Tさん(大人)がレッスンに来ました。
今年の発表会では、ブラームスの「間奏曲118-2」という曲を弾きます。
ロマン派時代の作曲家ブラームス。
バッハ、ベートーヴェンと共に「ドイツ三大B」と言われている、偉大な作曲家です。
ルックスもよくって、若いころはとってもかっこよかったみたいです。
ブラームスは、音楽家ロベルト・シューマンを大変尊敬し、慕っていました。
師であるシューマンだけではなく、彼の家族ぐるみで親しくしてもらっていました。
ところが 恩師シューマンは若くして精神を病んで亡くなってしまい、あとには8人の子どもたちとクララ夫人が残されました。
クララは少女時代から活躍していた 名高いピアニストです。
夫ロベルト・シューマンの作曲した曲を、クララが演奏して世に広めたのです。
シューマン亡き後、ブラームスは、このクララ夫人と子どもたちを支え、生涯にわたって親交を続けました。
多くの文献が、彼らの間には深い愛情が通っていたと伝えています。
それが恋愛であったかどうかは定かではありませんが、若いブラームスが 年上のクララ夫人を愛し、慕っていたというのは事実のようです。
ブラームスは生涯 独身を通しました。
14歳年上のクララが76歳で亡くなると ブラームスの体調も一気に悪化し、翌年亡くなりました。63歳でした。
ブラームス晩年の作品で、クララに捧げた「6つの小品」というピアノ曲。
その中の、とてもロマンチックな「間奏曲」には、ブラームスとクララの睦まじい姿が浮かんでくるような甘やかな旋律、せつない旋律、神への祈りを思わせるような和声が交錯します。
今回、Tさんが心を込めて弾き込んできたこの曲を、発表会ではソロ演奏の「トリ」で演奏します。
先日の「くじ引き」で たまたま当たった「トリ」ですが(笑)、私はトリに最もふさわしい人選だと思います。
みなさま、大トリ「ブラームス・間奏曲」お楽しみに。
今年の発表会では、ブラームスの「間奏曲118-2」という曲を弾きます。
ロマン派時代の作曲家ブラームス。
バッハ、ベートーヴェンと共に「ドイツ三大B」と言われている、偉大な作曲家です。
ルックスもよくって、若いころはとってもかっこよかったみたいです。
ブラームスは、音楽家ロベルト・シューマンを大変尊敬し、慕っていました。
師であるシューマンだけではなく、彼の家族ぐるみで親しくしてもらっていました。
ところが 恩師シューマンは若くして精神を病んで亡くなってしまい、あとには8人の子どもたちとクララ夫人が残されました。
クララは少女時代から活躍していた 名高いピアニストです。
夫ロベルト・シューマンの作曲した曲を、クララが演奏して世に広めたのです。
シューマン亡き後、ブラームスは、このクララ夫人と子どもたちを支え、生涯にわたって親交を続けました。
多くの文献が、彼らの間には深い愛情が通っていたと伝えています。
それが恋愛であったかどうかは定かではありませんが、若いブラームスが 年上のクララ夫人を愛し、慕っていたというのは事実のようです。
ブラームスは生涯 独身を通しました。
14歳年上のクララが76歳で亡くなると ブラームスの体調も一気に悪化し、翌年亡くなりました。63歳でした。
ブラームス晩年の作品で、クララに捧げた「6つの小品」というピアノ曲。
その中の、とてもロマンチックな「間奏曲」には、ブラームスとクララの睦まじい姿が浮かんでくるような甘やかな旋律、せつない旋律、神への祈りを思わせるような和声が交錯します。
今回、Tさんが心を込めて弾き込んできたこの曲を、発表会ではソロ演奏の「トリ」で演奏します。
先日の「くじ引き」で たまたま当たった「トリ」ですが(笑)、私はトリに最もふさわしい人選だと思います。
みなさま、大トリ「ブラームス・間奏曲」お楽しみに。