こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

とうちゃんの子育て

2022年03月23日 03時41分08秒 | 日記
きのう結婚は私にとっては、
奇跡だったといったが、
子育ても奇跡といって過言ではない。
授かった子供4人、
3人は赤ちゃん時代を、
仕事場の棚で過ごしている。
喫茶店の業務をやりながらの子育て、
常連のお客さんにも可愛がってもらい、
「喫茶店っ子」として育った。
末の赤ちゃんを授かった時は、
田舎に失意の帰郷、
ゼロからの共稼ぎに入っていた。
小学校低学年まで、
子育ても夫婦が交代でやってのけた。
夜勤専用で働く私は勤務明けに、
出勤する妻と入れ替わり子育てに。
妻が夕方戻って来てから数時間眠り、
夜勤に出向く日々。
夜型人間の本領発揮だった。
子育ては赤ちゃん中心、
時間が来るとミルクを作り哺乳。
うんちやおしっこのおむつ替え。
手縫い布のおむつを使っていたのを覚えている。
ぐずると寝転がった私の胸に乗っけて、
「夕焼け小焼け~の~赤とんぼ~~♪」とうたってやると、
すぐに眠ってくれるようになった。
それで赤ちゃんに添い寝ができるわけではない。
他の3人の子供たちが、
「まんま」「おしっこ」「おやつ」……と総攻撃。
今思えばあの過酷な子育て期を、
よくぞ乗り越えられたもの。
巣立ってくれた子供たちを思うにつけ、
やはりあれも奇跡だったんだと信じて疑わない。
イクメンの先取りも、男女共同参画の実践も、
私に甲斐性がなかったというに過ぎないのだけど。(ため息)
あの子育てをやってのけた体力も気力も、
もうなくしてしまったじいじは、
孫の世話にも悪戦苦闘している。(苦笑)

畑が冬バージョンから春バージョンに変わりつつある。
また草刈りに追われる日々が、
畑を眺めながら覚悟を決める私だった。
コメント
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