難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

地デジテレビの字幕の背景色について

2011年01月05日 22時00分28秒 | 機器について

地デジテレビの字幕の背景色について、問い合わせがあったが放送局関係者から説明を頂いた。

「お返事が遅れまして、大変失礼致しました。
お問い合わせの件ですが、字幕背景色が半透明で表示される仕組みは、下記の2通りがあるようです。

①放送事業者側の設定によるケース。
私達が字幕データを作成する際に、字幕背景色を設定します。
基本は「半透明(薄いグレー)」で、シーン(画面の状況)によっては「黒」を選択します。

NHKの字幕背景色も、以前は黒が主体でしたが、昨年からは半透明を基本にしているようです。

②メーカー・製品側の設定によるケース。
デジタルテレビでは、表示できる色も輝度(明るさ)も、アナログでは比べものにならない種類があります。
そのため、メーカ・製品による“色み”や“輝度”の設定の差が、字幕背景色に反映されることも良くあるようです。

例えば、アナログでは真っ黒に見える字幕背景色が、デジタルでは濃い半透明(薄っすら透けて、背景の映像が見える状態)で表示されることもあります。

また、これはアナログテレビでも良くありましたが、テレビ個体の画面輝度設定(明るさ)が暗めだと、半透明の字幕背景色が黒に見えることもあります。

尚、メーカによる設定の差や、どのメーカ・製品の字幕表示が見やすいかということにつきましては、情報不足でお答えできません。」

というものだ。返事が遅れてしまったが電気店で各メーカーのの字幕をオンにして見比べると良いと思います。客のいない遅い時間とかが良いかも。

いまは安いテレビもでているが字幕がそのように見えるか確認が必要かもしれない。

1月2日の箱根駅伝の字幕放送では片方は半透明にもう一方は背景が黒く見える。
放送は日本テレビ、日立Woo32HR-01、2008年製。


ラビット 記 _ _ 12/28に以下のメッセージを受け取っていた。 「初めましてammontestと申します。 僕も難聴が有り最近補聴器をつけ始めました。ラビットさんが仰っていた人と会話するとき自分の頭の中は高速回転をしていると言う表現が凄く共感出来ます。 聞こえなくて何度返答違い発言をして恥をかいたことか分かりません。難聴はコミュニケーション障害と言うのは全くその通りだと感じています。  さて長くなりましたがラビットさんにお聞きしたいことがあり連絡致しました。それは地デジのことです。テレビにも色々な商品が有りますが、字幕が半透明に対応しているメーカーを教えて頂けないでしょうか。 店員に聞いてもそこまでは把握しておらず場が白けて納得の行く回答が得られません。 そこでラビットさんなら前の記事に半透明の事を書いてらしたので何かご存じではないかと思いました。 メーカー名だけでも結構ですのでお勧めのテレビが有ったら教えて頂けないでしょうか。年末の忙しいときにご連絡した事をお許しください。どうか宜しくお願いします。」 ----------------- sent from W-ZERO3

補聴器と人工内耳装用者に朗報!

2010年12月30日 16時06分03秒 | 機器について
厚生労働省が、補聴器のFM型送受信器に関わる告示を出している。

これは、FM受信機内蔵補聴器が製造中止になっているので、その替わりに補聴器に受信機をオーディオシューで装着するかまたは手持ち型のFM受信機をネックループなどで補聴器のT回路で聞く方法で、FM送受信機能を行えるような機器が支給になったということだ。

○障害者自立支援法の自立支援給付の補装具給付事業。
○補装具なので、医師の診断書が要る。
○診断書は有料。
○福祉事務所、障害福祉課で申請手続きをする。
○従来自立支援給付の補聴器の申請をしていなかった人も対象になる。新規扱い。
○耳かけ式以外の補聴器、アナログ、デジタル補聴器とも、人工内耳も対象になる。
○身体障害者手帳保持が必要。
○補聴用周波数の電波に対応したもの


ラビット 記
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
>> 個人用補聴システム(磁気ループとワイヤレス送受信器)は、補装具として今年の4月から新電波帯用も含めて、支給されます。
>> 申請いただければ、医師の意見書を付けて書類審査で交付を受けることができます。

2.補装具の種目、購入又は修理に要する費用の額の算定等に関する基準H18.9.20
厚生労働省告示第528号の一部を改正する第4次改正H22.3.31厚生労働省告示第124号

(1)別表 購入:補聴器
備考
重度難聴用耳かけ型でFM型受信機、オーディオシュー、FM型用ワイヤレスマイクを必要とする場合は、修理基準の表に掲げる交換の額の範囲で必要な額を加算すること。

(2)別表 修理基準表(FM型:新周波数対応のみ)
修理部位                   価格 円
FM型用ワイアレスマイク交換(充電池を含む)   98,000
FM型受信回路組立交換              46,000
FM型受信機交換                80,000
オーディオシュー交換              5,000

