難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

中途失聴・難聴者対象手話講習会35年の積み重ねから見えてきたもの。

2011年07月26日 18時42分27秒 | エンパワメント
日曜日の協会の例会は、東京都の中途失聴・難聴者向け手話講習会が昭和50年に開講して以来35年、36年目になる中で、開講した時のいきさつ、長く手話講習会に関わった方、助手や要約筆記を担った方々から、それぞれお話を伺った。

特に、昭和50年に始まった時にその目的が孤立した難聴者に手をさしのべること、難聴者の障害受容、自覚を促すこととされていたことを聞いて、この講習会の原点が確認できたのは良かった。

休憩後、参加者に「皆さんは中途失聴・難聴者手話講習会から何を学びましたか」と問いかけ、4人の方の報告と参加者の多くの意見から難聴者向け手話講習会は、一つは「難聴者」になること、もう一つは「仲間を作ること」と整理してみた。

「難聴者」とはただの耳の遠い人ではなく、人から話しかけられることに怯えている人ではなく、自分に自信がなくした人ではなく、難聴であることを自己理解(自己覚知)し、一人の人間としての権利を自覚した人のことであり、難聴によって断ち切られた家族や周囲の人との関係を仲間と友だちになること(関係の再構築)を指す。

中途失聴・難聴者向け手話講習会のカリキュラムは、2つの要素を持つことになる。
つまり、一人の自覚した難聴者として自立していくための支援プログラムと日本語手話獲得のカリキュラムが互いに絡み合いながら実践されていく。

中途失聴・難聴者対象手話講習会の指導者はまさに「中途失聴・難聴者の支援の専門性」、「日本語手話獲得指導技術の専門性」を身につける必要がある。

この研究は今年度で2年目になる。いよいよ指導目標と学習単元の検討に入る。

ラビット 記

東京の難聴、ろう団体青年部のポスターセッション

2011年07月18日 17時44分26秒 | エンパワメント

自立支援センター祭りの企画の一つとして、難聴者協会青年部と東聴連青年部のポスターセッションが開かれた。

参加者から話し合いたいテーマを出してもらい、そのテーマごとに意見、要望、結論、参考にわけて、模造紙にポストイットで貼っていきながら議論を進める方法。

結婚や人間関係、青年部活動などのテーマは共通のようだ。共通の意見や考え方もあれば違うものもある。

社会に働きかける、理解を求めるなど社会変革の視点もあったのが良かった。

ラビット 記

難聴「者」になることが人権保障

2011年07月11日 22時13分58秒 | エンパワメント

難聴者は、いろいろ教えられたり体験したりして学ぶことで『難聴「者」』になる。
たいていは教えられることはなく、自分で試行錯誤し苦闘して苦悩して、学び取ることになる。
難聴者になるためのカリキュラムもなければテキストも教師もいない。
ろう学校のようにロールモデルになる人にも出会わない。
何せ、難聴の状態の体験は共有できない。

もっと難聴になったら、系統的に自分のことがわかり、自分を卑下することなく自尊感情を高める術を身につけられ、人と接するための能力が高められる場が必要だ。
1970年代、「老人大学」運動から学んだ「難聴者大学」が各地で開かれていた。

一人の人としての人権意識を持って社会に挑戦することを支援する組織と出会い、思うがままに行動することが可能となる人との繋がりをリアルと電子空間で構築し、無意識の行為が相互に人格を高め合うような難聴者。

これが難聴者の人権保障。

ラビット 記
※あっ、あそこの「ごはんBAR SHIEN」だ。
通勤時はいつも閉まっているのにいつ客が来るのかと思っていた。出退社時間が開店時間に合わなかったのだ。あさのごはんBARと昨夜テレビで見たごはんBAR。
http://chofu.com/units/36243/gohanbar_shien/

難聴者の関係性の障害について(2)

