北川フラムさんの講演を日経グローカル主催「アートは地域をひらく」で伺ったのが昨年夏。十日町 津南町で3年に一度開催されている越後妻有芸術祭は、
平成の大合併 1市4町1村合併の是否かから始まったものの、それぞれが閉鎖言語で豪雪地帯ゆえに決してこの地域の連携が取れてなかったので、越後妻有8万人ステキ発見として、地域の魅力再発見写真と言葉のコンテストからスタート。
大地の芸術祭始動。
今までパブリックアートといえば、
公園、空き地→空き家、廃校
はじめは200地域のうち2つのみ協力だったとか。
今日はその学習会。
磯辺行久記念越後妻有清津倉庫美術館では日本列島の成り立ち、地球環境、新潟中越地震、長野北部地震に始まり
磯辺行久、自然と人間の関係がアート
であるというところまで、実に内容
の濃く深い話を伺うところが導入部。
自然と人間の関係性を考えるうえで
土木の美しさを改めて感じることが出来ました。
日本一長い信濃川のS字を瀬替えして
田んぼを増やしていった歴史や、
棚田が土砂崩れの後で、石垣田んぼの成り立ちも伺う。
大地の芸術祭では川はどこへ行った
と、昔の流れに黄色い旗を立てて作品にしたことも。
地名変更の欠点や風の通り道は
やはり人が住まなくなること、
昭和11年施工の東京電力信濃川発電所 、JR東日本宮中取水ダム 、秋山郷 、
清津峡
全く人が来なかったところにも人がやってくるようになった仕組みに感動。
一番の感動は北川フラムさんの芸術祭という作品!
たくさんのことを学ばせて頂きました。
お世話になりありがとうございました。