来年ワシントンで国際磁気ループ会議 

2010年11月10日 23時21分50秒 | 機器について
国際磁気ループ会議の発表論文の募集が全難聴経由国際難聴者連盟から送られてきた。

2011年6月18日から20日、アメリカのワシントンDCで開かれる。
これは、全米難聴者協会HLAAのワシントンDC大会が6月16日から19日に開かれるのに呼応している。

磁気ループと言えば、国際マークが決まっている。全難聴はこれに関与していないがすでに国内でも使われ始めた。

どのような場所に磁気ループが使われているのか、磁気ループの弱点を解消する方策があるのか、コストダウンを図る方法など知りたい。
日本で、ユニークな利用や設置場所についても報告したい。
これの参加により、国内の普及に弾みをつけたいところだ。

ワシントンDCはホテルが高い。地下鉄で数駅離れれば安いところもある。
羽田から西海岸までは直行便がある。そこからワシントンまで乗り継ぐか。
円高とは言え、総額15万円はかかるだろう。


ラビット 記
※屋外フェスにも磁気ループが! 

> -----Original Message-----
(注)文中の「@」は半角「@」に置き換えてください。

From: Dana Mulvany [mailto:loopconf@gmail.com]
Sent: Friday, October 29, 2010 3:39 PM
To: Warick, Ruth; Marcel Bobeldijk
Cc: Nancy Macklin
Subject: International participation sought: 2nd International Hearing Loop Conference (new date)

Greetings! As you may know, the Hearing Loss Association of America (HLAA) is hosting the 2nd International Hearing Loop Conference, scheduled for June 18 - 20, 2011 in the Washington, DC metropolitan area.
Information about this conference is online at:
http://www.hearingloss.org/convention/2011Convention/2011conference.asp

This international conference is a rare opportunity for people from all around the world to discuss convenient, user-friendly communication access for users of telecoil-equipped hearing aids and cochlear implants. It is also being held in conjunction with the HLAA convention from June 16th through June 19th.

I personally am working with HLAA on the program for the International Hearing Loop Conference, and am thus reaching out to your organization to seek participation from diverse countries. We are looking for:

1) Geographically diverse and recommended speakers (fluent in English) on topics related to audio induction loop technology, such as but not limited to advances in looping technology, international standards, assessing and remediating electromagnetic interference, microphone technology, complex loop installations, future developments in user-friendly, effective communication access, etc.

2) Updates on the status of loop installations on a country-by-country basis

3) Pictures and videos of interesting loop installations from different countries (with a possible option of presenting them in person at the conference)

Organizations or individuals who would be willing to provide information about #2 or 3 above, whether or not they are attending the conference, are asked to contact me at LoopConf@gmail.com to let me know of their intent of doing so.

We have a Call for Papers with a deadline of December 1st for speakers from outside the U.S.A., but I would encourage anyone interested in speaking at the conference to contact me right away at LoopConf@gmail.com, regardless of whether the first deadline has passed. The program must be finalized by early January, however.
(Note: Although all proposals must be sent to Nancy Macklin at HLAA for record-keeping purposes, she will be forwarding them to me.)

Please forward this email to other organizations or individuals if it would be helpful to do so.

Please let me know if I can be of further assistance. I hope to meet you or a representative from your organization in D.C. next June!

Best regards -

Dana Mulvany, MSW
Consultant for the 2nd International Hearing Loop Conference
LoopConf@gmail.com

http://www.hearingloss.org/convention/2011Convention/2011conference.asp


これが国際磁気ループマーク。「国際」聴覚障害者標識に『T』が付けられている。
TはテレコイルのT。

障害者自立支援機器の開発テーマの募集

2010年10月10日 21時27分00秒 | 機器について
厚生労働省から、障害者自立支援機器の開発テーマについて、募集の案内があった。

・個人的に送られた開発アイディアについて、テクノエイド協会のホームページ掲載と、議論が出来る。
http://www.techno-needs.net/doc/manual.pdf


ラビット 記

※写真は新宿の某商業ビルのエレベータ内。
よく見ると階を示すボタンがある。めまいを起こしそう。

ーーーーーーーーーーーーーー
(社)全日本難聴者・中途失聴者団体連合会御中

拝啓、福祉工学専門官の小野と申します。
厚生労働省で障害者の方が使う支援機器の開発や普及などを主に担当しております。
この度、支援機器を使う当事者のみなさまの声を反映し、今後の支援機器開発を促進すべく、障害者福祉に係わるみなさまから、広くご要望やアイデアを募集しております。
貴団体におかれましても、会員のみなさまにご案内いただき興味を持っていただければ幸いです。
今回、みなさま方からいただいたご要望・アイデアを参考に今後の開発テーマを決める予定としています。

以下のサイトから12月3日まで募集をしています。10月31日までにいただいた声は整理し、http://www.techno-needs.net/上で公表し、実用化してほしいものに投票できるようにし、その結果も含めて参考にさせていただきます。

ご要望・アイデアを送るページ
http://www.techno-needs.net/bbsThreadInput.action?topic=6
送られたご要望・アイデアが掲載されるページ
http://www.techno-needs.net/bbsTopic.action?topic=6

