HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

歌はともだち

2019年01月07日 | 音楽のツボ
前々から、みんなが使えるような「リードシート型楽譜集」がないかなあ、と思って 探していました。
リードシート型楽譜、というのは、メロディーにコードネームが付いているだけの一段譜です。
伴奏が書いてないだけでなく、いろんな編曲もされてなくて、純粋に オリジナルのメロディーだけしか書いてないので、弾く人は コードネームを見て自分で伴奏をつけ、必要なら 前奏やアレンジも自分で考えて弾くのです。
ひと昔…か、ふた昔前…は、アマチュア用のこういった楽譜もけっこうあったと思うんだけど、今は ほんっとに無いね。
多分、コード奏法を推進してたエレクトーン界が、データミュージック路線へと変わってしまい、コード奏法に力を入れなくなったせいじゃないかな、とヒバリは思っています。
みんなが知っている曲や、ちょっとカッコいいトレンド曲や、スタンダードジャズなど、いろんな曲のメロディーがたくさん載っていて、それにコードネームが振ってあって。
余計なアレンジや伴奏がなくて、みんなが自分のレベルでいかようにもアレンジして弾けるシンプルな楽譜。
そういう楽譜集が欲しくて、ずーっと探してたんだけど、どうしてもありません。
そこで思いついたのが「歌はともだち」です。
小学生たちがみんな 学校から配布されて6年間使うというこの本は、古くは文部省唱歌から 最近のアニメソングまで、子どもたちの知ってる歌が網羅されていて、しかもコードネームがついているのです。
ただ、これをピアノレッスンに利用するには、いくつかの不都合がありまして。
1つは本のサイズが小さくて、ピアノの譜面台に立てて弾くには 音符がケシツブみたいに小さくて見づらいこと。
そしてもう1つは、学校に置いておく前提なので、家に持ち帰らせるわけにはいかず、ピアノレッスンに使うわけにはいかないこと。
けれど、この本をおいて他には リードシートの練習に使える楽譜はなさそうです。
そこで 私は決意を固め、小学生生徒のみんなに「歌はともだち」を、もう1冊ずつ持ってもらってピアノレッスンに使うことにしたのです。
言い忘れましたが、この本には1つ 素晴らしい長所があって、それは 値段が362円と、破格の安さということなのです。
この曲数でこの分厚さでこの内容なら、普通はその10倍の値段が相場です。
学校用ということでなのか、版の小ささとかもあってなのか知りませんが、とにかく有り難いこの価格。
これなら、保護者様に購入いただくのも、そこまで恐縮しなくていいかもしれません。

というわけで、今年は小学生のみんなに「歌はともだち」を使ってもらう予定です。
みんな〜、好きな曲が色々弾けると思うので、楽しみにしててね🎵

※ 同じカテゴリ「音楽のツボ」の中の「好きな曲を弾くということ」ページをご参照いただくと、私がリードシート型楽譜を使いたい理由のご説明になるかと思いますので、ご興味がありましたらご覧ください。

Lちゃんレッスン初め

2019年01月07日 | レッスン日記(小中高生)
Lちゃん(小3):
子どもクラスの 今年一番乗りです。
昨年末の「クリスマス発表会」以来 すごい成長を見せてくれてるLちゃん、お正月休み明けの今日も、テキストの宿題を一人で全部仕上げてきていました。
今回の宿題は 音階の応用曲で、全く知らない曲、しかもこれまでほとんど経験したことのない クラシックピアノ曲テイストの曲でしたが、ちゃんと楽譜を読み取り、臨時記号などもきちんと捉えて弾いていたので、感心しました。
もうこんな実力がついていたんだなー。

一通りのレッスンをした後、Lちゃんに 小さな楽譜集を渡しました。
「あっ、『歌はともだち』だ。」
「そう。学校でも持ってるでしょ。でも、学校に置いとくんだよね?だから、おうちで弾く用に、もう一冊。」
この中から、どれでもいいから好きな曲を弾いてきてね、という、新しい宿題も出ました。
クリスマス発表会の時、大好きな「世界に1つだけの花」を 弾いて、コード奏法ができるようになってきたLちゃんなので、コード伴奏つけながら弾いてくることができると思います。
何の歌を弾いてきてくれるかなあ。
楽しみです🎵

2019年レッスン開始、K子さん

2019年01月07日 | レッスン日記(大人)

さあ、今日から 2019年のレッスンがはじまりだ。

一番乗りはK子さん(大人)。
「今年もよろしくお願いします」と差し出したお月謝袋が まっさらの新品だ。
そうだ、K子さんがピアノレッスンに来始めたのは1月だったから、1年感使った月謝袋が12月で終わり、今日からまた新しい1年が始まるんですね。
ヒバリ教室でレッスンを始めて、丸3年経ったんだ…
今日から「ピアノ4年生」になったK子さん。
最初は指のタッチが弱くて、ささやくような音だったのが、3年経った今では タッチも力強くなり、ヒバリ教室のお家芸とも言える「抜き」(鍵盤のリリース、離し方)も 随分上手に弾いてくれて ヒバリ先生も嬉しく思うようになってきています。
バッハやバロック音楽が大好きなK子さんですが、「ちゃんと基本のピアノ奏法もやらなきゃと思って」と感心な心がけで、ブルグミュラーも練習しています。
弾きながら歌えるような楽譜も弾いてみたい、と、楽譜ショップへ行ってみたりと、大変意欲的なK子さん、今年も さらに音楽の幅が広がりそうです。
楽しみ🎵