HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

手紙・拝啓 十五の君へ

2009年02月03日 | レッスン日記(小中高生)
Mちゃん(小4):
M3ちゃんが「拝啓 十五の君へ」の楽譜をもらって ポツポツ弾いているところへ、Mちゃんがやってきました。
「あっ、ちょっと貸して。あたしにやらせて!」
M3ちゃんが風邪で休んでいた先週、楽譜をもらっていたMちゃんは、ピアノに向かうと、スラスラと弾き始めました。

Mちゃんも、コードの弾き方を教わったので、メロディー譜を見るだけでスラスラと伴奏がつけられる快感を知っています。
Mちゃんは、とても音楽のカンがいいので、コードの流れも何となく体でわかる、みたいなセンスを持っています。
また、メロディーを弾くのも生き生きとして、とてもすてきな弾き方をするのもMちゃんの個性です。

このM&M3の仲良し二人が、どこまで「拝啓~」を表現できるか。
夏休みのコンサートを目標に、半年かけて 二人の可能性の限界まで、一緒に挑戦していきたい、と 年頭の今 私は思っています。 

コードでの伴奏

2009年02月03日 | レッスン日記(小中高生)
M3ちゃん(小4):
先週は風邪でお休みしてしまったM3ちゃん。
今日は元気にやって来ました。

M3ちゃんは、クリスマスが終わって年が明け、2月になった今でも、まだ「クリスマス曲集」を楽しんで弾いています。
今日は「赤鼻のトナカイ」をやってきました。
コードネームを見ながら伴奏をつけることを覚えたので、一気に弾ける範囲が広がって、それで楽しくなったのでしょう。
「トナカイ」の後に、先生が作っておいた楽譜「手紙・拝啓 十五の君へ」をあげました。
ハ長調で書いて、コードネームがふってあります。

仲良しのMちゃんんと二人で、弾いて歌うんだ!と言ってる、お気に入りの曲です。
M3ちゃんは、さっそく弾き始めました。
細かい音符がたくさん、それにコードもどんどん変わり、知らないコードも書いてある・・・それでも、M3ちゃんは真剣な顔をして 一生懸命音を探し、コードを数え、とうとう最後まで弾き通しました。
数ヶ月前まで「できるだけ簡単な曲がいい」「音符よめない」「弾けない~」などと言っていたM3ちゃんとは まるで別人のようです。

音楽っていうのは、こうやって、どうしても弾きたい!という気持ちでのめり込んでいくものなんです。
M3ちゃんが、アンジェラ・アキの この曲を得て、すばらしい音楽体験をしてくれることを楽しみにしています。

アキ・ピアノ教本

2009年02月03日 | レッスン日記(小中高生)
Tくん(小3):
「アキ・ピアノ教本2」が、いよいよ残りあと10曲あまりとなりました。
今日は「カノンのれんしゅう」という曲から始めます。

ハ長調の音階がベースになりつつ、右手と左手のスタートが2拍ずれていて、カノン(輪唱)になっているもの。

Tくんは、たぶん、妹のTちゃんよりも練習してないと思う。これは先生のカンです。けれども、彼は 練習しない分 カンをとぎすまし、曲のポイントをつかむことがうまいのです。
「カノン」なら、2拍遅れてスタートしたパートが、前のパートをなぞっていくことを素早く理解し、頭のコンピュータをめまぐるしく稼働させながら、みごとに2つのパートをあやつっていきます。
次の曲は「ふてんのリズム」。
右手の和音で拍をきざみながら、左手で ターン・タ・タン、というベースの音を入れていく練習曲です。
人によってはなかなか右と左がうまくかみ合わないリズムですが、Tくんは、思ったとおりパッと理屈を理解して、上手に合わせることができました。
こうして、次回はニ長調のカノンからね、というところまで行ったとき、先生は言いました。
「あと、残り7曲になったよ。ね、これから来週まで、1日1曲、練習して仕上げていけば、1週間でこの本全部終わっちゃうよ?」  
「そうか~。じゃ、1日1曲、練習しよう!」
「そうしたら、来週来たとき、この本卒業だね!」 

さあ、来週が楽しみだ。
Tくん、全部やってくるかな~ ヽ(^0^)ノ

ティンティララ

2009年02月03日 | レッスン日記(小中高生)
Tちゃん(小1):
前回の宿題だった「雪のおどり」。
二短調で、しかも手のポジションが 何度もジャンプして移動しなければならない曲ですが、Tちゃんはちゃんと練習してきて、合格することができました。

次の「ティンティララ」という曲に進むことになりましたが、これはTちゃんの知らない歌です。
まず、曲のリズムからつかむため、カスタネットでリズム打ちをしてみました。
先生の弾くピアノに合わせて、メロディーのリズムを打ちます。

タン・タカ・タン、タン・タカ・タン

ニ短調の、ちょっとキュンとするような、懐かしいような、愛らしい旋律。
ワルツのリズムは心地よく、カスタの音が妙に似合って、思いがけないほどすてきな演奏になりました。
「もう1回やる!」
弾き終わったとたんに Tちゃんが「アンコール」をしたのは、曲が本当に気持ちよかったからかな?
いいよ、先生も、もう一度やりたいって思ったとこ!

ぶんちゃっちゃ、ぶんちゃっちゃ、タン・タカ・タン、タン・タカ・タン、
ティンティララ、ティンティララ、おどるよ~♪

すてきなワルツは、もう一度くり返されて、ますます楽しく響くのでした・・・