2011年07月05日 19時55分16秒 | エンパワメント
人と関わりにくい障害を持っている難聴者にどのような支援が考えられるか、考えてみた。

まずは、1対1でもグループの中でもきちんとコミュニケーションの出来るようにすることが第一だろう。
正面から向き合う、静かな場所で話す、筆談や手話で伝える。要約筆記や手話通訳を利用する。
相手にあった方法を状況に応じてその都度選択する。
少しづつでも確実なコミュニケーションを積み重ねることが大切だ。
コミュニケーションが出来たこと(成就体験)の積み重ねが自分に対する自信になるからだ。

その次には、難聴者に接する態度が重要だ。聞こえないことに引け目を感じさせないよう、相手をそのまま受容する態度を示さなければならない。それは笑顔だ。障害を持つ相手と接するには対人援助技術が必要になる。

難聴者対象の手話講習会も青年部の茶話会も協会の例会は関係性を改善するのに良い機会となる。同じ難聴の人と接することは親しみが持てるからだ。自分の殻に閉じこもっていた難聴者が他人と話を始める。社会の中で失われていた人とのつながりを持ち始めたということだ。
同じ仲間との関係が深まればそれは次第に家族や友人、同僚、地域の人と広がる可能性がある。

講師や助手、リーダーは、難聴者の自立の観点からその集まりの目的と効果を理解していればより豊かな支援が出来る。

ラビット 記

手話を学ぶ難聴者が増えている。

2011年07月03日 08時49分05秒 | エンパワメント
手話を学ぶ難聴者は増えています。東京では毎週東京都主催の中途失聴・難聴者対象手話講習会が7クラス、協会主催の同講習会が4クラス、合計11クラスも開かれています。他に難聴者の手話サークルが4つ以上。地域の難聴者手話サークルはもっとあります。70代、80代の受講生が大勢います。

難聴者は講習会で手話を学ぶのではなく、手話を学ぶことを通じて自分のコミュニケーションの(障害)状態を知り、失われた社会との関係性をクラスメートと復活させていきます。そのことが自信となって社会とのつながりも回復していきます。

自立の支援が目的ですので個々に評価をします。難聴者対象の手話講習会では手話の表現技術は評価基準にならず、毎週通ってくる、相手の視線を見ることが出来るようになる、分からない時に分からないと言える、手話が通じなければ筆談をするようになる、表情が明るくなるなどの変化を指標として評価します。
手話を使っている時にコミュニケーションの成立に気を使っているかどうかが大事です。
手話を新しく言語として学ぶのではなく、コミュニケーション方法として学ぶことがポイントです。

ラビット 記

地域生活支援事業の「社会生活力」の向上は

2011年02月06日 02時37分32秒 | エンパワメント
総合的なリハビリテーションというのは下記の各分野の
リハビリテーションの連携したリハビリテーションという理解。
聴覚補償訓練=身体リハビリテーション
補聴器装用、人工内耳装用=医学的リハビリテーション
社会生活力を身につけること=教育リハビリテーション
職業能力の開発(再開発)=職業的リハビリテーション
社会の理解と環境改善=社会リハビリテーション
社会生活力は、自立支援法の相談支援事業(地域生活支援事業)
の中にあります。
「2006年度から「障害者自立支援法」が施行され、訓練等給付の一つとして「自立訓練」が設けられており、市町村の事業である「地域生活支援事業」の相談支援事業には、「社会生活力」を高める支援を実施することがあげられており、益々その重要性が強調されています。」
リハビリテーション連携科学学会社会リハビリテーション研究会web
地域生活支援の相談支援事業の実施要項より
3 事業の具体的内容
(1)福祉サービスの利用援助(情報提供、相談等)
(2)社会資源を活用するための支援(各種支援施策に関する助言・指導等)
(3)社会生活力を高めるための支援
(4)ピアカウンセリング
(5)権利の擁護のために必要な援助
(6)専門機関の紹介
(7)地域自立支援協議会の運営 等

脳性麻痺の同僚の支援は?