上記から送ることが困難な場合は、以下の方法にてご要望・アイデアを送っていただけたら幸いです。
その際、
(1)その福祉用具の名称や機能など、
(2)ご要望・アイデア、
(3)購入希望価格、
(4)福祉用具の利用対象者(①肢体障害者用、②視覚障害者用、③聴覚障害者用、④言語障害者用、⑤盲ろう者用、⑥障害者スポーツ用、⑦その他 )、
(5)記入者の区分(①利用者、②利用者の家族、③障害者団体、④医療専門職、⑤福祉専門職、⑥開発メーカ、⑦流通メーカ、⑧行政、⑨その他 )
をお知らせいただきたくお願いします。
(4)(5)は番号で回答いただければと思います。
「その他」の場合は、お書きください。

(6)投稿者名、
(7)ご連絡先
は任意です。
ご連絡先は、データを取りまとめているテクノエイド協会から問い合わせ以外には利用しません。

電子メールの場合:kikaku@techno-needs.netへ送信する。
FAXの場合:03-3266-6885に送信する。
電話の場合:03-3266-6883にかける。(受付:10時から17時まで)

※問い合わせ先
厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 企画課 自立支援振興室 小野栄一・滝澤智史
東京都千代田区霞が関1−2−2 電話03-5253-1111 内線3088,3073
以下、参考
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1.福祉用具ニーズ情報収集・提供システム
福祉用具の利用者の声を開発者側と結ぶウェブサイト(平成22年2月から公開)
福祉用具に関する掲示板として、インターネットを通じて、自宅からどなたでも手軽に活用できるシステムです。いただいたご要望・アイデアは、福祉用具の開発者の方へ定期的に届けられます。
URL: http://www.techno-needs.net/

2.障害者自立支援機器等開発促進事業
障害当事者のモニター評価等を義務づけた開発促進事業(平成22年度から実施)
マーケットサイズが小さい等、ビジネスモデルの確立が困難な機器の実用的製品化を促進します。今回、みなさま方からいただいたご要望・アイデアを参考に今後の開発テーマを決める予定としています。 以下のサイトの「3 
障害者自立支援機器等開発促進事業」です。
URL: http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/cyousajigyou/index.html

------------------------------------------------
福祉工学専門官 小野栄一
厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部
企画課 自立支援振興室
TEL:03-5253-1111(内線3088) <−小野の机の上の電話
18:15以後TEL:03-3595-2097
FAX:03-3503-1237
------------------------------------------------

米軍が認めた骨伝導技術 難聴者には?

2010年10月08日 19時21分47秒 | 機器について
骨伝導によるイヤホン、受信機は、前に使ったことがあるが全く聞こえなかった。

感音性難聴には、骨伝導の振動が音の認識、言葉の理
解に役に立たないのだろうか。
ある程度聴力がないとだめなのか。


ラビット 記

障害者の権利条約を審議するアドホック委員会が開かれていた国連ビルのそばにある小さな格安ホテルのキー。
毎晩、寝ずに討議の記録を発信し、審議の問題点を話し合っていた。2005年から2006年のことだ。
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米軍が認めた骨伝導技術
テムコジャパン(東京都杉並区、通信機器の開発・製造)
頭蓋骨を振動させて音を伝える通信機を開発、米軍や自衛隊が使用する。軍や
警察向けなどで培った技術力は、携帯電話にも採用されてヒットした。常識に
縛られない「素人」技術者のアイデアが実用化への活路を拓いた。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20101001/216460/?P=1

PSPで文字の受信を受ける

2008年05月30日 23時07分32秒 | 機器について
080528-190124.jpg先日続けてPSPで情報保障を受ける機会があった。一緒に見ていた難聴者から同じ無線LANで受けていたノートパソコンを見て、PSPは文字の一部が欠けることがあると言う。
PSPは文字が出るのが遅いと分かってノートパソコンの方を見ていたので気が付かなかった。

アクセスポイントから5mくらいの同じ距離で部屋の中の位置も同じだがアクセスポイントの側にあったPSPも出ない時があったと言う。となるとPSPの受信回路に問題がありそうだ。
すでに、メーカーと調査を始めていると思う。

PSPで離れたところで文字データを受信するという使い方はメーカーも予期していないことかもしれないが、法的に許諾される仕組みで対応して欲しいものだ。

この記事は、W-ZERO3[ades]で入力した。前のPHSが操作中にフリーズしてしまったので機種変更した。
5月23日にウィルコムセンターまで行き、修理に出すと費用がかかるかもしれないと言われ、変更することに決めた。W-ZERO3[ades]がアカデミック割引で購入できたことも、一因だ。購入の二日後に新しいW-ZERO3が発表されたが、まだアカデミック割引の対象にならないだろう。

カナダの国際会議では会議場やホテルでの無線LANでインターネットにアクセス出来るだろう。


ラピッド 記




デジタル放送関係情報とバリアフリー 

2008年01月24日 12時59分02秒 | 機器について
080115_2121~002.jpg071030_1906~001.jpgデジタル放送関係のニュースをインターネットで拾った。

簡易チューナーの規格も報じられている。
これはデジタル放送推進協議会Dpaが放送事業者とメーカーなどの連合体なのでメーカーの対応が進んでいることを示している。

しかし、わからないことが多すぎる。


Oさん
松下電器(パナソニックにブランドが統一される)のCATV(ケーブルテレビ)向けのセットトッブボックスというのは家庭に設置するものですか、その家庭はアナログテレビの場合?デジタルテレビの場合?

