難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

聞こえない、話せないことを理由に採用を拒否するのは直接差別です。

2014年09月23日 20時41分12秒 | 権利
聞こえない、話せないことを理由に採用を拒否するのは直接差別となります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ろうの女性が音声で話さないために会社の面接を拒否されました。ミランダ・リアドン@Miranda Reardonさんは、自分が受けた扱いにがっかりしたが北部地域の反差別委員会に正式に苦情を申し立てることにしました。
20歳の彼女は、ダーウィンのケータリング会社から、面接で「他のスタッフと会話してコミュニケーションできる人を募集している」と筆談で言われた。ミランダさんは、これまでのインナーメルボルンの忙しいカフェでキッチンや接客などをこなしていた能力を見ることなく、聞いたり話したりすることが出来ないことを理由に採用しなかったのは明白な差別だと主張しています。
デイリー・メール・オンライン紙より。
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2761924/Deaf-woman-knocked-job-interview-Darwin-catering-company-not-speaking-English.html


聞こえの仕組みを説明する動画。メドエル社制作。

2014年09月23日 17時26分24秒 | 人工内耳
難聴者のことを知らない方に、聞こえの仕組みを説明するのにこうした動画が役に立ちます。字幕の設定を日本語でオンにすると字幕が表示されます。

Video about Hearing and How it Works | MED-EL


フェイスブックにも同じ記事がアップされています。
https://www.facebook.com/tadashitzn?fref=nf

難聴の遺伝子検査と難聴治療

2014年09月23日 11時38分04秒 | 人工内耳
9月21日のみみより会例会で補聴器と人工内耳、人工聴覚器に関する講演がありました。
国際医療福祉大学三田病院の岩崎聡先生が、ご自身の難聴治療の経歴をお話しされ、人工内耳、人工中耳、聴力温存型人工内耳EASの開発、治験に加え、遺伝子検査を難聴治療に適用する臨床、研究など難聴治療の最先端のところにいらっしゃる先生であることが分かりました。
人工内耳の仕組みなどは埼玉医科大学の池園哲郎先生が話され、岩崎先生は人工内耳の適合基準や遺伝子検査を紹介されました。海外では人工内耳の適応にあたっては語音明瞭度の成績が重視されているとのことです。

難聴の遺伝子検査は、遺伝子治療をするものではなく、難聴の原因となる遺伝子があるかどうかを検査することで難聴の原因を究明したり、将来の聴力がどうなるかを予測して人工内耳の電極の種類選択などに役立てることができるということです。
難聴に関わる遺伝子は欧米の人とは少し異なり、日本人用の遺伝子データベースが構築されています。
今度遺伝子検査を受けることにしています。

この記事はフェイスブックの高岡正さんのタイムラインに出ています。
「難聴者の生活gooで見た」と友達申請して下さい。
https://www.facebook.com/tadashitzn

障害者政策委員会で聴覚障害者委員は重要な質問をしていました。

2014年09月23日 10時54分27秒 | 障がい者制度改革
昨日の障害者政策委員会で、聴覚障害者委員は重要な質問をしていました。
全日本ろうあ連盟の石野富志三郎理事長は、前回知的障害者、精神障害当事者が委員に加わることになっていたがどうなったかと冒頭に質問し、委員長が今対応中と説明する一幕も。
石野理事長は保険業界のマニュアルに聴覚障害者には筆談対応するとあるが手話通訳同行でも拒否された事例があると質問。全日本ろうあ連盟がWEBなどを通じて広く集約している事例には重いものがあります。保険事業者から手話の出来るものが十分いないからと的を外した回答にもすぐ挙手をして同行することを断られた例だと検討を要請。

松森委員は、鉄道事業者のヒアリングの回答に法令、規則に則って対応するとあるのが目立つが障害者権利条約が批准されている視点からは「過去のもの」であり、一般的義務の条文を紹介して権利条約に照らして、障害当事者や関係団体と協議する中で修正されるべきと釘を指していました。
一般的義務ではあらゆる規則、慣行も対象になるので、鉄道事業者の社内規則も対象となります。
松森委員は銀行と保険サービスの電話による本人確認の問題を取り上げ、電話リレーサービスの対応を求めました。事業者からは緊急時のFAXやメールに準じることになると回答。これはどの事業者のマニュアルにもなく、予想外の質問でした。

他の委員が差別解消法と別の障害者割引やスロープ板の対応などを聞いたり、準備不足の質問が多かったことからも、聴覚障害者委員の質問は際立っていました。

写真は障害者政策委員会の石野委員と松森委員。

https://www.facebook.com/tadashitzn