HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

Sさんのピアノレッスン

2010年11月25日 | レッスン日記(小中高生)
Sさんご夫妻:
月に1回、お電話でレッスンの日を決めて、お二人で電車を乗り継いでレッスンにみえています。
いつも、お約束は11時頃からのレッスンに決まっていたのですが、今日はたまたまヒバリが外出する日に当たっていたので、Sさんからお電話をいただいた時にヒバリはいいました。
「その日は、11時すぎには出かけることになっているので、11時にレッスンが終われば・・・10時からのレッスンなら大丈夫ですが、それでは早すぎですよね?」
するとSさんの奥さまは「いいえ、それじゃ頑張って、10時に間に合うように伺います」とおっしゃって、ちゃんとお二人揃って10時に来てくださったのでした。

まずご主人から。
「あきれるほど上達しないんです」と言いながらピアノの前に座るご主人ですが、そんなことはありません。
「人生のメリーゴーラウンド」、もうメロディーは大部分暗譜していますし、左手のコードもちゃんと間違えずにつけてあります。
中間部の楽譜が、後から付け足したものなので まだ前半ほど覚えていませんが、それもすぐに覚えられるでしょう。
今日は、曲とは別に 指のタッチの練習もしてみました。
曲を弾く前に、少し時間を取って 指をエクササイズしてみてください、とお伝えしました。

奥さまは映画音楽の「天と地の間に」です。
「なかなか難しくて大変」と言いながらも、最後までちゃんと練習を重ねた後があって、ほんとにえらいなあと思います。
「先生の音はとってもやわらかくてきれいなのに、私のは音が固くてギクシャクして・・・」と言う奥さまですが、心の中にいつも「やわらかい音色、美しい音色」という思いがあるからこそ、そういった違いが気になるということです。
弾いてもらうと、確かに後半の難しくなったところでは 音が固くなったりもしますが、前半の弾き慣れてきた部分などは、やわらかで美しい音色になっていますよ!
Sさん、大丈夫。前半は本当にきれいな音色で弾けてます。後半は、まだ曲をよく覚えていないから、音を取るときに力が入ってしまうんです。けれど、前半のように覚えてきたら、ちゃんと柔らかい音色になりますから、安心してくださいね。

奥さまは、すてきな音楽が次々と登場する フィギュア・スケートのファンで、「フィギュアスケート曲集」というピアノ曲集も持っています。
次回は、その「フィギュア曲集」から、何かステキな曲をもう一つやってみましょう、ということになりました。