老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

294;山寺の地まで行き山寺の階段登らずに帰る

2017-08-13 19:29:13 | 老いびとの聲
山寺の地まで行き山寺の階段登らずに帰る

今日は家族三人(妻 beagle・gennki 私)でドライブ 
当初は新潟県の寺泊だったが
急遽 山形県の山寺に変更
東北自動車道から山形自動車道を走り、北山形ICで降り
山寺へ到着
一人息子gennkiが興奮し
お土産も買わず、山寺山門の階段は勿論登れず
ミンミン蝉の元気な鳴き声が
耳に響いた
山寺に来た~ というだけで終わり
仕方がない
帰り道は 山寺から米沢経由で会津若松まで国道をひたすら走り
会津若松ICから磐越道を走り、白河ICで降りる
走行距離 往復444.0kmピッタリのゾロ目

写真1枚撮ることができず残念
ワンボックスワゴンを運転していけばよかったのですが
ワンボックスワゴンは普段妻が運転している
右手首靱帯損傷と骨折で運転できず
ラパンショコラで私が運転
助手席は勿論一人息子
妻は運転席の後部席だったので
狭くタイヤの上だったこともあり
妻は疲れ気味
一人息子も疲れ気味

291;空を想う

2017-08-13 05:08:21 | 老いびとの聲
空を想う

今日の朝 beaglegennkiと散歩したときの空は
どんより灰色の雲とも空ともつかない
そんな空模様をみていると
気持ちまでもが塞でしまう

「空」という漢字に
何故か頭の中は拘り始めてきた


大空 空に向かって羽ばたく鳥の如く希望に
溢れ

青空 ブルスカイ 爽快な気分になる
七夕の星空 ロマンチックになり恋が芽生える

しかし 「空」という漢字は
どちらかというと 虚しさを感じさせる
空室 空車 空地 空箱 架空 
何れも「ない」の意味になり

「空言」は 嘘の話であったり

「空耳」は聞こえても聞こえない振りをする   

「雨空」を見上げながら
「雨空」は雲の上で泣いた赤鬼の泪かな

「空蝉」の虚しさを考えると
この世の無常さを感じ
「空虚」になってしまう
それでは余りにも空しくなる

光り輝く星空を見上げ
ひとりあなたを想う