明け方まで咳が止まらない。
しんどいものです。
前回の風邪の症状の繰り返しです。
治ったかなと思ってから
いやになるほど続いた夜の咳が
思い出されます。
今日も無理はやめときます。
思い出のメモ・2
「餅でも食べるかいのう」
田舎に帰った息子に
好物を食べさせたい
母心だった。
いそいそと支度する母。
母は重そうに
ガラス容器を抱えてくる。
「すぐぜんざい作っちゃるから、
待っちょれ」
母は容器に手を突っ込む。
そして
つまみ出したのは丸餅。
水がしたたり落ちている。
そう!
餅は水につけ込んで
保存しているのだ。
正月が過ぎると、
残った餅は放っておくと
すぐアオカビがつく。
それを防ぐのに、
田舎では
味付けのりが入っていた
ガラス容器を使い、
水を満たし
餅を放り込んでおくのだ。
確かに理に適ったカビ対策である。
ところが
母の場合はいつも手遅れ。
すでにアオカビが
餅にくっついているのに気づいてから、
慌てて保存にかかる。
だからそれ以上は増えなくても、
元のカビはそのままだ。
「こんなもん削りゃベッチョないねん」
母は気にもしない。
すこしかび臭い餅のぜんざいや雑煮に
息子はもう慣れっこである。
しんどいものです。
前回の風邪の症状の繰り返しです。
治ったかなと思ってから
いやになるほど続いた夜の咳が
思い出されます。
今日も無理はやめときます。
思い出のメモ・2
「餅でも食べるかいのう」
田舎に帰った息子に
好物を食べさせたい
母心だった。
いそいそと支度する母。
母は重そうに
ガラス容器を抱えてくる。
「すぐぜんざい作っちゃるから、
待っちょれ」
母は容器に手を突っ込む。
そして
つまみ出したのは丸餅。
水がしたたり落ちている。
そう!
餅は水につけ込んで
保存しているのだ。
正月が過ぎると、
残った餅は放っておくと
すぐアオカビがつく。
それを防ぐのに、
田舎では
味付けのりが入っていた
ガラス容器を使い、
水を満たし
餅を放り込んでおくのだ。
確かに理に適ったカビ対策である。
ところが
母の場合はいつも手遅れ。
すでにアオカビが
餅にくっついているのに気づいてから、
慌てて保存にかかる。
だからそれ以上は増えなくても、
元のカビはそのままだ。
「こんなもん削りゃベッチョないねん」
母は気にもしない。
すこしかび臭い餅のぜんざいや雑煮に
息子はもう慣れっこである。