難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

緊急時の字幕放送について NHKから回答

2011年09月08日 08時23分39秒 | 放送・通信
NHKも民放もこの緊急災害時の字幕放送については奇妙に一致している。
それは、人名、地名に間違いがあると二次災害につながるということ、緊急時の字幕制作者の確保が困難というものだ。
民放の1、2局が緊急時の字幕体制を取ったとしても他社がその体制がなければ民放連としては確保が困難ということになる。
緊急時の字幕制作体制について、業界で対応する方策はとれないのか、情報通信機構を通じて字幕制作者養成の補助金が出ていたのに、各局とも活用しなかったのか疑問が残る。

字幕制作上の誤入力、誤変換避けて通れないが緊急時の情報保障は人命に関わるものだ。
実際に放送された緊急放送で字幕制作上問題となる映像が1時間当たり何秒あるのかなど様々な角度からの検証が必要だ。これが行われたのか。
NHKの音声認識技術による解決を目指すというなら現時点でのデータも公表すべきではないか。

全く納得できない。

ラビット 記
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緊急時の字幕放送について NHKから回答
- 人が通る。道ができる
約600万人以上と言われている耳の不自由な人々の不便を解消し、耳の不自由な人々も「ありのままの姿で平等に」に暮らせる社会構築を目標にしている中園の奮戦記。
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1 コメント

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字幕の検証 (福島)
2011-09-12 14:22:17
ラビットさん、

福島です。NHKからの回答をありがとうございました。
東日本大震災後の緊急報道番組に付与された字幕が、どうであったのか、カバーの程度や、正確さなど検証されるべきところは多くあると思います。
現在、そのへんのところを調査しているところです。テレビ朝日の報道ステーション拡大版、フジテレビの緊急報道番組、NHKの報道番組などを調査の対象としています。
報道ステーション拡大版は3月14日放送のものですが、枝野官房長官(当時)の記者会見に字幕がライブでついていますし、フジテレビの緊急報道番組は3月11日の午後4時台のものですが、気象庁の記者会見がライブで含まれていて、これもライブで字幕が付いています。
ざっとしたところですが、双方ともに字幕の精度は十分に良いです。情報保障の観点からいうと、ほとんど漏れない、満足のいくものに近いものとなっております。(「やればできるじゃないか!」と思わせる結果です)
7月2日に東京と大阪で開催された
「東日本大震災と障害者の情報保障」シンポジウムに大阪会場で参加していました。緊急報道番組への字幕付与を特別に考えるべきであるとの質問がありましたが、総務省、NHKとも満足のいく答えをしていなかったと思います。
是非とも緊急番組へは、字幕を100%付与することを実現してほしいと思います。ご存じのとおり、米国では、
緊急番組への字幕付与は、テレビ局の義務とされています。(Open,Closedのどちらでもよいのですが)
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