こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

老人のあがき

2021年02月18日 12時07分47秒 | 日記
郵便局から帰ったばかり。
400字詰め7枚の原稿は、
94円の切手が貼られて、
あっけなく投函となった。
昨夕5時からかかりっきりで
ようやく書き上がったものなのに、
あまりもあっけない。
しかし、
目の老化と頭の認知度の鈍化はきつい。
原稿を書くよりも、
読んで見直す方がきつい。
目をモニター画面にくっ付けて修正点を探すが、
いやはやすべてを投げ出してしまいたくなる。

それでも徹夜で仕上げた原稿は愛おしい。
丁寧に折り畳み、
慎重に角封筒に封じ込む。

結果はどうでもよい。
書き上げたことに満足する老人になってしまったのだ。(笑い)

ではおやすみなさい。
おっと源ちゃんが呼んでいる。
散歩とお相手も大事だもんな。(ウン!)
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思いやりの日々

2021年02月17日 01時06分20秒 | 日記
長年の夢、喫茶店独立を果たして三年目。やっと軌道に乗りはじめ、これからと言うときに、思わぬ障害が次々と見舞った。
 最も手痛かった娘の大病。生後三ヶ月で高熱を発した。風邪と診断されほっとしたものの、高熱は収まらない。小児科医院を駆け巡りやっと判明した『川崎病』。長期入院である。
 妻と二人三脚で喫茶店を切り盛りしていたのに、その不可欠なパートナーが子どもの入院に付き添わなければならなくなった。慌ててアルバイトを募集したが、すぐ間に合う状態ではない。毎日の仕事をこなすのが優先だった。アルバイトが来てくれるまで、なんとか一人で今日を乗りきなければと気負った。
「マスター、これあそこのお客さんやね。持っていったるわ」
 カウンターに座っていた常連の女性客だった。朝のモーニングタイム、目の回る忙しさを必死で答えようとしている私の姿を見ておられなくなったらしい。
「うん。お願いできるやろか?」「まかしといて、人扱うのプロなんだから」
 言葉通り彼女の働きは文句のつけようがなかった。いちばん忙しい三十分を乗り切れたのは、彼女のおかげだと言っていい。
「じゃあ、仕事だから、行きます。店も落ち着いたし、いいよね」「もちろん。ありがとう」
 彼女は近くのYMCA水泳教室の指導コーチだ。仕事場に入る前に必ず珈琲を飲みに来店する常連のお客さん。スポーツレディらしくガッシリした体格で気さくな女性である。
「今日は忙しかったね、マスター」「うん。おかげで助かったよ」「赤ちゃん、大丈夫?」
 仕事帰りに顔を見せた彼女は私が抱える事情を知っていた。カウンターで妻といつも楽しく話しているから、聞かされたのだろう。
「しばらく、あの時間手伝うね。アルバイトじゃないから確約できないけど。毎朝寄るんだから、ついでよ」
 彼女は快活に笑った。
「でも悪いよ、お客さんにそんなことさせちゃ」「気にしない。マスターは美味しいコーヒーを作ってくれればいいの」「そうか…」
 話は弾んだ。彼女は神戸から通っている。二十年前大震災で被害を受けた長田育ち。実家は焼けてしまったが、家族は無事だった。
「みんな、どんなことでも困っていたら助け合ったんだ。避難所はみんな家族なんだよ」
 彼女の笑顔は、そんな環境で育まれたに違いない。悲劇を垣間見た強さが根拠にある。
「マスターだって困っている人がいたらほっとけないでしょう?」
 頷いたが胸中複雑だった。手を差し伸べるのは確かだが、それを徹底できる自信はない。
「また明日」清々しい笑顔を絶やさず彼女は去った。その強さと優しさは本物だった。
 カウンターで妻と楽しげに談笑を交わす彼女。妻の復帰でゆとりを取り戻した私。彼女らへ美味いコーヒーを淹れる。いい香りが店内を満たす。ささやかな幸せがあった。

 
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嚙み嚙み、ハグハグ、ク~ン!

