さくら会では、平成26年度当初予算案について、三つの観点から総合的に検討し
賛成しました。
以下、さくら会会長中村孝治議員の賛成討論です。
「まず第一点目は、市民の安全安心を最優先とした予算編成がなされているか。
継続的に進めておりました小中学校の耐震化を平成27年度までに完了させる
予算としていることや、市民の健康について、新たに「おたふくかぜ」予防接種を
開始することについて評価いたしております。
第二点目は、魅力のある元気な佐倉市づくりを目指しているか。
昨年は、長嶋茂雄さんの市民栄誉賞が話題となり、佐倉の知名度が大きく上がりました。
平成26年度は市制施行60周年記念事業が予定されております。
そのひとつとしてルパン三世をデザインしたご当地ナンバーは、全国的な反響が
ございます。
今後、印旛沼周辺の活性化推進、農業の6次産業化、大学誘致、企業誘致、
観光振興など、佐倉市の継続的な発展につながる施策についてスピード感
を持って取り組むことを望むところでございます。
そして第三点目は、財政の健全性など、市の基礎を支えるための配慮がなされているか。
佐倉市の財政状況は、若干の硬直化は見られるものの、健全性を維持する中で、平成26年度予算では、
計画的な老朽化対策に対して国の予算を有効活用するなど積極的に取り組む姿勢が見られます。
このような取り組みを総合的に勘案し、さくら会といたしましては、議案第1号の平成26年度佐倉市一般会計
予算案について、審査の過程での意見を十分に踏まえ、執行することを強く要望し、賛成いたします。」
「予算案について、審査の過程での意見を十分に踏まえ、執行することを強く要望」とは、敬老会の人件費について
厳しく精査して執行すると、市長から追加説明があり可決しました。
減額補正予算が出されると思いますが、この機会に敬老会のあり方について改めて議論する
必要があります。