ひどい目にあっています。
風邪はやはり怖いです。
なんとか回復に向かいつつあります。
もう少しの我慢です。
思い出のメモより
つき合っていた彼女に誘われた学園祭。何の考えもなしに行ってみたのが間違いだった。学校に一歩入って棒立ちである。
彼女が通うのは女子大。しかもわたしと十三も違うのだ。学園祭の会場は、まるで場違いの雰囲気に包まれていた。おしゃれな女の子がいっぱい。エスコートされる男性は同世代が多い。その若さが眩しくて気圧された。
迎えてくれた彼女は、そんな光景に無頓着で、私の手を引っ張る。照れ臭くて顔が熱くなった。彼女の友達に紹介されても、相手がどう思っているのかだけが気になってどうしようもない。情けないが焦りに焦った。
優しい彼女はかいがいしく模擬店を回り、焼きそばや、サンドイッチなどを買って来てくれた。眺めていると、あちこちで冷やかされている。どう考えても私のことだった。
食べ物を口にしても味はよくわからない。彼女といった縁日とはまるで違っていた。
その彼女と娘の学園祭を楽しむ昨今だ。
風邪はやはり怖いです。
なんとか回復に向かいつつあります。
もう少しの我慢です。
思い出のメモより
つき合っていた彼女に誘われた学園祭。何の考えもなしに行ってみたのが間違いだった。学校に一歩入って棒立ちである。
彼女が通うのは女子大。しかもわたしと十三も違うのだ。学園祭の会場は、まるで場違いの雰囲気に包まれていた。おしゃれな女の子がいっぱい。エスコートされる男性は同世代が多い。その若さが眩しくて気圧された。
迎えてくれた彼女は、そんな光景に無頓着で、私の手を引っ張る。照れ臭くて顔が熱くなった。彼女の友達に紹介されても、相手がどう思っているのかだけが気になってどうしようもない。情けないが焦りに焦った。
優しい彼女はかいがいしく模擬店を回り、焼きそばや、サンドイッチなどを買って来てくれた。眺めていると、あちこちで冷やかされている。どう考えても私のことだった。
食べ物を口にしても味はよくわからない。彼女といった縁日とはまるで違っていた。
その彼女と娘の学園祭を楽しむ昨今だ。