2010年12月29日 13時09分31秒 | エンパワメント
年度始めから自宅勤務になってしまった脳性麻痺の同僚のことが頭を離れない。

頸椎と腰椎の大手術から出勤できるようにまでなったが歩行バランスを崩しやすいことや左右の手指拘縮による作業の困難性から、会社による偏見と誤解が労働権まで奪ってしまった。

脳性麻痺は運動機能障害だがその歩行や構音障害のために人格まで偏見を持たれやすい。
話してみると「イイヤツ」なのだ。こちらが聞こえないと金釘文字で筆談してくれる。
会議に派遣されていたノートテイクを見て、大学時代にノートテイクが欲しかったといっていた。そうかと二次障害に気づいたこともあった。
彼は社会福祉を学んでいた。1970年代だ。

もう仕事納めになってしまったが彼の家で一杯飲む約束が果たせていない。


ラビット 記

補聴器装用の心理的サポート

2010年12月10日 23時03分18秒 | エンパワメント
補聴器の聞こえは心理的な側面が大きい。

難聴者は難聴になって社会や家庭の中で聞こえない不便、苦労、疎外感などいろいろな問題を抱えてから、補聴器を使い始める。
難聴になってすぐ装用する難聴者はほとんどいないのではないか。

そのため、補聴器を装用するにあたって、自身の心理的状態は決して前向きとは言えない。
社会の中で補聴器装用に対するイメージは決して良いものではなく、難聴に対する理解も少ないからだ。
社会の理解があれば何もそこまで補聴器を小さくして目立たなくする必要がない。

補聴器を使うことが社会の関わりを深めること、自身に対する自信の回復になることなどを理解する必要がある。
また補聴器を使うためには、環境や相手の話し方なども聞きやすいようにし向ける必要がある。
また自分に気持ちよく対応してもらうためにはアサーティブなアプローチ方法も学ばなければならない。

難聴者は、自分と他人に理解しにくい特徴も持っている上個々に難聴になる経過が異なるので支援が受けにくい。

補聴器を使うことが自分と社会をも変える力にもなることを多くの難聴者に知ってもらいたい。


ラビット 記
※ハーマイオニーさん提供の写真。

中途失聴・難聴者の手話を学ぶ目的

2010年10月26日 19時47分35秒 | エンパワメント
中途失聴・難聴者が手話を学ぶ目的は何か。

実際に受講している人、指導に当たっている人々が寄せた内容を整理して、まとめてみた。

筆談・読話を補うもう一つのコミュニケーション方法を身につけること、自分自身を取り戻すこと、再び人間関係を築いて仲間を得ること、社会と関わる意欲を持つことなどがあげられた。

これは、協会内でまとめて公表していくことになる。


ラビット 記

難聴者のピアメンター、ピアメンターの難聴者

2010年10月22日 12時41分59秒 | エンパワメント
「難聴者のピアメンター」は難聴者に対するピアメンターのことを指し、「ピアメンターの難聴者」はピアメンタリングする難聴者のことを指す。

ピアメンタリングは専門的な技術であるカウンセリングやケースワークを行うのではなく、同じ難聴者から難聴者としての姿勢(意識、考え方)、コミュニケーション方法、支援サービスの利用方法などを助言する。
同じ難聴者の立場で行う活動であり、自己決定権の尊重するためにも、「指導」とは言わない。

ピアメンタリングを受けたい難聴者、受ける必要のある難聴者は、本人が自覚しているいないに関わらず多いと思う。
難聴者協会のような難聴者自助組織もあれば、高齢者福祉施設の利用者に難聴者もいる。
ただ普通難聴者自身は他の難聴者に出会うことが難しい。難聴は外見でわからない障害であること、コミュニケーションの障害であり自ら言いにくい障害、自覚しにくい障害であるためだ。
そのため、ピアメンタリングを受ける機会が少ない。

しかし、ピアメンターとしての難聴者はいないのかというと、ピアメンタリングを意識していないけれども実際には行っている難聴者は多い。難聴者組織のリーダー、役員などだ。
ピアメンタリングとは何か、必要な知識や技術を体系的に学んだわけではないが自然と身につけている。

良いピアメンタリングの出来る難聴者は協会やサークル役員や講師などをしていることが多い。
中途失聴・難聴者向け手話講習会の講師、助手などのスタッフ。同じく中途失聴・難聴者向け読話講習会の講師。

