あなたにとり老後の不安は・・・・
ある83歳になった一人暮らしの老人(男性)の呟き
いま一番の不安は、お金がないことだ。
お金を借りても入るお金がないので借りることもできない。
彼は週3回の人工透析をしていて
過去に左右大腿骨骨折があり
転倒のリスクを抱えトイレまで歩き用足しをしている
台所に立つこともままならず
毎日朝夕ヘルパーが食事作りに入っている
透析を終えて14時頃帰宅することから
昼食と夕食の間が短く
余り食べれない
痩せ肋骨が露わになり数えることができる
これからの日本
高齢者が増え
90歳を超えることも
めずらしくなく
定年後30年の時代となる
そうなると
年金受給年齢開始70歳から、と囁きかれる
(高齢者が増えることにより、マイナスのイメージで主張されても困るー政治家や厚生労働省)
私も今年から年金受給者となるが
いままでの消費生活を維持できる額にはほど遠く
切り詰め(清貧)の生活となる
慢性腎不全、骨粗鬆症、腎性高血圧症、高脂血症の病い
プラス自己診断による物忘れ症があり
医療費は欠かせない
いつもの如く
話がまとまっていないけれど
ここで唐突に憲法第25条が思い浮かんだ
すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する
生存権を規定しているけれど
「健康」は心身まで含まれた健康を意味し
「文化的な生活」とは、いったいどんな生活を指すのか
そして一番重要な「最低限度の生活」とは、生活保護受給者よりもいくらか上の生活状態を指すのか
「最低限度の生活」という文言だけに捉われてしまうと、本来の憲法第25条の精神がずれてしまう
大事なのは「健康で文化的な」という言葉が入った「最低限度の生活」になっているかどうか。
そう考えると、どのくらい高齢者が、
「健康で文化的な最低限度の生活」を過ごされているか気になるところである
これは
人それぞれ幸福観や価値観があり
健康で文化的な最低限度の生活とは、こうだ、と決めつけることは難しい
しかし、それでも
大切なのはひとり一人の生存権が守られているのかどうか
自分や自分の身の回りの人を通し、見つめ直していかねば
気がつかないうちに税金は
思いがけないことに無駄使いされている
お金のある人は(お金のある政治家も含めて)
お金のない人をどう思っているのだろうか
お金のない人は
お金のある人をどう思っているのだろうか
私の場合、「健康で文化的な最低限度の生活」で暮らしているとは言い難い。
老後の不安は
個人の力だけでは
不安を小さくすることはできない
冒頭の一人暮らしの老人(83歳、男性)の不安は
金の心配もあるが
他者との心の繋がりを求めていることも確かなのかもしれない
ある83歳になった一人暮らしの老人(男性)の呟き
いま一番の不安は、お金がないことだ。
お金を借りても入るお金がないので借りることもできない。
彼は週3回の人工透析をしていて
過去に左右大腿骨骨折があり
転倒のリスクを抱えトイレまで歩き用足しをしている
台所に立つこともままならず
毎日朝夕ヘルパーが食事作りに入っている
透析を終えて14時頃帰宅することから
昼食と夕食の間が短く
余り食べれない
痩せ肋骨が露わになり数えることができる
これからの日本
高齢者が増え
90歳を超えることも
めずらしくなく
定年後30年の時代となる
そうなると
年金受給年齢開始70歳から、と囁きかれる
(高齢者が増えることにより、マイナスのイメージで主張されても困るー政治家や厚生労働省)
私も今年から年金受給者となるが
いままでの消費生活を維持できる額にはほど遠く
切り詰め(清貧)の生活となる
慢性腎不全、骨粗鬆症、腎性高血圧症、高脂血症の病い
プラス自己診断による物忘れ症があり
医療費は欠かせない
いつもの如く
話がまとまっていないけれど
ここで唐突に憲法第25条が思い浮かんだ
すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する
生存権を規定しているけれど
「健康」は心身まで含まれた健康を意味し
「文化的な生活」とは、いったいどんな生活を指すのか
そして一番重要な「最低限度の生活」とは、生活保護受給者よりもいくらか上の生活状態を指すのか
「最低限度の生活」という文言だけに捉われてしまうと、本来の憲法第25条の精神がずれてしまう
大事なのは「健康で文化的な」という言葉が入った「最低限度の生活」になっているかどうか。
そう考えると、どのくらい高齢者が、
「健康で文化的な最低限度の生活」を過ごされているか気になるところである
これは
人それぞれ幸福観や価値観があり
健康で文化的な最低限度の生活とは、こうだ、と決めつけることは難しい
しかし、それでも
大切なのはひとり一人の生存権が守られているのかどうか
自分や自分の身の回りの人を通し、見つめ直していかねば
気がつかないうちに税金は
思いがけないことに無駄使いされている
お金のある人は(お金のある政治家も含めて)
お金のない人をどう思っているのだろうか
お金のない人は
お金のある人をどう思っているのだろうか
私の場合、「健康で文化的な最低限度の生活」で暮らしているとは言い難い。
老後の不安は
個人の力だけでは
不安を小さくすることはできない
冒頭の一人暮らしの老人(83歳、男性)の不安は
金の心配もあるが
他者との心の繋がりを求めていることも確かなのかもしれない