NECの次世代映像規格ってなんでしょうか。Mpeg4に変わるH.261とかの規格のことでしょうか。テレビ側のデコード機能が新しいものになって、テレビ局側はどうするんでしょうか。

パナソニックが5.1チャンネルの音声を2チャンネルで再生するというのは、後方などの音を2チャンネルで聞こえるようにするということですか?
5.1チャンネルに解説音声が入っていたらどうなるんでしょうか?



・・・・・・・・・・・・
NECエレクトロニクス、次世代映像規格対応のデジタルテレビ用システムLSIを製品化
日経プレスリリース
新製品は、映像やオーディオといったデジタル信号のデコード(伸張)機能や画像表示機能などデジタル放送を受信するシステムに必要な機能を1チップ上に集積した画像 ...
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=179722&lindID=1

地上デジタル放送用簡易チューナーの開発に乗り出す
受信機メーカーの条件
ITpro
地上デジタル放送の番組を視聴するために最低限の機能を備えた「簡易チューナー」の登場が現実味を帯びてきた。2007年12月25日に,総務省とデジタル放送推進 ...
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080121/291554/

パナソニック、コントラスト比15000対1の『新・ヒューマンビエラ』PX80シリーズを発売
Phile-web
また、デジタル放送の5.1chサラウンドを本体スピーカー(2ch)だけで仮想的に再現する「アドバンスドサラウンドシステム」や、見るコンテンツにあわせて選べる5つ の ...
http://www.phileweb.com/news/d-av/200801/21/20220.html

松下電器、ビエラリンク対応 HDD内蔵CATVデジタルセットトップボックス*2をケーブルテレビ事業者向けに5月中旬より納入を開始
Japan Corporate News Network (press release)...
ボックス(STB)の累計出荷台数300万台を達成するなど、地上デジタル放送の普及への貢献も含め、ケーブルテレビ業界での魅力あるサービス実現に貢献してきました。...
http://www.japancorp.net/japan/Article.Asp?Art_ID=41626

Turner BroadcastingとNBAが提携拡大,デジタル事業で協力
ITpro
テレビ放送局の米Turner Broadcasting System(TBS)と米プロ・バスケットボールのNBA(National Basketball Association)は米国時間2008年1月17日,提携関係の拡大を...
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080122/291617/


ラビット 記



「目前に字幕?」文字浮かぶコンタクトレンズ

2008年01月20日 17時10分09秒 | 機器について
080120_1657~001.jpg080120_1700~001.jpgFujisankeiBusiness1月20日のトップページに「映像や文字浮かぶコンタクトレンズ」という記事が載っていた。

まだウサギの目に装着しただけだが、メガネ型のモニターディスプレイが聴覚障害者の情報保障の利用可能性について、脚光を浴びたばかりだ。
http://blogs.dion.ne.jp/rabit/archives/5944827.html


ラビット 記



浜崎あゆみさんの片耳難聴にBAHAシステムは?

2008年01月15日 21時17分56秒 | 機器について
080114_1627~001.jpg080114_1629~001.jpg浜崎あゆみさんのような片耳難聴(一側性難聴)に、BAHA(バハ、埋め込み型骨電動補聴器)が有効なことを聞いた。

失聴した側の耳に入る音を、骨伝導で反対側の耳で聴取する仕組みだ。
音楽関係者も、装用しているという。

http://www.geocities.jp/daily_rene1/baha.htm
http://www15.ocn.ne.jp/~bahanet/kind.html
http://www.valley.ne.jp/~kaso/baha/bahayokohama.htm
http://blog.goo.ne.jp/6331miemama/e/3f0b4523e5dee22fbbfcbde20efffff2

ラビット 記




字幕放送普及の立役者 富士通ゼネラル

2008年01月05日 10時27分06秒 | 機器について

memory unit2.jpg今日の字幕放送の隆盛を招いた立役者はいろいろだが、富士通ゼネラルの吉川社長を忘れることが出来ない。

年末に、新しい地デジの設置をしている時に、富士通ゼネラルの文字放送テレビのメモリーユニットが出てきた。

日本では字幕放送は文字多重放送の1チャンネル#999で放送されていた。まだ続いているが、事実上機能しているのは字幕放送だけだ。

この文字放送テレビのメーカーが富士通ゼネラルだ。今はもうないがテレビ意外にも冷蔵庫や洗濯機などの白物家電メーカーだった。
文字放送受信回路はコストが高く、なかなか売れない。他のメーカーが製造中止する中富士通ゼネラルが製造を続けていた。


memoryunit.jpgこのテレビの製造の意義を強調していたのが当時の吉川志郎社長だ。

後でもう少し補足したい。
---------------------
1993年大阪で開いた第3回「聴覚障害者の文字情報-字幕放送」シンポジウムに、吉川社長がメーカーの立場で受信機の仕組みやコストの説明をして頂き、普及にご尽力頂けるようなお話があったと記憶している。
http://www.normanet.ne.jp/~zenyoken/rekisi/rekisi.html