2021年02月16日 02時46分37秒 | 日記
14日にあった源ちゃんの兄弟会。
母親も参加して
源ちゃんをいれて6匹の兄弟が集った。
加古川河川敷の中州の一角にある、
水たまりのあるエリアを舞台に
久しぶりの兄弟のふれあいシーンが実現したそうだ。
実は私は参加できず、
妻から間接的に聞くだけだが、
それなりに源ちゃんは楽しんだらしい。
ただ源ちゃんは一番小柄で、
他の兄弟は総じて大きかったとか。
中でも唯一の女の子は、
源ちゃんの2倍はある堂々たる体躯。
母親にそっくりという。
ところで源ちゃん、やはり大人しかった。
飼い主に似たのだろうか、
兄弟とはしゃぐのもやや控えめ。
すぐに妻の足元へ飛んでくる。

いろいろあったが、当日は結構あったかい日。
池と見間違う水たまりを駆け回ったのだ。
源ちゃんの祖父が泳ぎが上手らしく、
次の機会は彼も参加して、
源ちゃんたちに泳ぎを享受してくれる話になった。

話を聞きながら源ちゃんの姿を想像する私に、
体を摺り寄せてきた源ちゃん。
我が家に来て最初にプレゼントした噛み噛みグッズを、
はぐはぐやっている。
こちらが立ち上がると、
敏捷な動きで私の腕に足を絡めたり、
上着の裾を加えて引っ張り出す。
甘えん坊なところがグッとくる。
思わず抱きしめてしまった。
これがいけないんだろうなと思っても、
やめられない止まらない~♪である。(大笑い)
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ふるさと川柳募集中!

2021年02月15日 01時59分59秒 | 日記
今現在手元に入った「ふるさと川柳」の
応募作品を整理してみた。
東京、北海道などまさに全国から、
送信されてきた作品である。
コロナ禍とあって
コロナを詠んだ句も多い。
勿論故郷に思いを寄せたものも見られる。
28日の締め切りまで、
どれだけの作品が集まるか、
ワクワク、そしてハラハラしっぱなしである。
応募された作品は3月中旬から、
ねひめ広場の展示コーナーで全作品(不適切な表現作品はカットします)
を展示、
加西市民の皆さんに投票を頂き、
ふるさと大賞他優秀作品を選ぶことになります。
ぜひ皆さんも一票投じてくださいませ。




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加古川河川敷へ

2021年02月14日 01時56分44秒 | 日記
きのうは源ちゃんを連れて
加古川の河川敷へ遠征。
源ちゃんの兄弟と親の4か月ぶりの再会を、
日曜日に計画されたので、
その下見にと源ちゃんを連れて、
夫婦そろって出かけた。
実は加古川、
いまのわたしの原点を見つけた地である。
駅前の書店に6年ほど勤務、
加古川市民にもなり、
働きながらアマチュア劇団活動に参加、
しかも初恋と苦い初失恋を味わった、
忘れることのできない地である。
後に「我が町加古川」のエッセー公募で賞を頂いている。
まさかまたまた訪れる機会がああるとは。
源ちゃんのおかげといっていいかな。
しかし加古川の河川敷の広さと言ったら感動ものである。
中州に公園も何か所かあって盛況である。
さて源ちゃんはどんな反応を見せてくれたのか、
また改めて書いてみます。
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孫の成長じいじ戸惑う

2021年02月13日 02時04分23秒 | 日記
コロナで緊急事態宣言あが出てから、
会えずじまいだった孫二人を、
久しぶりに預かった。
しばらく会わないと驚くほどの成長ぶりである。
源ちゃんの成長ぶりにはかなわないが、
孫らの成長も面食らわせられた。
戸惑ったのはふたりの性格が全く違ってきていたことだ。
上の孫はインドア、下はアウトドアといっていいだろう。
田舎道の散歩も下の孫ははしゃぎまわるが、
もう一人はあまり楽しまない。
家の中で読書、お絵かき、
ごっこ遊びに興じるのが好きなのだ。
近くのドッグランへみんなで出向いた時、
その差は歴然たる形に現れた。
源ちゃんが走り回るだけで、
悲鳴を上げて私にしがみつく上の孫。
下のは源ちゃんが走りよると「ヨチヨチ」
頭を撫でて楽しそうだ。
こういう時、お世話係であるじいじは非常に困る。
「べっちょない、爺がまもっちゃる」
「源ちゃん、〇〇ちゃんがだいすきみたいやんか」
子の使い分け、ない知恵を絞り出して、
ふたりの孫の間を立ち回らうことになる。
いまでさえ高難度の対応を余儀なくされるのに、
孫らが小学校に上がるようになると、
はてさてじいじはどうすれば……!(笑)
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飛ばそう!紙飛行機

