Sちゃん(中2):
発表会まで、あと10日あまり。
ソロ曲の「ダイイング・ポエット」を弾いてもらいました。
以前に比べれば、大分暗譜もでき、(部分によっては)スラスラと弾ける所も出てきました。
練習曲として聴けば、「大分間違えずに弾けるようになってきた」というレベルです。
しかし、これを「発表会の演奏」として聴けば、完成にはまだまだ、と言わざるをえません。
音色が一本調子で フレーズ感が出ていない。
音が堅い。
テンポの緩急のニュアンスが出せていない。
などなど、こういったロマンチックなノクターン風の曲に必要な表現ができていないため、演奏に艶やかさな美しさが出てきません。
そして、これらいくつもの「残念ポイント」を輩出している原因は、ひとえに「弾き込みが足りない」ということなのです。
まだうろ覚えの部分が多いため 止まったりミスしたりも多く、自信を持って打鍵しないため響きが浅く、フレーズのニュアンスをつける余裕もなく、ただただ音符を追っているだけ、となって、この曲の「売りポイント」となるはずの特性が、全て「マイナスポイント」として現れているのは残念なことです。
解決法はただ1つ。
弾くしかありません。
寸暇を惜しんで、1回でも多く弾き込んでこそ、タッチも柔らかになり、メロディーのニュアンスも感じられるようになってくるのです。
逆に言えば、弾き込むだけで、数々のマイナスポイントが解消されるので、本番まで のギリギリ最後の2週間、なんとか工夫して、1回でも多く弾いてもらいたいもんです。
発表会まで、あと10日あまり。
ソロ曲の「ダイイング・ポエット」を弾いてもらいました。
以前に比べれば、大分暗譜もでき、(部分によっては)スラスラと弾ける所も出てきました。
練習曲として聴けば、「大分間違えずに弾けるようになってきた」というレベルです。
しかし、これを「発表会の演奏」として聴けば、完成にはまだまだ、と言わざるをえません。
音色が一本調子で フレーズ感が出ていない。
音が堅い。
テンポの緩急のニュアンスが出せていない。
などなど、こういったロマンチックなノクターン風の曲に必要な表現ができていないため、演奏に艶やかさな美しさが出てきません。
そして、これらいくつもの「残念ポイント」を輩出している原因は、ひとえに「弾き込みが足りない」ということなのです。
まだうろ覚えの部分が多いため 止まったりミスしたりも多く、自信を持って打鍵しないため響きが浅く、フレーズのニュアンスをつける余裕もなく、ただただ音符を追っているだけ、となって、この曲の「売りポイント」となるはずの特性が、全て「マイナスポイント」として現れているのは残念なことです。
解決法はただ1つ。
弾くしかありません。
寸暇を惜しんで、1回でも多く弾き込んでこそ、タッチも柔らかになり、メロディーのニュアンスも感じられるようになってくるのです。
逆に言えば、弾き込むだけで、数々のマイナスポイントが解消されるので、本番まで のギリギリ最後の2週間、なんとか工夫して、1回でも多く弾いてもらいたいもんです。