当時、欧米でテレテキストといわれる文字放送が普及していて、富士通ゼネラルはテレビを輸出していたのかも知れない。1990年代にドイツに出張した際に、ホテルのテレビにテレテキストの画面を撮って来た写真がどこかにある。
日本にも普及させたいと思われたのではないか。


ラビット 記



地デジ「簡易チューナー」は障害者の視聴を保障するのか?

2008年01月03日 01時27分28秒 | 機器について
071231_1921~001.jpg071030_1906~001.jpg2007年25日、デジタル放送推進協会が(以下、Dpa)が、地上デジタル放送に移行した後もアナログテレビで視聴する人が引き続き見られるように、「簡易なチューナー」の仕様を発表した。

これが、政府が配布を検討しているとされる「セットトップボックス」の仕様だとすれば、私たちの障害者の視聴には大きな問題がある。

Dpaのプレス発表内容を見ると、情報通信審議会の第4次中間答申を受けて、総務省から地上デジタルの最小限の機能を有する機器の仕様について、協力依頼を受けたとあるが、この仕様を検討する過程で、障害者放送協議会や各障害者団体はアクセシビリティのニーズについて、意見や要望を聞かれていない。

ホームページに発表された仕様はPdfファイルで、視覚障害者にはアクセシブルなものではないのも象徴的だ。
以下に文字化したものを転記した(一部レイアウト変更や補助数字を加えた)。

公表された機能を見ると、
音声 ステレオ放送/二ヶ国語放送
字幕・スーパー
とある。

これで、地上デジタルで解説放送が実施された場合聞けるのかというと多分聞けないだろう。地上デジタル放送で解説放送を実施するとしたら、簡易チューナーその音声を取り出して、出力する必要がありますが無理。
「字幕」は字幕放送を指すのか不明だが、地上デジタルに移行すると字幕放送はデータ放送になる。
データ放送のテキストデータを、画面上にどのようにレイアウトして表示するのか分からない。

これが、障害者放送協議会で要望した障害者の地デジ放送が見られる「セットトップボックス」だとすれば、大きな問題になる。

その他の機能については、以下を参照。
http://007star3.blog105.fc2.com/blog-entry-3040.html


ラビット 記
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「総務省とDpaが地デジ完全移行に向けた「簡易チューナー」の仕様ガイドラ
インを公表

12月25日、Dpaは総務省と共同で、地デジ完全移行に向けた「簡易チューナー
」の仕様ガイドラインを公表しました。

今年8月の情報通信審議会の第4次中間答申にて、デジタル放送視聴のための
最小限の機能を有する簡易なチューナーの必要性が提言されたことを踏まえ、
総務省より、このような機器の仕様検討などについてDpaが協力依頼を受けまし
た。
Dpaは、専門グループにて検討を重ね、簡易なチューナーの位置付けイメージ
および必要最小限の仕様ガイドラインの取りまとめを行い、今般、総務省に報
告しましたので、お知らせいたします。
詳細は、下記の報道資料をご参照ください。

総務省およびDpaでは、本仕様ガイドラインの活用など、受信側の環境整備に
向け、引き続き地デジ完全移行へ取り組んでまいります。」
http://www.dpa.or.jp/news/news071225.html
--------------------------------------------
別添
「簡易なチューナー」の機能等に関する検討結果
2007年12月
㈳デジタル放送推進協会(Dpa)

<受信機器の選択>
(1)簡易なチューナーの位置付けイメージ

<ユーザニーズ>
引き続き地上TV放送を見たい

<購入パターン1>
アナログTVをそのまま活用する

→簡易なチューナーを購入
アナログ放送終了・デジタル化完了に向けた残存アナログテレビへの最小限の
対応ツール


<購入パターン2>
デジタルTVに買い替える
→薄型TVに買い替える

または、デジタルチューナー(3波共用機地デジ専用)を購入
(ディスプレイと組み合わせ利用)


(2)必要最小限の仕様ガイドライン
映像デコード(NTSC変換) 音声ステレオ/二カ国語
コンポジットビデオ出力/ステレオ・音声出力1系統
字幕・文字スーパー
エラーメッセージ表示
画面表示モード選択機能
CASモジュールインタフェース、コピー制御
 ・デスクランブル機能は必要
 ・コンポジット出力に対してコピー制御必要
周波数変換パススルー対応(VHF、SHB)
ダウンロード(ES)

地デジ機能非搭載テレビの継続利用ニーズに対応
※対象テレビは、地上デジタルチューナーを搭載していない
「ハイビジョン非対応のアナログテレビ」を想定
アナログテレビ利用時とあまり違和感なく、視聴を実現するための
仕様/機能に配慮する
2011年7月へ向けた残存アナログテレビへの対応の観点から、
最小限必要な機能とする
ただし、受信機メーカーの商品企画を拘束しない
(参考)仕様検討上、考慮すべき要件





