老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

263;2食昼寝冷房付き

2017-08-05 20:20:14 | 老いの光影
2食昼寝冷房付き 

夏ノ暑サニモ負ケズ
向日葵ノ花ガ咲ク
蝉マ負ケジト鳴ク
我ガ家ノ一人息子《beagle・gennki》ハ
暑サ知ラズデ過ゴス
弐食昼寝冷房付キ

ゴ主人様ハ
冷房ハ無キ職場デ
汗ヲ流シ
仕事ニ励ム

262;人間は 何処から来て 何処へ去るのか

2017-08-05 15:12:32 | 老いびとの聲
人間は 何処から来て 何処へ去るのか 

いま真夏のときなのに
ブログの背景(テンプレート)は黒
暗いイメージを抱きやすいが
無限なる宇宙
惑星や星々を浮き立たせるためには
背景は黒となる

人間は
母親の胎内から生まれ
最後は「死」で終わりを告げる 《臨終》
私自身 詳しくそして根拠を提示し説明することはできないが

人間の生命は
宇宙から来て 宇宙へ還る 
   

漠然とそう思うときがある


そういうことから
人間の故郷でもある
宇宙のテンプレートを選択してみた

261;もうひとつの「わかれうた」

2017-08-05 08:21:36 | 老いの光影
もうひとつの「わかれうた」

『わかれうた』(中島みゆき)の出だしは
「途に倒れてだれかの名を
呼び続けたことがありますか」

身寄りがなく、
しかも路上で倒れて
亡くなれば、
《行旅死亡人》(こうりょしぼうにん)となり
死に場所となった自治体で
火葬され、5年間 遺骨が保管された後
無縁墓地に埋葬される

路上(みち)に倒れた行旅死亡人は
家族の名を
呼び続けて
倒れたのであろうか
身内に遺骨を拾われることなく
路上で倒れ
無縁死となった人の数は
32,000人にもなる

帰る故郷を失った行旅死亡人
中島みゆきの『わかれうた』の歌が
寂しく虚しく流れ過ぎてゆく