酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

それでも春は来る。「和酒たなか」で実感。

2016-02-16 | 酒風景
言うなれば、前の前の記事「べてぃ」その後の話。

男山のイベントをあとにして、べてぃでしばし過ごすもまだ夕方6時。普段ならこれから呑みに出ようかという時間だ。一人で顔を出せる店は概ね日曜は休業、駅前ビルの昼からやってる店はそろそろ閉店だ。
が、幸運にも日曜日もやってるよとメールをもらっていたのが「和酒たなか」さん。

まず一杯目。は、なぜか男山のイベント限定品(笑)


べてぃでの酒まんじゅうに続きまたもイベントの余韻を楽しむことに。


突き出しは、あら可愛いこと。なんとホタルイカ。もうこんなシーズンかね。とこれを食べては毎年同じことを言う自分。
旬の走りにしては早い気もするが2月も後半を迎えるのだから不思議はないか。
さっと湯掻いた感じのコレにわさびをちょこっとつけてパクリ。旨いのである。

メニューにも春を見つけたぞ。


エビとウドの炊合せ。ああ春だねえ。

山菜のえぐみにはさらっとした酒がいいかなと・・・


東一(佐賀)純米/山田錦 うすにごりの生酒だ。
ウドに良いかと思っていたら、炊合せはとても優しい味の出来栄えで美味しくて、う~む、にごりがある分だけウドと少し縁遠いかな。

いやいや、酒は香り、旨味とも穏やかで、酸味も良いバランス。フレッシュな生のテクスチャーの中に甘味や旨みが豊か。とても美味しいのである。山田錦は自家栽培だとか?こりゃ生一本の中の生一本ってやつだね。

で、次なる酒はワイン・・・


ではありませぬ。シャンパンのボトルだけど(笑)
どう説明したらいいか。

長野の小布施ワイナリーが作った希少な酒。お試しじゃなく本気でやってると評判も高い。
ワインに明るい人ならエチケットを読み下せるんだろうが、カタカナで書くと「ドメーヌソガ・ソガペールエフィス」曽我さんが作ったソガペールエフィスというものですよってことか。NEUFは9のフランス語。9号酵母を使ってまっせという意味だ(これは調べたから知っている・笑)。

見るのも呑むのもお初。こりゃワインではないかと見粉うほどの液体。
さすがワイナリー、熟成にかけては確かな感性。なんて言っていいのか分からないが、確かに旨い。
恐れ入谷の鬼子母神。

という感じで、気分良く祭りのあとの時間を楽しく過ごし、気分良く朝の目覚めを迎えたのだった。

朝、デジカメで、餃子とカレーとワンカップが写ってるのを見るまでは。


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