老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

290;転倒

2017-08-12 16:05:44 | 老いびとの聲
転倒

秋桜託老所での出来事
2階にある介護支援センターから
1階に行こうとして
階段を降りたとき
あと2段の階段を残していた
わからず一挙に階段下まで降りてしまった
歩幅が違い、落差が大きかったので
体のバランスを崩し
前のめりになり転倒
骨粗鬆症の病があるだけに
どっきり びっくり
骨折に至らず
ホッとした
踏み外しはよくないね
人の道も踏み外すと
大変なことになる

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289;犬の感情

2017-08-12 11:09:05 | 犬と人間
あっかんべぇ~

犬の感情

妻は私に話す
1番目は我が家の一人息子beagle・gennki
2番目は夫

それに対し私は
妻も一人息子もbeagle・gennki1番目


beagle・gennki
靭帯損傷した右手を触れないようジャレている犬は

犬は 
ご主人様(飼主)の死を察知し
死の前日から
いつもと違う泣きかたをする


beagle・gennki
雨が降り始めると散歩を嫌がり家に帰りたがる
おやつが欲しいとき もらえないと
前足でトレイを上下に動かすなど八つ当たりをする
その仕草を見ると
八つ当たりの様子は人間と同じ
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288;ヤドカリ

2017-08-12 04:31:14 | 老いびとの聲
ヤドカリ

ヤドカリは
定住せず
自分の体に合った
(自分の体の成長に合わせた)
巻貝の殻(貸家)を探し
引っ越しをしていく

私もヤドカリと同じような人生で
19歳の春に津軽海峡を渡り
今日まで9回の引っ越しをした
(転勤ではない)
人間の場合は
引っ越し貧乏と呼ばれるが
ヤドカリは
身の丈にあった貸家に移り棲み快適な暮らし

ヤドカリは
エビやカニと同じく
十脚甲殻類の仲間なのだ
人間様の食卓には
エビやカニが並べられる

ヤドカリの生態からヒントを得た
新たにやるべきことが見つかった
それは
独り暮らし老人と孤独死

誰にも知られず1箇月余りも
発見されずいることもめずらしくない孤独死

独り暮らし老人
生きている間独り暮らし
死ぬ時も独り
そして亡くなった後の遺骨は
行き場がなく無縁墓

人間は最期に
どんな風景を見ながら
どんな音を聞きながら
どんな言葉をかけられながら
死んでいくのか

昔は長屋があり
長屋の住人たちが助け合いながら生きてきた
独り暮らし老人が住む
共同生活住宅があればと思うが
他者に縛られない自由な生活を望む
自由な生活は孤独死の自由もある

ヤドカリのように
独り暮らし老人も
不安な生活や死を解消できるような
棲家にしていけたらと思う

独り暮らし老人
考えていかなければなならない



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