老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

1169;自躰像 其ノ弐

2019-06-21 04:07:46 | 阿呆者
“しっかりしろよ”、とbeagle元気から、言葉をかけられているような、そんな気がする自分
自躰像 其ノ弐

診察の順番が回ってきたので、中断した「自躰像」、続きを綴ります

顔の皺は、「入浴後に乳液やクリームなどをつけスキンケアをするといいよ」と、wifeから言われ実行している。
お蔭様で顔の肌はスベスベしている。
掌にも塗布している。
手を「パ~」にすると 手の背は皺となり
「グゥ」にすると、手の背の皺は伸び、一見手の皮膚は艶々になる。
人前では何気なく手は見えないよう膝の上に置く

いま体重は53㎏台にあり、
腹の肉が軽く手で一掴みできる贅肉がある
あと3㎏は削り落したいが、なかなか落ちそうにない

浮腫が酷かったときには体重は、2~3㎏増えた。
ひと月の間に体重が3㎏以上の増減があったときは、躰のどこかに異常を発しているのかもしれないから要注意

透析をしていたときの体重は49㎏で、
wifeは当時交付された身体障害者手帳の写真を見て「蟷螂(カマキリ)みたい」と笑うほど痩せていた。 
慢性腎不全症になり透析をしたお蔭で、胃は小さくなった。

自分の躰には腎臓が3つあり、
背中の方に親から頂いた腎臓2つは休眠状態でほとんど機能していない。
右腹部には拾年前に妹にお願いし頂いた腎臓が1つ移植され、自分の生命を繋ぎ、感謝している。

老いてくると筋力は、両下肢だけでなく臀部の筋肉まで落ちてくる。
長時間、軽自動車を運転していると尻が痛くなる。

昨年の冬に、残雪で滑り左膝を路面に打ち付けてから、半月板なのか、ときどき膝がカッくと骨の音が聴こえる。
右膝痛にもなり、正座ができない。
beagle元気は、お座りができるが、自分はお座りができない。
両足は胴体に比べ 自分でも「短足だな」と思ってしまう(ジーパンなどを購入するときは、随分裾を切る)

過去に18ヶ月ほど透析を受けていたせいか
血管は弱くなったのか、テーブルなどにぶつけたり、強く握られたり指で圧力を加えると
皮下出血となり黒ずみ、腕は虐待を受けたような皮下出血の痕

老い、病気自慢をしてみても何の意味もない
自分の「健康診断書」を医師に記載をお願いしたら
慢性腎不全症、腎性高血圧症、高脂血症、大動脈弁閉塞不全症、骨粗鬆症の病名となる。
プラス自己診断では「物忘れ認知症」が追加される。

躰の症状は、利尿剤(朝1錠服用)により浮腫はとれてきたが、朝起きたときの目の下には「小熊が1頭」いる。
右足の浮腫も幾分あり、指で抑えると痛みを感じる。
四肢の筋力は落ち、wifeと腕相撲をすると即押し倒されてしまい軟弱動物になってしまった。
30mの距離も走れず、心肥大となった心臓に負担がかかり、情けない。
地震などのときは長く走れず・・・・beagle元気に誘導をお願いする自分。

躰のあちこちがガタが来て衰えているけど
そんなことに気落ちせず
残りの刻(とき、時間)を
躰も含めて、wifeも忘れずに 大切にして生きていきたい。

本当に生きた、という実感を得ることができるよう、
いまを積み重ねていきたい。