8月5日、6日と東京は戸山サンライズで、全難聴の要約筆記事業研修会が開催されている。
これは、全難聴はこれまで難聴者、中途失聴者の要約筆記奉仕員養成講習会の講師養成や要約筆記研修会を開催してきた。
自立支援法地域生活支援事業のコミュニケーション支援事業により、要約筆記事業が新しい展開を示す中で、全国の各協会の役員や要約筆記事業担当者が制度の変化や内容を十分に学ぶ機会がないことから開かれた。
講師陣は、福祉医療機構の要約筆記事業の事業責任者の理事長や養成指導委員会の議論を引っ張ってきた三宅初穂氏、要約筆記運動を総括し新しい目標を提起した下出隆史氏、人権とは何かを分かりやすい講義で集中させてはなさない谷口真由美氏など、要約筆記事業の最前線の課題が話された。
参加者の関心がいかに高かったか、50枚近くも質問用紙が寄せられたことからわかる。
ラビット 記
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