2021年02月12日 02時03分42秒 | 日記
10日、「ねひめ広場運営会議」に出席。
緊急事態宣言下で、
いつもより1時間短縮となったが、
参加者のポジテブ姿勢は頼もしい限り。
1月の恒例カレンダー市も盛況との報告。
限られた条件の中、
3月にイベントを企画。
「自由に飛ばそう!ネヒメ広場で紙飛行機」
と銘打っている。
屋内の広い感染対策をした場所で、
子供を中心に、
紙芝居を思いっきり飛ばして
遊ぼうという催しである。
しばしコロナを忘れて
親子家族で楽しんでもらいたいと願う。
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寒い冬のお弁当

2021年02月11日 03時13分15秒 | 日記
暖かくなっているらしいが、
家にこもっていると、
外にいるより結構寒い。
コロナで外に出るのも怖いし、
(根っからの臆病ったれなんです。笑)
ここ何日か雨の関係もあってこもりがち。
さてお昼をと腰を上げるが、
目の前にあるのは冷飯と残り物の総菜。
レンジであっためるのも面倒な気分で、
冷たいごはんを食べたがなんとも味気ない。
レンジのなかった昔はどうしてたんだろうな?
とりとめもない考えが頭をよぎる。
お茶漬け、汁かけ……、
蒸すなんてよほどのことがないとやらなかったっけ。
そうそう村の小学校は、
冬の間ボイラー室で弁当をあっためていたんじゃなかったかな。
朝登校すると、
日直当番がみんなの弁当を集めて箱に詰め
ボイラー室へ運ぶのだ。
お昼の時間にボイラー室から持ち帰った
アルマイトの弁当箱は触れないほど熱くなっている。
(アツッ!)とくれば耳たぶを指でつかむ応急措置を取った。
何とか弁当箱の蓋を取ると、ふわ~っと湯気が顔を襲った。
同時にあの匂いが鼻に来る。
「こうこ」(たくあんのこと)の匂いだ。これが嫌いだった。
自家製のまっ黄色いこうこは、
弁当には必ず入っていた。
いつも我慢しながら食べたものだったなあ。(笑)
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まちライブラリー通信更新

2021年02月10日 01時43分04秒 | 日記
まちライブラリー通信の最新版を発行。
といっても兵庫県は緊急事態宣言中。
加西市の感染者も新聞発表で100人とあって、
市内イベントはままならない状態なので、
今回の通信は「源ちゃん特集」にしてしまった。
当まちライブラリーのアイドルにしたいので、
とにかくアピールです。
裏面は「ふるさと川柳募集」へ応募の呼びかけ。
2月28日締め切りなので、
川柳っ気のある方だけではなく、
575で遊びたいと思われた方の応募も大歓迎です。
「公募ガイド」「登竜門」で情報発信できたおかげで、
東京をはじめとした各地からの応募作品が届いています。
2月の加西市広報誌に公募案内を掲載頂いたので、
地元加西のみなさんの作品を期待しています。

さあ明日から通信の配布です。
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春探し

2021年02月09日 10時11分53秒 | 日記
あいもかわらず、
せっせせっせと、
ハグハグ花をならしながら、
穴掘りに懸命な源ちゃん。
何を見つけようとしているんだろう?
まさか!って夢見る私。
花咲か爺さんにしてくれるのかい、源ちゃん。
でももういいよ。
十分幸せなんだから。
これ以上は要らない。
なんてカッコつけてるけど、
お金はあった方がいいよなあ。(笑い)
ここ掘れ、そこ掘れ、いやいやこっちかな。(大笑)
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