難聴者の地デジテレビの設置はちょっと大変だ。

2007年12月31日 23時17分06秒 | 機器について
071230_2055~001.jpg071230_2047~001.jpg昨夜8時半になって、地デジテレビが届いた。
年末なので電気屋さんが来て設置する分けにはいかない。マニュアルと首っ引きで設置と設定に取りかかる。

1)まず、設置はブラウン管のテレビより場所は取らないし、重くはないのでなんとかだ。
シアターサブウーハーシステムを接続する。これは低音を強調するのと音楽などで一定のバックの音楽を減衰して、音声域を強調する。

2)電源を入れると簡単設定で説明が出てくる楽勝かなと思うと、画面で最初の難関は、BCASカードだ。大体読み方が難しい、ビーキャスカードって読め
るか。電源コードを指す前にカードを挿入しろとある。電源を切ってやり直しだ。
画面の説明の意味が分からず、マニュアルを赤ペンを持って読み進むと、地デジテレビなのに、アナログテレビ放送の受信の設定とある。地デジ見るんだから設定がいらないのかどうか分からない。一応地域などを設定する。CATVの場合はスキップしろとあるので、スキップする。親切だな。

3)地デジの設定になって、地域の選択で同じ名前が並んでいるどっちを選ぶのか分からない、片方選んで映らなければ再設定すればいいか。

4)CATV受信の選択とある。これだ。周波数変換パススルーとかいうのは。これの場合は「CATV受信する」。パススルーでも周波数変換方式でなければ「CATV受信しない」だ。ここはひっかかりそう。

5)これで終り。あれ、映らない。アンテナレベルが低い?何のことか??だ。マニュアルを読むと地デジでスキップしたのをちゃんと設定しろとある。それなら、CATV受信の方はこの後これこれを設定して下さいと言えよ、もう。
「自動スキャン」するって、普通は意味が分からないだろうな。勝手に局名とチャンネル番号と受信レベルが表示される。

6)やった。映った。あれ、字幕がでない。マニュアルを見る。メーカー出荷時は字幕は表示しない設定にしてありますって。
最初から表示するにしておいて、いらない人は消すようにして欲しい。

やれやれ、ここまで30分。電気屋さんを呼ばない分、値引きして欲しいな。
難聴者は分からない時に電話して聞くわけにはいかない。


ラビット 記



バリアーフリーでない地デジテレビが40インチで10万円以下 

2007年12月30日 17時07分46秒 | 機器について
071229_1327~001.jpg071229_1339~001.jpg3波のデジタル放送が受信出来るテレビが40インチで10万円以下というのは安い(写真は某大都市の量販店)。

「やはり画質が問題にならないようです」という人はいても、今のアナログテレビ、ブラウン管テレビを見てきた人にとっては多少画面がちらつこうが動きのある映像が流れようが十分かも知れない。案外売れるかも知れない。

しかし、これで地上デジタルセットトップボックス(簡易チューナー)の価格が問題になる。


くだんの人から「損はないと思う。取り付けはいつもは日立がやりますが、今回は休みに入ったので自分で箱開けて出してつないでください、家庭サービスみたいなものですね」って。
よし、平均的な中年のオジサンが何分で設置出来るかタイムトライアルだ。ついでに取り扱い説明書の理解しやすさもレポートしよう。

明日も正月も出勤の上、年開け早々の講演の準備もあるので時間はかけられない。


ラビット 記
・・・・・・・・・・・・
ダイナコネクティブ、9万円台の40V型液晶テレビ、地デジ・BS・110度CSも可 2007年12月28日

ダイナコネクティブ(金鳳浩代表)は12月28日、地上デジ
タル・BS・110度CSが視聴可能な40V型液晶テレビ
「DY-40SDK350」を、 08年1月1日から発売すると発表した。
価格はオープンで、実勢価格は9万9800円前後の見込み。

ディスプレイには、画素数1366×768のワイドXGAを採用。
輝度500cd/m2、コントラスト比2000:1で、くっきりと
鮮やかな映像が視聴できる。視野角は上下左右ともに178度。
地上デジタルチューナーのほか、地上アナログ、BS・110度CS
デジタルのチューナーを内蔵し、デジタル 放送は電子番組表
(EPG)、字幕放送、データ放送に対応する。

インターフェイスは、HDMI端子を2基やD4映像端子を1基、
PC入力端子が1基などを装備する。本体はアンダースピーカー
デザインで、カラーはブラックを採用した。

40V型で10万円を下回ったのは業界初。イオンをはじめとした
大手小売業で販売を開始し、順次大手家電量販店で販売する
予定。
http://www.asahi.com/digital/bcnnews/BCN200712280020.html



放送バリアフリー 地上デジタルCATV周波数変換パススルー知らないって 

2007年12月30日 15時15分50秒 | 機器について
071229_1333~001.jpgデジタル放送のバリアフリーを言うからには実際に見ていないと分からないこともある

