難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

聞こえの回復の目的。昨夜考えたこと。

2013年01月04日 07時43分41秒 | 健康と食事
初出勤。昨夜、難聴者の人工内耳や補聴器を使った聞こえの回復の真の目的は何か考えた。
難聴者は物音が聞こえる、話している言葉が分かるというだけでなく、そのもっと先の言葉を交わすことによって、たくさんの知識を得て、思考を発展させ、人との関わりを豊かにしたいと考えている。

しかし、多くの難聴者はネイティブの難聴者は特に会話を重ねる経験、自由な言葉のキャッチボールの経験が持てないまま、現在がある。
聞こえるようになったことでどのように相手の言葉を受け止め、自分がどのような言葉を発すればよいのか、どのように人と接すればよいのか、自分をどう表現するのかを
学ぶ場が必要と思う。
聞こえる人は幼少時から周囲と言葉を交わしメディアから多くのことを聞いて自然に習得できていることが難聴者には出来ていない。

難聴者の聞こえの特性、心理を理解してコミュニケーション力の向上を指導するのはスピーチセラピストの役割だと思う。欧米ではどうなっているのだろうか。新年早々、友達になったArleneさんに聞いてみよう。

ラビット 記

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2 コメント

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同感です (senbeiya)
2013-01-07 15:37:54
人工内耳にしてから人前で話す機会が増えました。
ネイテブ難聴の私は、聴いて自分の考えを返そうと思ってもなかなか思うように気持ちの表現ができません。
核心を伝えられないままになってしまうことも多々。
体験談を話す時でさえ、文章にすればそれなりの内容になるのに、それを話す段になると内容が飛んでいってしまう感じになってしまう。
ある会合で挨拶をしなければならないときは最悪!
どのように話せばいいのかの学習が出来ていないからなんですね。
人工内耳にして9年。その間いろんな方の挨拶は人工内耳で聴き、学んでいるはずなのですが、聴くことに精一杯で学ぶまでには至っていないということかもしれません。

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ご理解をありがとう。 (ラビット)
2013-01-08 01:29:56
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
この記事に共感してもらえて嬉しかったです。
同じような難聴者は多いはずです。
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