はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

人間関係ならぬ、人犬関係の構築について5 話しかける

2019年04月08日 00時14分09秒 | いぬ

昨日も書きましたが、この「話しかける」って、かなり効きますね。

顔の表情って、見てるようでそんなに見てないような・・・

それよりも、声のトーンでいろんな情報を仕入れている気がします。

 

いままで、野生のカンが鋭い動物である犬とは、以心伝心、言葉なんか無くても全部伝わるものと思っていました。

イメージは、またマタギと猟犬の関係です。

主人の意図を察して、獲物を効果的に追い込んでいく。

そこに言葉は無い。。。

 

そもそも、これって信頼関係が出来て、何度も経験を積んだ熟練の者たちのことでした・・・

生まれてまだ1年未満の子犬と、普段家に居ないサラリーマンとの関係では、同じになる訳がない。

まだまだこれからなんですね。。。

 

そんなんで以心伝心なんて、有り得ないんですよ、実際のところ。
もう少し分かってくれると思ったのですが。。。無理なんですね~

 

今日も山の中で、あまりに走り回って引っ張るもんだから、わざと転んでみました。

「うわぁー、転んだぁ~」

ゴロン、ゴロン。。。

「うわぁ~」

・・・・。
気にもかけず引っ張るこむぎ・・・

 

「こら!! こむぎ! わし転がっとんのに知らんぷりかい!!」

と、声を荒げて見せると、やっと止まりました。

以前にホントに転んだときは戻ってきて「大丈夫か?」みたいな顔をして戻ってきてくれたのですが・・・

結局相手の感情や状態は、声で判断しているようです。

転んだように見えていても、緊迫感のない叫びでは伝わらないんですね。。。

 

その後の急坂で、ズルっと足が滑った(声は上げていない)ときは、立ち止まって振り返ったので、一応気にかけてくれてはいるようです

 

ともあれ、こちらが何を考え、何を感じているのか、敵意があるのかないのか、怒ってるのか楽しんでるのか、好きなのか嫌がっているのか、全て犬には真摯に話すべきです

意味は分からないかもしれませんが、ちゃんと伝わるはず。

話さないと何も分かりません。

 

人間も、同じですね・・・



最新の画像もっと見る

コメントを投稿