HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ショパン・ワルツホ短調

2009年09月16日 | クラシック曲
Nさん(大人):
ショパンのワルツ・遺作ホ短調が、大分出来上がってきました。
指の細かい動きなどはきれいに揃い、テンポも上がり、暗譜もできました。
あとは、譜面には書かれていない微妙なニュアンスをつけていくこと・・・ 
口では説明しにくいのですが、「タメ」とか「ゆらぎ」とかいう言葉が近いかもしれません。

本で言えば「行間を読む」といったような、この表現や解釈こそ、演奏で最も大事な部分になってきます。
すてきな「大人の演奏」が仕上がるように、演奏を磨いていきましょう♪

トルコ行進曲

2009年09月16日 | クラシック曲
Y子ちゃん(小4):
先週からトルコ行進曲(ベートーヴェンの方です)を練習して、2週目の今日は、もうほとんど完成となりました。

「トルコ」という国は 当時のヨーロッパの人々にとって、見知らぬ遠い東洋の国。そのトルコへのあこがれと想像を込めて、ベートーヴェンの他にも「トルコマーチ」とか「トルコ風の」などとタイトルについた曲がいくつも作られています。
みなさんも、モーツァルトのトルコ行進曲などは知っているでしょう。

トルコマーチは、左手の「ブンチャッチャッチャッ、ブンチャッチャッチャッ、ブンチャ、ブンチャ、ブンチャッチャッチャッ、」というリズムが特徴です。
これが、当時の「トルコ風」のイメージだったのです。
「へぇ~、そうなんだ」とY子ちゃん。
「そう。大きな太鼓を持って、ブンチャ、ブンチャ、ブンチャッチャッチャッ、って行進するイメージよ」
Y子ちゃんは「わかった」とニコニコしてうなずきました。
トルコ行進曲は、もうすぐにも仕上がりそうです。
来週のお休み中には、一人で仕上げられる曲、ということで 短い「家路」も練習しておいで、ということにしました。
「トルコ行進曲」と2曲、休み明けに聞かせてもらうことに。
どんな仕上がりになるか、楽しみです。