Rちゃん(小1):
このブログ 初登場のRちゃん、この秋から ヒバリ教室に入門したばかりです。
中学生の大きいお姉ちゃんがいるというRちゃん、まだまだ甘えん坊さんかな。
毎週、教室に入ると、ソファーに置いてあるぬいぐるみの中から、お気に入りのワンちゃんを抱っこしてから出席シールを貼っています。
そんな「おっとり」のRちゃんですが、入門したとき、教室ではもう発表会の準備が始まっていました。
ヒバリ教室では、発表会は基本的に「みんな一緒に参加しよう!」というコンセプトなので、ドレミのドから習い始めたばかりのRちゃんも、否応なしにいくつもの曲に参加することになりました。
ソロ曲、オープニング、みんなでの合奏…
ソロは先生の伴奏と一緒に。
オープニングや合奏も、Rちゃんの習った範囲の音符、弾ける範囲のメロディーや楽器で、できる限り参加するようにしているので、毎週のレッスンは 1年生の新入生にはずいぶん盛りだくさんな内容です。
そんな中、フィナーレの全員合奏「よろこびの歌」を どうしたもんかなあ…と、先生は考えていました。
コンサートをしめくくる全員合奏だから、できることならRちゃんにも参加させてあげたい。
ところが、この曲はト長調で弾くアレンジにしてあるので、まだド〜ソまでしか習っていないRちゃんにはちんぷんかんぷんなのです。
メロディーは聞いたことあるんじゃないかなあ、と先生は考えました。
そして、まずは Rちゃんの読めるハ長調で楽譜をかいて、それをよーくー練習して覚えてから「今度はこの場所で弾いてごらん」と ト長調のポジションへ移行させてみよう、と計画を立てました。
今日、Rちゃんは ハ長調で書いてあげた「よろこびの歌」を、スラスラと弾けるようになっていました。
ピアノにも大分慣れてきたようです。
これならいけるかも?!
そこで、「この曲、こっちの場所でひいても、おんなじようにひけるんだよ。やってみて?」とト長調エリアへ誘って見たのですが、Rちゃんは少し弾いて見ただけで
「できない。難しい」と、悲しそうに手を止めてしまいました。
「そうか…違う場所だと難しい?」
「うん」
やっぱり「ドレミ」の音符で「ソラシ」の音を弾くのは難しいか…
でも惜しいな。ハ長調でならこんなにスラスラ弾けるのに、ト長調で弾けないだけで不参加なんて。
そこで、ヒバリ先生は強硬手段に出た。
Rちゃん用に 大きな音符でト長調の楽譜を書き、まだRちゃんが習っていない ラシドレ、の高い音の音符をいっぺんに教えてしまったのだ。
わかりやすいように 色エンピツで色分けもして。
その音符を見ながら、Rちゃんはそろそろと ト長調の「よろこびの歌」を弾きました!
できる! できるよ!
きっとすぐに、ト長調で弾けるようになるよ。
みんなと一緒に、フィナーレに出ようね!
このブログ 初登場のRちゃん、この秋から ヒバリ教室に入門したばかりです。
中学生の大きいお姉ちゃんがいるというRちゃん、まだまだ甘えん坊さんかな。
毎週、教室に入ると、ソファーに置いてあるぬいぐるみの中から、お気に入りのワンちゃんを抱っこしてから出席シールを貼っています。
そんな「おっとり」のRちゃんですが、入門したとき、教室ではもう発表会の準備が始まっていました。
ヒバリ教室では、発表会は基本的に「みんな一緒に参加しよう!」というコンセプトなので、ドレミのドから習い始めたばかりのRちゃんも、否応なしにいくつもの曲に参加することになりました。
ソロ曲、オープニング、みんなでの合奏…
ソロは先生の伴奏と一緒に。
オープニングや合奏も、Rちゃんの習った範囲の音符、弾ける範囲のメロディーや楽器で、できる限り参加するようにしているので、毎週のレッスンは 1年生の新入生にはずいぶん盛りだくさんな内容です。
そんな中、フィナーレの全員合奏「よろこびの歌」を どうしたもんかなあ…と、先生は考えていました。
コンサートをしめくくる全員合奏だから、できることならRちゃんにも参加させてあげたい。
ところが、この曲はト長調で弾くアレンジにしてあるので、まだド〜ソまでしか習っていないRちゃんにはちんぷんかんぷんなのです。
メロディーは聞いたことあるんじゃないかなあ、と先生は考えました。
そして、まずは Rちゃんの読めるハ長調で楽譜をかいて、それをよーくー練習して覚えてから「今度はこの場所で弾いてごらん」と ト長調のポジションへ移行させてみよう、と計画を立てました。
今日、Rちゃんは ハ長調で書いてあげた「よろこびの歌」を、スラスラと弾けるようになっていました。
ピアノにも大分慣れてきたようです。
これならいけるかも?!
そこで、「この曲、こっちの場所でひいても、おんなじようにひけるんだよ。やってみて?」とト長調エリアへ誘って見たのですが、Rちゃんは少し弾いて見ただけで
「できない。難しい」と、悲しそうに手を止めてしまいました。
「そうか…違う場所だと難しい?」
「うん」
やっぱり「ドレミ」の音符で「ソラシ」の音を弾くのは難しいか…
でも惜しいな。ハ長調でならこんなにスラスラ弾けるのに、ト長調で弾けないだけで不参加なんて。
そこで、ヒバリ先生は強硬手段に出た。
Rちゃん用に 大きな音符でト長調の楽譜を書き、まだRちゃんが習っていない ラシドレ、の高い音の音符をいっぺんに教えてしまったのだ。
わかりやすいように 色エンピツで色分けもして。
その音符を見ながら、Rちゃんはそろそろと ト長調の「よろこびの歌」を弾きました!
できる! できるよ!
きっとすぐに、ト長調で弾けるようになるよ。
みんなと一緒に、フィナーレに出ようね!