店員は画面の美しさや白の発色の違いなどを説明するが、こちらは字幕放送が映す操作が簡単か、字幕の見易さなどを確認した。

字幕は一度onにすれば固定されることがわかった。店頭では字幕はoffに固定されていたので字幕放送のあることが顧客には分からないのだ。

選んだ機種はHDDで字幕のまま録画モードを選べば録画が出来ることが決め手になった。
字幕の文字もふちどりのある字体で見やすい。


いざ発注しようとして自宅の団地はケーブルテレビだが地上デジタル放送が受信出来るか分からない。
店員は管理事務所に聞けばとつれない。
自宅に戻って聞くと来年4月からと言う。もうだめかと諦めつつ再度ネットで調べると今年の4月からに繰り上げになっている。

●地上デジタルCATVパススルー(周波数変換パススルー)
対応テレビのご案内 2007.5.1現在
平成19年4月1日(日)から開始しております地上デジタルCATVパススルー
(※1周波数変換パススルー)対応のデジタルテレビにつきましては、現在
各メーカーから対応機種が順次発売されておりますので、 製品パンフレット又は販売店ご確認のうえ、デジタルテレビをお買い求めください。
注  地上デジタルCATVパススルー(周波数変換パススルー)または「CATVパススルー対応(VHF、SHB、UHF)」
表示の製品は同等品で地上デジタル放送をご覧になれます。

パススルー方式は周波数変換とそうでないのがあるが普通の人に分かるかしら。分からないって。

最小限の機能を持つというデジタル放送総務省とデジタル放送推進協会が受信チューナーの規格を発表したが、字幕放送は見られるんでしょうね。プレス発表の資料には「字幕・スーパー」ってあるが字幕放送のことかしら?大丈夫?


ラビット 記
写真は購入した機種とは別。



難聴児・者にも『PSP字幕・自分の声ソフト』 IPtalkを使った活用法の研究」のお知らせ  

2007年12月28日 20時57分15秒 | 機器について
PSPって、知ってる人は知ってるが、ソニーのプレイステーション・ポータブルというゲーム機だ。ニンテンドーのニンテンドーDSというゲーム機と双壁をなす。
いずれも上下に二つ折りにしたパネル(デュアル・スクリーン)を持ち、インターネットとの接続やワンセグなど各種入出力が出来るように機能強化されている。

このプレイステーションポータブルPSPというゲーム機は無線で他のコンピュータと接続(ネットワークが出来る)が出来るが、これを利用して、パソコン要約筆記のスクリーン投影の代わりに、プレイステーションポータブルのパネルに映すことが出来るようになった。

このことのメリットの第一は字幕を見るのに利用者の位置や姿勢の制約がなくなったことだ。
また歩きながら、移動しながら字幕を見ることが出来る。

電源コードがなく、可搬性に優れることや利用者ごとに視認出来ることがある。
何よりのメリットは世界中で1千万台単位でたくさん普及しているゲーム機なので入手が容易で家庭にある機器だということだ。

このプレイステーションポータブルに字幕を表示出来るソフトを開発した方がボランティアというのも驚きだ。
リナックスではないが、ニーズを出せば技術的に解決されることは少なくない。
プレイステーションポータブルは高速画像処理が出来るのでポリゴンを使った応用が出来るかも知れない。
例えば鮮明なアニメ手話アニメをモーションのデータだけで動かすなどだ。


ラビット 記

071129_0059~01_Ed.JPG


・・・・・・・・・・・・・・・・
『PSP字幕・自分の声ソフト』 IPtalkを使った活用法の研究」のお知らせ

●このメールは転送転記自由です●

 皆様こんにちは。
 三田フレンズ1月「企画」担当の☆宮下あけみ☆です。

。・☆"・。☆"・。★"・。☆"・。・☆"・。
~【1/19(土)三田パソコン要約筆記勉強会ご案内】 ~

 立ったまま、朝礼でも情報保障が受けられる「PSP字幕」。
 IPtalkとIPtalk Broadcasterでのリアルタイム文字通訳のPSP受信は
 2007年12月現在、既に使われ始めました。(スライドは調整中)
 
 また、「大切な人に自分の声を覚えていて欲しい」、
 「手術等で声を失っても、やっぱり自分の声で発言したい」…。
 そういう方のためにも開発されている、自分の声の音声合成。
 IPtalkを使えば、リアルタイムで自分の声で発言できる。

 パソコン要約筆記用ソフト「IPtalk」を使った
 より広い活用方法を
 みんなで体験しながら考えてみましょう!
***************************************************
★1月19日(土)【三田パソコン要約筆記勉強会・企画】★
「PSP字幕」 「自分の声ソフト」
IPtalkを使った、より広い活用法の研究(ご意見お伺いの会)
***************************************************


【日時】1月19日(土)14:00~16:45
    (部屋は13:40から入れます)
【場所】東京都障害者福祉会館 2階 『B1』(階段上がって右奥)
    (JR田町駅 or 地下鉄三田駅下車)
    〒108-0014 東京都港区芝 5-18-2
    TEL:03-3455-6321 FAX:03-3454-8166
【情報保障】 手話通訳、PC文字通訳

