HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

MちゃんLちゃん・練習UP

2017年11月30日 | レッスン日記(小中高生)
共に小学校2年生の MちゃんとLちゃん。
保育園のときは一緒のクラスだった、という二人は、発表会でコンビを組んで連弾をやることになったので、この2ヶ月ほどは 毎週時間を合わせて、一緒に練習する時間を取っています。
連弾は、先生に頼らず 二人だけで合図し合ってやるんだからね、と言われているので、二人 ちょこんと並んでピアノの前に座り、頭をこくんと降って
「いっせーのせっ」で一緒に弾き始めます。
途中、危うい場面もちょっとあったけど、二人でうまく助け合って、止まらず弾き進めていってる。
さすがだ。
いつの間に、こんな感覚が身についたんだろう。
これなら心配なし!
何かあっても、二人でちゃんと乗り切っていけるはず。
弾き終わって、最後のキメ音をジャン!と揃えた瞬間に、二人がピタッと揃って、「どう?!」と言わんばかりにクルッと先生の方へ顔を向けるのが笑える。
「『どやっ』てやらなくていいから。二人で並んでお辞儀して。」
と、最後のお辞儀も練習し、続けてオープニング、全員合奏、フィナーレまで全部、一通りやって、今日の二人の練習は終わりです。

個人のソロも、Mちゃん・Lちゃんそれぞれ、キラキラシールをいっぱいはってあり、最初の頃からは想像できないくらい上手になりました。
二人とも初めての発表会。
楽しみだね♪

そうそう、二人で弾くのは「猫ふんじゃった」なんですが、
「この題がイヤなの。猫ふんじゃったらかわいそうだから」と言うので
「そうだよね、それじゃ発表会の日は、英語のタイトルで紹介することにしよう。『チョップスティックス』です、って言うから」と約束して、うん、と安心してニッコリ笑った MちゃんとLちゃんでした。

Y子さん練習UP・ 本番はフィギュア選手の気持ち。

2017年11月30日 | レッスン日記(大人)
Y子さん(大人):
全くの未経験からピアノを始めて、今日でちょうど丸3年経ちました。
発表会も3回目です。
曲は イタリアンポップスの「雨」。
連弾アレンジにして、「ヒバリ先生」がセカンド・ピアノを弾きます。

ところで、発表会の曲って、みんな普段の練習曲より少ーし背伸びして、頑張ったレベルに挑戦してるんではないでしょうか。
初めてのテクニックを使うとか、すごい速さで弾くとか、両手で華やかなパッセージを弾くとか…
どの人も、それぞれ 自分のギリギリのレベルで頑張ってるので、難しい箇所に来た時は もうドキドキ。
「出来るかな( ;´Д`)」とドキドキしながらも、思い切って「えいっ」とジャンプしたり 早ワザパッセージを弾いたり。
成功・失敗は五分五分だけど、それでも「当たって砕けろ」とがんばる。
「ね、それって…」
ヒバリはY子さんに言ってみました。
「フィギュアスケートの選手やなんかと同じじゃない? 練習で数回しか成功してなくても、思い切って試合で4回転ジャンプを跳ぶ…あの気持ち、わかるよねえ?」
「わかるわ〜〜〜」
Y子さんは しぼり出すような声で言いました。
想像しただけで冷や汗が吹き出してる感じだ。
ほんと、身につまされるよね。。。
みんな、それでも負けずに挑戦してるんだから、偉いです。

生徒のみなさん。
みんなはプロじゃないんだから、失敗しても平気です。
失敗を恐れず、思い切って自分に挑戦してみましょう。

お家のみなさん。
生徒たちは皆、自分に打ち勝って、たった一人でステージに臨みます。
その勇気を尊敬してください。