HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

カップラーメン作る時間で 1回弾ける♪

2017年11月14日 | レッスン日記(小中高生)
Sちゃん(中2):
「すみません、練習してたら遅くなってしまったので、レッスンに遅れます」と SちゃんからLINEが届きました。
いつもいつも忙しくて、ほとんど自宅での練習ができないSちゃん。
じゃあ、今日は少し練習できたんだ。。。

少し遅れて到着したSちゃん、今週は何回か練習する日がとれたようです。
ゴッドシャルクのロマンチックなノクターン風の曲「ダイイング・ポエット」。
メロディーが次々に変奏されて、その都度 オクターブやらアルペジオやらブロックコードやらにきらびやかに彩られていきます。
聴いてる人にとっては ゆったりした心地よい曲ですが、弾く人にとっては 指や和音を覚えるのが四苦八苦、という けっこうしんどい曲といえるかもしれません。
今日は、そのややこしい和音の連続をがんばって覚えてきた跡が見え、努力したんだな、ということがわかる演奏でした。
ない時間の中で努力し、楽譜を見ないでも最後まで弾けるまでになった・・・がんばりましたね。
まだスラスラとまではいきませんが、時々現れる難解な部分も、落ち着いて考えれば 楽譜を見ずに思い出して弾くことができます。
ここまでくれば、あとは何度も弾いて、頭を使わなくても手がスラスラと動いてくるまで慣れれば大丈夫です。
「1回弾くのに、大体3分くらいあれば弾けるよね?」
「はい、弾けると思います」
(前は1回弾くのに20分以上かかってたんだから、大した進歩だ)と先生は思った。
「3分なら、空いた時間にちょちょっと弾くことできるんじゃない?」
「はい、できます」
「じゃ、これからは毎日、必ず弾くことにしようよ。最低でも1回は必ず・・・だけど、できれば、1日に3回とか弾けるといいんだけどな。朝1回、昼間1回、夜1回。これくらいなら何とかならないかな?」
「んー、何とかなるかも」
「たった3分ずつだもん、何とかなるんじゃない? 3回なら、カップラーメン3杯作るだけ!」
「あははー」
「1日3回弾けば、30日で90回弾けるんだよ?!」
「うわあ、けっこうすごい・・・」
「ねっ、それだけ弾けば自信もつくでしょー」
ってわけで、Sちゃんも最終ラウンドに突入しそうです。
がんばれ!

実力ついたね!

2017年11月14日 | レッスン日記(小中高生)
Cちゃん(年長):
ヒバリ教室最年少のCちゃんですが、もう発表会も3回目、堂々たる「中堅生徒」になってきました。
去年もおととしも、発表会は先生に伴奏してもらって弾いたのですが、今年は初めて、Cちゃん一人で弾きます。
東京ディズニーランドのエントランスでよく流れている メリー・ポピンズの曲。
いかにも楽しいカーニバル、といった感じの「凧を上げよう」というワルツの曲を、伴奏をつけて弾くのです。
毎朝ママと練習してる、という、その積み重ねの成果はバッチリで、今日はワルツのリズムもとってもなめらかで驚くほどの進歩です。
「ねえー、こっちの本もやろうよー」
とCちゃん。
発表会の曲は もうほとんど完成しているので、また通常のテキストや「バーナム」もやりたいな、練習してきたんだもん!という、Cちゃんの意欲があふれています。
紫色の「バーナムミニブック」が先週 修了したので、新しくオレンジ色の「バーナム導入書」をもらい、今日はオレンジの本を2ページと、前の紫色の中からルーレットで選んで弾く、というのも初めて経験しました。
ルーレットを回して、出た番号・・・今日、Cちゃんは「8番」を出したので、「グループ1」から「グループ5」まで 全部の「8番」を弾いていくのです。
前に終わった本とはいえ、いきなりページを開いて弾くので、どうかなと思ったのですが、Cちゃんはどの曲もちゃんと楽譜を読んで、サッと弾くことができました。
もう、しっかり実力がついている証拠です。
バーナムのルーレット、これからは、小学生や中学生のおねえさんたちとおんなじだね!

がんばってるね!

2017年11月14日 | レッスン日記(小中高生)
Hちゃん(小4):
今回 初めての純クラシック、「ソナチネ」に挑戦しているHちゃん。
その努力と進歩は目覚ましいものがあって、今日も驚くほどの上達ぶりでした。
ヤマ場といえるスピード感いっぱいのパッセージ、指番号をひとつでも間違ええると たちまち行き詰ってしまう緊迫したフレーズが4カ所ほどあり、しかもどれひとつとして同じものはありません。
その全部を覚え、指が回るように練習を重ね、さらにスピードアップにチャレンジしてる。
「すごいね!すっごくいっぱい練習したんだね」
「うん!」
今日は、1カ所スムーズに流れずつっかえてしまうパッセージを取り出し、指使いを考えなおして練習しました。
「この指使いがいいんじゃない? これとどっちがいいかな?」
と先生が提案、Hちゃんもそれを試してみて
「うーん、こっちの方がいい」
と決定します。
「よしっ、じゃ指使いはこっちに決めよう。そして、決めたら絶対その指でやるんだよ。ひとつでも間違えたらダメになっちゃうんだから」
そう言って、新しい指使いが手になじむまで 何度も何度もくり返して練習し、さらに弾いてる手を先生のI-PHONEで録画して、
「ママのスマホに送るから、指使い忘れたらこれを見て練習してね」ということにしました。

"100回弾き"も始めてる、というHちゃん。
もっともっとうまくなるよ。がんばれ!

リズムに余裕が出てきた♪

2017年11月14日 | レッスン日記(小中高生)
S子ちゃん(小4):
発表会のソロで弾くのは「パン屋さんの窓」。
ジブリのアニメ「魔女の宅急便」のBGMで流れている曲です。
タンゴ調の、リズムがハッキリした曲なのですが、S子ちゃんはよく練習して、もう完全に暗譜し「100回弾き」も始めています。
もう25回弾いたそうで、今日の演奏を聞くと、格段にリズムが良くなっています。
具体的に言うと「滞空時間が長くなって 余裕のあるリズムになってる」と思います。
「滞空時間」については、前に「音楽のツボ」ページに書いたことがあるので、読んでみてください。
リズムをとる上で キモとなるポイントです。

空白部分、滞空時間をたっぷり♪

余裕リズムで、ずいぶん曲が安定し、大人っぽく弾けるようになってきました。
もう発表会の曲はレッスンしなくても大丈夫なので、通常の「バーナム」と「曲集」も並行してレッスン始めました。