能登半島地震が発災して数日後に金沢の民間高齢者施設からの要請を受けて
介護タクシーで現地に入った方のお話を伺いました。
行政もほとんど機能していなかった時期で、現地の方の案内がなければ
とてもたどり着けない道路状況の中、救急車は来るけれども運ぶことができない
車いすの方々の移送を5日間担ったそうです。
無論5日間車中泊でお風呂もトイレも無しという悪条件の中、
ひたすら車いすの方々を中心に移送を繰り返したとのことでした。
佐倉市では介護タクシーのご協力で、事前登録制(累計400件の登録)で出産支援タクシーとして
活躍していただいていますが、介護タクシーと佐倉市で災害時の応援協定を結んで
車いすの方、陣痛が来ている妊婦さんを支えてほしいと訴えてきましたが
進展がないので、各地区ごとにすすめていくしかないと思いました。
地震などの災害に備え、まずは自分の自治会から取り掛かろうと思います。