老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

1153;泣いてたまるか

2019-06-12 16:03:13 | 歌は世につれ・・・・


泣いてたまるか 

自分が中学生か高校生のときだったか
忘れてしまった
日曜日のテレビ番組で聴いたような記憶がする

天(そら)が泣いたら 雨になる
山が泣くときゃ 水が出る

海は涙の 貯金箱
川は涙の 通り道


俺がが泣いても 何も出ない
栓をしても 水はこぼれる

上を向いたら きりがない
下を向いたら あとがない


歌の文句の通り
上を向いたら きりがない
下を向いたら あとがない

銀の匙は投げられないけど
泣きたいときに泣いていい
夢を忘れずに
泣いてたまるか、の意気込みで
いまを頑張る


話題の2000万円よりも
2000円の方が
いまの自分には価値あるお金



1152;老後に2000万円必要と言われても

2019-06-12 03:41:20 | 阿呆者
在宅訪問の途中、路端に咲いていた一輪の孤独な黄色い花 / コスモスの仲間であろうか?

老後に2000万円必要と言われても

参議院選挙を前にして
〝老後に2000万円必要〟と某議員が発言したことで
国会は物騒がしいが、国民は蚊帳の外。

自分の場合、月額にして十本の指になるかどうかの年金額。
月額20万円の年金受給額自体、手にすることは、夢のまた夢の話。

政治が貧困なだけに、
憲法第25条に規定された 健康で文化的ね最低限度の生活 とは何か
その大事な部分を論議されないまま
ただ老後2000万円必要、と言われても、ピンと来ない話。

月額十数万円程度の年金生活
そのなかから健康保険料、介護保険料を差し引かれる
それ以外に固定資産税、軽自動車であっても車検や自動車任意賠償保険料もある。

老後になると医療費と介護費が嵩むことを考えると
2000万円という雲みたいな話よりも
月額10万円年金額でやりくりし暮らし生きていかねばならない
平均月額20万円年金額からみたら半分にも満たない。

健康で文化的な暮らし(人間に値する生活)ができるかどうかさえ、わからない。

大企業や公務員の労働組合幹部は、だらけきり
零細企業労働者や国民の暮らしのことなど考えてはいやしないし
野党もだらしない(国会議員は半分に削減してもらいたい)

いまの国会議員に不満をぶつけてみても
目の前にある要介護老人やその家族のことのほうが
自分にとり最大の事柄である。

政治や制度など社会の有り様と深く結びついていることは確かだが
いくら批判したところで犬の遠吠えでしかない。

いま死に逝く人たち 
いま介護に喘ぎ悩み必死に生きている人たち
限られた年金額(収入額)のなかでやりくりしくらしている人たち
自分も同じである

だから老後の医療や介護は他人事ではない

いろいろ不満や愚痴を書いたが
梅雨空のように晴れない気持ち

それでも梅雨明けを待ちながら人は生きている

老後2000万円必要と言われても、
今もこの先も「ない」し「用意できない」

2000万円はなく、切り詰めた暮らしだけれども
幸せだった、と感じれる老後でありたい
日々の小さな感動や感謝を糧に生きていきたいものだ

無責任であり
選挙権を放棄している自分だとわかってはいるが
ここ数年
国会議員選挙の投票場には足を運んでいない
投票するような政党や候補者がいない