います。

ではなぜ戸籍の名前にふりがなをつけることが必須となるのかというと、
一つの戸籍の名前を使ってその読ませ方で別人を装って犯罪に利用するのを防ぐのと同時に、
絶対に読めないような荒唐無稽なキラキラネームを制限するという狙いもあるようです。

たとえば、「偉人=グレイト」「皇帝=シーザー」「紅葉=メイプル」「心人=ハート」
「男=アダム」「女=イブ」「神様=イエス」
「桃花=ピンク」「七音=ドレミ」「黄熊=ぷう」などなど
「改正戸籍法」では明らかにそう読めないような
漢字の当て字の名前は受けつけてくれないケースがあります。

もちろん現在でも名前は漢字、ひらがな、カタカナならば登録できるので、
「山田アダム」とつけるのはOKですし、「山田亜陀無」でもおそらく大丈夫かと思います。
「亜陀無」は「アダム」と読みますしね。
ちなみにアルファベットや記号は使えませんのでお気をつけください。

しかし、その一方で、中にはこのように名前にふりがなをつけることで
一部のキラキラネームに規制を設けることに反対をする声もあるようです。

それは、そもそも漢字というのは中国で生まれた文字であって、
その日本語読み自体が当て字のようなものだから、
命名をする人の創造性や想像力のままに
自由な読ませ方をしてもいいはずだという考え方をする人たちです。

でも、私は昭和3年に『熊崎式姓名学』を確立させた
姓名判断の祖・熊崎健翁も述べているように、
それぞれの漢字の成り立ちには意味があり、
日本語読みにもそれなりの歴史的な経緯があるわけで、
こうした文字文化の歴史をハナから無視するような考え方は容認できません。
自由とでたらめは違うと思います。

命名は親が子にしてあげる最初のプレゼントだといいます。
生まれてくる子は事前に自分の名前を選べません。
ならば、名前は親が自分のDNAを受け継ぐ我が子に対して
最大限の愛情とこういう人間になってほしいという願いをこめてつけてあげるもので、
これは姓名判断を生業とする私が言うべきないかもしれませんが、
親が精一杯知恵をふりしぼって紡ぎ出した名前ならば、
そこに姓名判断の吉凶などは入り込む余地はないのかもしれません。

でも、もしあなたが名前を考える際に、
少しでも占いの力を参考にしたいと思う場合はお声をかけてください。


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