HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

コード奏法 使ってます。

2019年01月12日 | コード奏法
今日の日記で「アナ雪」のコード弾きにチャレンジしたMちゃん(中2)のことを書きました。
今まで ブルクミュラーや名曲集など、正統派のクラシック曲を真面目に練習してきたMちゃんに、トレンド曲満載の この楽譜集を渡したのには、意図がありました。
それは、現在中2という学年で、勉強や塾もいっぱいいっぱい、部活もいっぱいいっぱい、というMちゃんが、受験生となる今年は 少し力を抜き、ちょっと楽に、そして楽しくピアノを弾けるように…という思いからです。
いつもたゆまず、向上を続けてきたMちゃんですが、ここしばらくの間は その「インプット」ペースを少しゆるめる。
そして、その代わり「応用コース」というか、よく知っている曲や 耳にするトレンド曲などを、無理なく けれど音楽的に弾いていくため、「コード奏法」も使っていきます。
難しい曲も、コードの切り口から見れば、一気に 楽に弾けたりするからです。
とかく ピアノ、特にクラシックピアノは お固いイメージを持たれがちですが、視点を変えれば、180°違った 自由なものにもなるのです。
生徒のみんなには、より自由な視点で 音楽を楽しめるようになってもらいたいと思うので、ヒバリ教室では、積極的にコード奏法を取り入れています。

Mちゃん(中2) 初レッスン・コードに開眼か

2019年01月12日 | コード奏法
Mちゃん(中2):
暮に渡しておいた 新しい曲集の中から、Mちゃんが弾いてきたのは「レリゴー(アナと雪の女王)」でした!
「なんか難しい…伴奏難しすぎ。無理…」と 戸惑い気味です。
そうか。確かに「上級用」の楽譜だから。編曲者も、気合い入れて盛ってるんだよね。
「メロディーは よく知ってるよね?」
「はい、知ってます」
「だったら、あまり楽譜にこだわらないで。ほら、コードネームに従って弾けばいいんだから」
「コードの意味は理解したんだけど…」
「左手はコードを押さえるだけでやってみて」
やってみると、意外に単純なコード進行が繰り返されているだけなのがわかります。
「そうそう…ペダルも使って。ほーら、ちょっとアナ雪っぽくなってきた」
「おぉー」
「そしたらさ、この楽譜見て、伴奏がアルペジオになってるなーっていう所では、コードを パラパラ順番に弾いてみる。そして中盤、迫力出てきた所は、ジャジャジャジャ、ってリズムを変えてみる」
Mちゃんがやってみたら、ほーら、カンタンに雰囲気が出てきたよ。
「コードすごい!もっと難しいのかと思ってた\(^o^)/」
「ねっ、簡単でしょ。今度まで、色々工夫して弾いてみてね」
「はい、やってみます!」
ということで、コード奏法に開眼し始めたMちゃんでした。
来週、どんな「アナ雪」になってるかな o(*゚▽゚*)o 楽しみ。

M子さん初レッスン・コード奏法の楽譜集

2019年01月12日 | レッスン日記(大人)

M子さん(大人):
昨年11月からレッスンを始めました。
小学生のお孫さんがいらっしゃるとのことですが、素敵なキャリアウーマンの かっこいい女性です。
ご自身も 昔ピアノの経験があったとのこと、メロディーの譜面を読んだり弾いたりするのは問題なし!
そこで、クラシックピアノで習った下地を生かしつつ 少し視点を変えて、楽しく弾けるコード奏法を 少しずつ初めてみました。

今日は、ヒバリが見つけておいた 掘り出し物の楽譜集をお渡ししました。
ポップス、歌謡曲、映画音楽、クラシックまで、さまざまなジャンルの曲が どれもハ長調で網羅され、コードネームが付いています。
「まあ、楽しそうな本ですね。全部ハ長調で、私にぴったり。どれでも好きな曲を弾いていいんですか⁈」
M子さんは大喜びしてくれました。
さて、次回、どんな曲を弾いてきてくれるでしょうか。
楽しみです。


Nちゃん・初レッスンは耳コピで

2019年01月12日 | レッスン日記(小中高生)
Nちゃん(中2)は 「ポピュラーピアノ奏法」を習っています。
クラシック奏法とはちょっと違った勉強や練習方法がいろいろありますが、「耳コピ」もその1つです。
「耳コピ」とは、CDや音楽配信、動画サイトなどで音楽を聴き取り、それを自分の楽器で再現すること。
去年、お正月休みになる前に、今 よく流れている曲をいくつかピックアップして「どれか気に入ったのを耳コピしてみたら?」とアドバイスしていました。
今日、Nちゃんが弾いてきたのは2曲。
「グリーフ & サロウ」という、「ナルト」の中の曲と、アップルのCMで使われている「トランポリン」です。
どちらもヒバリ先生が気に入ってる曲なので、Nちゃんに提案してみたのですが、Nちゃんの演奏を聴いてびっくり。
その聴き取りの正確さ、ピアノで弾く演奏のセンスなど どれを取っても素晴らしい。
いつの間に ここまでの技術が身についていたんだろう。
ただ、惜しむらくは このステキな演奏を保存しておく「採譜」を まだ習っていないので、時間が経つと 微妙なニュアンスを忘れてしまう…
とりあえず、せっかくのアレンジを録音しておこう。そして、今年は 「採譜」をじっくり学習しようね。
Nちゃんにもそう言いました。
自分の音楽を、五線紙の上に書き表わせるように。
そしたら最強ミュージシャンになれるよね!