難聴者のピアメンターに求められる資質、必要な知識、支援技術などを明確にしたものはまだない。
全難聴の協会対外啓発活動のコンペを行った事業報告書にその必要性を説いたものが載っている。

東京都の中途失聴・難聴者向け手話講習会のスタッフの半分は難聴者であり、現在中途失聴・難聴者対象の手話の指導方法、対人援助のあり方を検討を続けているがピアメンターの役割を自覚している。

ピアメンターの助言を受けることも制度化されるように、全難聴ではピアメンターの役割も担う「新奉仕員」養成事業の補助金申請を行っているが残念ながら落選した。


ラビット 記

難聴者に「障害受容」は必要か?

2010年10月20日 22時45分14秒 | エンパワメント
今日の勉強会は、「自立」がテーマだった。

中途失聴・難聴者向け手話講習会の位置づけを難聴者等が手話を学ぶことを通じて自立することを支援することとしたが、その「自立」とは何かということになった。

その議論の中で、障害受容と自立は一緒、裏表とかの考えが出された。
障害受容というと障害にだけ着目し、それも障害を持つ人にのみ「受容」を強いるのは不自然として、人間全体の理解をするという考え方に転換しなければならないのではと説明した。
つまり、その人全体を理解する中で機能障害も持っているということであり、機能障害がその人のすべてではないということだ。

今は「障害者制度改革の基本的な方向」の閣議決定文書の中にも「障害は社会との関わりのあり方によって決定される」と書かれるぐらいだから、障害の受容を障害者側に求めるのではなく社会に求める必要がある。これは「障害の社会的受容」と言われている。

自立とは、身辺動作ができることでも経済的自立でもなく、自分の生活、生き方に対する自己決定が出来、社会に何らかの役割を持って活動できることとした。


ラビット 記

乳児期からの失聴が人格形成になぜ影響を与えるか(2)

2010年10月19日 20時47分51秒 | エンパワメント
本考察は、メモとしておく。

【展開】
学童期は、図書館の本を借りまくって読んでいた。中学校の図書館には「言語生活」があり、ちまたの言葉のエピソードが載っていて、むさぼるように読んだ。

漢字や熟語の読みは正しいとは言えない。記号のように視覚的シンボルだったのかもしれない。
高校受験時の音楽の試験に出る楽譜は音符のパターンで曲を覚えた。音はイメージできないからだ。

「トム・ソーヤの大冒険」、「ドゥリットル先生と愉快な仲間たち」、「シャーロックホームズの冒険」、「海底8万マイル」、「地底大旅行」、「24の瞳」、「千夜一夜物語」(大人向け)、国民大百科事典(平凡社)、「南総里見八犬伝」・・・
タイトルは定かでないのもあるがわくわく、どきどきはらはらは覚えている。

【結論】
本から得た言葉は書記言語であり、会話文であっても声の抑揚も調子もない。生の会話で得られる脳への刺激とは違ったものだろう。

家庭や学校、地域の中で音声によるコミュニケーションがほとんど成立していなかった期間が長いと、自己洞察力、自己表現力、寛容性、忍耐力、その他の能力が十分に身につかず、人格形成が歪んだ。


ラビット 記

乳児期からの失聴が人格形成になぜ影響を与えるか(1)

2010年10月19日 20時47分28秒 | エンパワメント
【命題】
乳幼児期から感音性難聴でしかも進行性で、親、家族、教師、学友の声が聞こえないまま学童期、青年期を過ごしてきた。
このことは、人格形成に大きな影響を与えるという。

【推理】
なぜか。
人との会話は、相手との人間関係も含めて、豊かな内容を持つので、その有無や量、質ともに人格形成に大きな影響を与える。

この時期に生きた会話が脳にインプットされていなかったということは言葉や知識の蓄積もさることながら、感情や感性の発達、思考の訓練が出来ていなかったことになる。

言葉を受け取った時に、そのメッセージは意味の伝達だから、メッセージの意味理解を通じて、自身の中に思考が生じる。
自身の中に新たな理解や知識が追加されることで脳細胞は興奮する。喜怒哀楽につながる。

