若者世代に人気のグランピングでは、三本指に入るTHE FARMザファーム農園リゾートは、香取市にあり
佐倉市からは1時間、都内からは1時間半で行けるところです。
つまり、宿泊しなくても日帰り出来るところで稼働率70%、リピート率の4~6割の
グランピング(投資1施設250万円、2年でテント15万円は更新)&コテージ(投資1棟800万円)と聞けば、
魅力の元を研究したくなるものです。
しかしながら、流行の延長で作った施設ではなく、株式会社 和郷の代表理事である木内博一氏が
22歳で実家で農業を始めてから28年かけて産直販売、六次産業、科学的根拠に基づいた土づくり、
トレーサビリティ(生産段階から最終消費段階あるいは廃棄段階まで追跡が可能な状態)
食物工場、太陽光利用型工場、規格外野菜のカット野菜化、栄養価が高くて低農薬のほうれん草の冷凍販売、
野菜くずを堆肥にするリサイクル事業、カフェ、お弁当、産直野菜を主力商品に置く「OTENTO」自由が丘のスーパー、
貸農園(手ぶらで農業、年間8万円)、BBQ施設(高校の校外学習で利用できるように300名使用可)
海外進出と環境とニーズにあった農業をする中で、農園リゾートを手掛け10年目(オープンして5年)で黒字化、
世界基準のJGAPの構築、年商60億円のグループの中の宿泊施設なのです。
草ぶえの丘やサンセットヒルズの運営について参考にしたいと視察にきましたが、
佐倉市直営では・・・・・。しかしながら、佐倉市では農業の六次産業化を目指し、貸農園、コテージ、BBQ,地場野菜の販売と
扱っているものはほぼ同じです。直営でも出来ることがあるはずです。環境とニーズに合っているか。
様々な観点から洗い直して事業を組み立てる必要がある・・伸びしろ充分な施設とも言えます。
ご案内くださいました、毛利さん、塩谷さん、お世話になりました。
一度、草ぶえの丘やサンセットヒルズにもいらして下さい。