今日は六本木ヒルズで開催中のファムテックフェスに参加しました。
ドイツのイダ・ティンさんがフェムテックという言葉を作りました。私たちがファムテックと言う言葉を使っている定義としては、
生理や妊娠、更年期など生物学的女性の特有健康課題を解決するために開発された、テクノロジーを用いたプロダクトですが、
このニッチと言われた部分でフェルマータという企業を起業した方、そのご家族を私は尊敬していまして、その関係で数年前には
軽井沢までアイザックスクールを見学にも行き、今回はフェルマータが主催しているフェムテックフェスに行ってきました。
言葉にできなかったフェムテック分野ですが、女性は世界の中で2分の1の人口。生理の問題、ホルモンの問題、更年期障害と
課題が表に出てきたのは氷山の一角、ほんの一歩前に進んで、未来に居心地良い場所作りを目指しているこのFamtechFesは、
協賛企業を含めスゴイ熱気でした。
PECOさんのトークセッションでは、
子どもだからと誤魔化さないことに心がけ、
ルーチェルさんが父親からの立場、PECOさんが母親からの立場の両方を子どもに伝えたり、生理の意味と生理だから
一緒にお風呂に入れないと日頃がら子どもに伝え、自分の体は自分で大切にすることを小さい頃から教え、子どもの質問、
考えをよく聴き、ベース作りは小さいうちからまず受け入れる「それいいね」から始めるなど孫との会話で役立ちそう。
高橋愛さんの「言葉にできないモヤモヤと今こそ向き合ってみよう」では、
世界には私達のモヤモヤを解決してくれる選択肢がすでに沢山ある事を知る事が出来、
人生100年時代には更年期は幸年期でありレベルアップの時期であると楽しいトークセッションでした。
今や、電気信号で生理痛を和らげることが出来るし、経血から健康状態がわかり、吐く息を利用して妊娠しやすい
時期がわかり、ナプキンで早産のリスクが分かる・・・
多産の頃と比べ現代女性の月経回数が多く人生の中で450回位あり、女性ホルモンの影響が大きいということです。
例えば、5人子どもを産めば産後を含めて、お腹に赤ちゃんがいる間は月経がないので100回以上は月経が少ない分、
女性ホルモンのup&downの影響が少なくなるということです。
平成26年11月定例会で「少子化対策、産みやすく、育てやすいまち」について質問し、政策実現できる環境づくりのために
佐倉市で新生児出生人数の一番多い長岡産婦人科クリニックの長岡先生を本田由佳先生と訪問し産後ケア、電子母子手帳はじめ、
思春期の女の子が来やすいクリニック、不妊治療、女性のからだづくり、卵巣年齢、食育・運動、間違ったダイエット・・・
様々な意見交換をしその後、本田由佳先生の講演会も開催し、佐倉市には、子育て世代包括支援センターが開設され
産後ケアサービスや出産支援タクシーなどが始まり現在も女性の健康政策実現のために取り組んでいます。
働く女性が増え、生理による影響が増加している現代だからこそ自分の身体を知り、専門的で正しい情報を得て様々な
影響を緩やかにすることが大切ですし、気が楽になるのではないかと痛感したフェムテックフェスでした。
#femtechFes