【検証】
乳児期に高熱が元で難聴になり、学童期にタ行、サ行の発音が不明瞭だったということはその頃までも難聴だったことが伺われる。これは感音性の難聴だ。

親や兄弟の語りかけもほとんど理解できていなかったのではないか。補聴器をしていた時でも隣で交わされている会話が分からないということは、聴力が今より良かったとしても感音性の難聴であれば虫食い状態にしか聞こえていなかったはずだ。

確かに親や兄弟、親戚、教師、学友の顔は思い浮かべても声や言葉がまるで浮かばない。
いわゆる心に響く言葉を聞いた記憶がない、人に何か言われて怒ったり、喜んだりした経験はほとんどない。
(続く)


ラビット 記

同じ難聴者の受講生 難聴者の社会福祉の学習

2010年10月10日 19時13分17秒 | エンパワメント
来年の国家試験や修了後のガイダンスを受けていると、シルバーの補聴器をした男性がいた。

実習が終わったかどうか講師が聞いた時、補聴器を着け直したりしていた。

この3年間、補聴器をした受講生は東京会場では70を過ぎた高齢の男性しか見なかったので驚いた。
カリキュラムの変更で、スクーリングの会場が地方では実施されず、岩手、宮城、山梨などからも来ていたので他の県で受講されていたのだろう。

15万人も受験するから難聴者ももっといるはずだ。
こうした仲間を集め、介護福祉士の資格を生かした難聴者のエンパワメント支援事業を始めたい。


ラビット 記

東京都の中途失聴・難聴者向け手話講習会募集中

2010年09月27日 21時58分16秒 | エンパワメント
現在、東京都の難聴者、中途失聴者対象の手話講習会の受講生を募集している。
会場は多摩地区は国立市で、区内は港区。
港区は夜間金曜の開講。多摩は昼間の開講。

難聴者、中途失聴者を対象にした手話講習会なので、健聴者向けと全く違う講習会。
聞こえる人は言葉として手話を学ぶがこの難聴者、中途失聴者対象の場合は手話を同障者とともに学ぶ中で難聴者、中途失聴者自身が自立する力を身につけることが目的。

自立というのは、自分の障害を理解し、いろいろなコミュニケーション方法を用いること、自分を表現すること、社会資源を利用して社会参加ができるようになることを指す。

そのため、最初に手話に接する入門クラスの講師は必ず難聴者が担当する。

この手話講習会は東京都主催で2年間、協会主催で1年間、最長3年間継続して受講できるのが特徴の一つ。
障害の受容にはそれだけ時間がかかるから。


ラビット 記

※マクドナルドの100円マックに100円のシャカシャカチキンを挟んだ手製ダブルミートバーガーは200円。

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東京都中途失聴・難聴者手話講習会のご案内
主催 : 東京都福祉保健局自立生活支援課


平成22年度後期 聞こえない・聞こえにくい方のための手話講習会を開催します。

今年度後期「多摩会場」での募集は、入門・初級・中級クラスです。
 入門クラスには要約筆記という文字通訳がつき、講師の話がスクリーンに映し出されますので、聞こえなくても安心して学ぶことができます。 
 また、ご家族もご一緒に受講できます。
入門クラスはみなさんと同じ難聴者が担当します。難聴者どうしで楽しく学びましょう。
 来年度は入門クラスがありませんので、この機会にぜひ、お申し込みください。


【講習期間】 平成22年10月8日~平成23年3月18日
       *毎週金曜日 全22回
  
【時   間】 13時30分~15時30分

【場   所】 東京都多摩障害者スポーツセンター集会室
       JR中央線国立駅からバス10分
       JR南武線谷保駅から徒歩10分
   
【受講料】 無料、別途テキスト代 1300円(お持ちでない方のみ)

【申込締切】 平成22年9月30日
(締切り日後でも、受講ご希望の方は下記にお問合せください)

【申込方法】 名前、住所、電話番号・FAX番号を明記のうえ下記まで申し込む。

お問合せ先
特定非営利活動法人 東京都中途失聴・難聴者協会
事務局  FAX 03-5919-2563
     TEL 03-5919-2421