参加費:無料、予約:不要】


-★ゲストのみなさま★-------------

㈱ソニー・コンピュータエンタテイメント 渉外部部長 福永憲一様
http://www.jp.playstation.com/hardware/psp/

IPtalk Broadcaster 作者 森直之様
http://www2.wbs.ne.jp/~condle/

台東区立柏葉中学校 難聴学級教諭 山口淳先生
http://www.taitocity.net/hakuyou-jhs/kyouiku.html
  (PSP字幕を開始してくださっています)

沖電気工業㈱ 研究開発本部 兼安勉様
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news001717.html
http://pinpon.okilab.jp/index.html
  

-★タイムスケジュール★---------
        
|14:00 開始 (あいさつ・今回の説明等)

|【第一部:PSP字幕】

|14:15 台東区立柏葉中学校 難聴学級教諭 
|       山口淳先生 『実践例』
|14:30 IPtalk Broadcaster 作者
|       森直之様 『機能紹介他』
|15:00 ㈱ソニー・コンピュータエンタテイメント 渉外部部長
|       福永憲一様 『感想等』

|15:15 質疑応答、意見交換

|15:30~15:45 休憩

|【第二部:自分の声ソフト「Polluxstar(ポルックスター)」】

|15:45 沖電気工業㈱ 研究開発本部 兼安勉様
|     ・説明及び、IPtalk→Polluxstar読上げによる実演等
|     ・質疑応答、意見交換

|16:15 全体への意見交換

|16:30 お礼のことば→アンケート記入→終了へ
|16:45 会場片付け
 

-★「PSP字幕」とは?★---------

 【PSPで手軽に字幕キャッチ!!】
 http://www2u.biglobe.ne.jp/~momo1/sub1/akemizo2.htm 

 IPtalkで入力した文字を、IPtalk Broadcasterというソフトを介して
 PSPで見るものです。

 ㈱ソニー・コンピュータエンタテイメント様が、
 上記サイトをご覧になってくださり、
  |PSPを活用したお取り組みのHP、拝見させていただき
  |素晴らしい活用方法に感動致しました。
 と、ご連絡を下さいました。

 その後、難聴児のクリスマス会等でのPSP字幕でも
 いろいろとご協力いただき、
 今回、ゲストとしてお越しいただけることになりました。


-★方法★------------------------

 情報保障としてのPC文字通訳(字幕)はいつも通り、
 常に、会場の前に大きく表示しておきます。

 <第一部:PSP字幕>
 PSPにスクリーン表示と同じ文字(字幕)を表示。
 PSP字幕を利用しながら勉強会に参加していただきます。
 PSPは複数台ご用意しますので、皆さんでご覧になってください。
 
 <第二部:自分の声ソフト「Polluxstar(ポルックスター)」>
 「IPtalk→ポルックスター読上げ」のシステム及び使用方法説明の後、
 実際に参加者の皆様に「入力→読上げ」を体験していただきます。
 聴覚障害のある方もご自身で入力し、この音声合成で発言してみて下さい。
 また、「生の声」と「自分の声ソフト」での声が、
 補聴器や人工内耳を通すと、どのように違って聞こえるか等も
 教えていただけると幸いです。


-★目的★------------------------

 私たちが日ごろ使用させていただいている
 パソコン要約筆記用ソフト「IPtalk」を元に、
 いろいろな活用方法を考えてくださっている方々がいらっしゃいます。

 『PSP字幕は、こういうときに使えるんだね』
 『入力した文字がスグに音声となって読上げられると、
  聴覚障害のある人がダイレクトに視覚障害のある人と
  会話ができるかもしれないね』
 『中途失聴者に補聴器や人工内耳があるように、
  人生半ばにして声を失った人に、こういうソフトがあるんだね』
 など、いろいろな体験をしていただき、
 情報保障としての使い勝手や意見などを
 皆で自由に話し合いたいと思っております。

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♪情報保障、支援を考えた時。
 行うのは“人”ですが、受ける側も“人”です。

 勿論、臨機応変の対応やその場の雰囲気にピタリと合わせるなど、
 “人”だからできることがたくさんありますが、
 利用する側の立場に立った時、
 その人の“心の負担”を軽くすることを考えるのも大事だと思います。

 そのために、いろんな技術を考え、実用化に向けて考えてくれている
 ボランティアや研究者の方々がいらっしゃいます。

 今あるゲーム機が情報保障として役に立つ…
 自分の声を覚えておいてほしい人に、自分の声を残せる…
 ぜひ、【1/19(土)】、
 「人と機械のあたたかさ」を体験しに、
 三田に体験にいらしてくださいネ。o(^_^)o
 
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 |☆宮下あけみ☆ (三田フレンズ・1月「企画」担当)
 |  【e-mail】 akemizo@beige.ocn.ne.jp
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      ☆★☆(^^)/~~~☆★☆