自治医科大学附属病院皮膚科
吸血虫マダニ結末記
ご心配頂きありがとうございます
マダニに噛まれたとき、
無理してマダニを引き剥がそうとはしていけない。
剥がさないで、そのまま、つまりマダニを付けたまま皮膚科受診することが肝要。
自分の場合、マダニは我が血を吸うだけ吸って、満腹状態になり、
マダニも思わず口ばしを離したのが幸いし、
床にポッロとマダニが転がり落ちた。
8時30分、腎臓センター受付に相談。
まずは、腎臓外科を受診しドクター紹介で、皮膚科診察となった。
持参したマダニを見た女医も吃驚。
大きさは6㎜、4㎜で、口ばしや足も動いていた。
マダニはライム病の症状が出現するので、今後発熱など体調に異変が表れたときは
いつでも受診するよう、医師から説明を受けた。
噛まれた左胸上に局部麻酔を行い、その箇所を切除摘出を行った。2針縫った。
7月8日に再度受診し、抜糸を行う予定。
マダニは自治医科大学附属病院に「寄贈」してきた。
生きたままマダニを持参するケースはめずらしかったようです。
付き添いしたwife 往復260km 車の運転をしてくれた。
自分は運転席の隣りの席に乗車していたが、
wifeはときどきチクリチクリ、「マダニに噛まれたら大変だということがわかったよね」、
とたたみ掛けるように話しかけてくる。
左胸上の肉片を切除するよりも、wifeのチクリの方が“痛かった”。
でも、wifeには感謝、感謝です。
確かにマダニは怖い。
これから「草刈正雄(草刈り)」をするときは
虫除けスプレーをかけ
首にタオルを巻き
腕には腕抜き
足は長靴を履き、
マダニが侵入しないよう完全防備していくに限る。
マダニが満腹になるまで気がつかなった自分
本当に鈍感極まりない、阿呆鳥である。