20余年ぶりのカレー。

20年というより30年に近いか。

今日は中心街を出て川を渡った辺りが仕事先。
そこに一軒の店。まだあるんだなあ、懐かしすぎる。以前から訪ねてみようと思いつつ何となく機会を見つけられずにいたのだが、たまたまお昼どき。

よし、今日こそと・・・

窓からの自然光が心地よい、そんなテーブルで。
なのに上手に撮れなくて残念。

店の名がついたカレー。メニューによると昔ながらのものらしいが、記憶はおぼろ。覚えちゃいないが盛り付けがなんだかちがう気がする。カリッと揚がったソーセージは、そういえばこんなんだったかな、という感じ。
それにこんなに辛かったっけ。こちらの体が弱り辛さを感じるだけか。

昔々若かりし頃、付き合っていた彼女がこの近所。よく二人で、あるいは彼女の友人も交え足繁く通った店。コーヒーも旨いんだ。

店内の雰囲気はあまり変わっていないように思う。ママさんはただにこやかに寡黙。
居心地はとても良い。

マスターは健在なのか。
カレーはほんとに昔のままなのか。

あえて何も尋ねずに店をあとにした。
触れずにいたほうがよい、そんな気がして。