Nちゃん(年長)
「いとまきまき」がスラスラ弾けるようになりました。
「Nちゃん、右手が上手に弾けたから、左手もつけて弾こうね。『ソ』の音で」
「あ、『ソ』のおとね。はい!」
気軽に「ソ」の音の伴奏をつけて、両手で弾いています。
右手の八分音符もすんなりと弾けるようになって、Nちゃんは ずいぶん上達したなあ、と思います。
「あのね、こういう伴奏、できるよ」
Nちゃんが弾いてくれたのは、右手と左手が「4度」のインターバルで並行に動く音列でした。
不思議な世界の響きのような音。
「きれいだね・・・外国の曲みたいだね?」
「うん」とNちゃんは言いました。
「つぎは『菊次郎』!」Nちゃんが言いました。
「そうそう、『菊次郎』!この間Nちゃんが色鉛筆で書いた楽譜、パパに見せてあげた?」
「うん、見せた!そしたらね、『なんだこりゃ~』って言ってた」
説明してるNちゃんも、自分で大受けしています。
パパの大受けの顔が目に浮かぶようだ
「じゃ、弾いてみようか?」
先生にバックをつけてもらいながら、Nちゃんは「菊次郎の夏-SUMMER」を弾きました。
演奏も この間より上手になってたんですが、びっくりなのは その演奏する姿!
なんというか、ゆったりと音楽に身を任せ、大きくうねるメロディーに揺られている様子は、まるで大人のミュージシャン!
Nちゃんは、もっと大きくなって 自分の感覚を表現できるだけの力がついたら、たくさんのすてきな演奏をしてくれるんだろうね。
今日は、フランスの子どもたちに愛されている民謡「つきのひかりに」の楽譜をあげました。
「ぼく」のおうちと「となりのおばさん」のおうちが、月の光に照らされている絵がついています。
Nちゃんは、色エンピツで、ふたつのおうちをきれいに塗りました。
何色ものエンピツを使って、グラデーションのついたすてきな色のおうちが2軒できました。
それぞれの窓の下には、お花も描き添えて、Nちゃんの「楽譜」はできあがりました。
「この曲はね、左手で伴奏つけるときに、今までみたいに『ソ』を弾かないで、違うのにするよ」
先生が言いました。
「右手と左手の1の指を、両方ともまん中の『ド』に置いて・・・そうそう。そして、右手が『ドドドレミーレー』って動くとき、左手も同じように指を動かすの。そうすると、『ドドドシラーシー』ってなる。ね?そうして一緒に弾くと・・・ほら」
Nちゃんは弾いてみました。両方の手で作る二つの音が、和音となって広がります。
「きれい!」Nちゃんは言いました。
「外国の曲みたい」
そうだね。来週、きれいな外国のような響きの曲を、上手に弾いてきかせてね。
「いとまきまき」がスラスラ弾けるようになりました。
「Nちゃん、右手が上手に弾けたから、左手もつけて弾こうね。『ソ』の音で」
「あ、『ソ』のおとね。はい!」
気軽に「ソ」の音の伴奏をつけて、両手で弾いています。
右手の八分音符もすんなりと弾けるようになって、Nちゃんは ずいぶん上達したなあ、と思います。
「あのね、こういう伴奏、できるよ」
Nちゃんが弾いてくれたのは、右手と左手が「4度」のインターバルで並行に動く音列でした。
不思議な世界の響きのような音。
「きれいだね・・・外国の曲みたいだね?」
「うん」とNちゃんは言いました。
「つぎは『菊次郎』!」Nちゃんが言いました。
「そうそう、『菊次郎』!この間Nちゃんが色鉛筆で書いた楽譜、パパに見せてあげた?」
「うん、見せた!そしたらね、『なんだこりゃ~』って言ってた」
説明してるNちゃんも、自分で大受けしています。
パパの大受けの顔が目に浮かぶようだ
「じゃ、弾いてみようか?」
先生にバックをつけてもらいながら、Nちゃんは「菊次郎の夏-SUMMER」を弾きました。
演奏も この間より上手になってたんですが、びっくりなのは その演奏する姿!
なんというか、ゆったりと音楽に身を任せ、大きくうねるメロディーに揺られている様子は、まるで大人のミュージシャン!
Nちゃんは、もっと大きくなって 自分の感覚を表現できるだけの力がついたら、たくさんのすてきな演奏をしてくれるんだろうね。
今日は、フランスの子どもたちに愛されている民謡「つきのひかりに」の楽譜をあげました。
「ぼく」のおうちと「となりのおばさん」のおうちが、月の光に照らされている絵がついています。
Nちゃんは、色エンピツで、ふたつのおうちをきれいに塗りました。
何色ものエンピツを使って、グラデーションのついたすてきな色のおうちが2軒できました。
それぞれの窓の下には、お花も描き添えて、Nちゃんの「楽譜」はできあがりました。
「この曲はね、左手で伴奏つけるときに、今までみたいに『ソ』を弾かないで、違うのにするよ」
先生が言いました。
「右手と左手の1の指を、両方ともまん中の『ド』に置いて・・・そうそう。そして、右手が『ドドドレミーレー』って動くとき、左手も同じように指を動かすの。そうすると、『ドドドシラーシー』ってなる。ね?そうして一緒に弾くと・・・ほら」
Nちゃんは弾いてみました。両方の手で作る二つの音が、和音となって広がります。
「きれい!」Nちゃんは言いました。
「外国の曲みたい」
そうだね。来週、きれいな外国のような響きの曲を、上手に弾いてきかせてね。