HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

M子さん 素敵にアレンジ♪

2019年01月26日 | コード奏法

M子さん(大人):
11月から入会して、月に2回ずつレッスンしています。
先週、メロディーにコードネームがついた楽譜集をお渡しして、「どれでも好きなのを弾いてきてください」と言ってありました。
今日、M子さんが楽譜を出したら、何箇所も何箇所も、びっしりと付箋(ふせん)が貼ってあります。
すごい!こんなにたくさん弾いてみたんですね〜
M子さん、どんな曲を選んでくれたのでしょうか。
さっそく聴かせてください♪
今日は たくさん選んであった中から「見上げてごらん夜の星を」「バラが咲いた」「おぼろ月夜」の3曲を聴かせてくれました。
M子さんは 昔ピアノの経験もあり、コードもすぐ覚えたので、いくらでも曲が弾けるのです。
それぞれの曲を、少しコードを足したり 伴奏形を変えたりして、ちょっぴりアレンジをつけてあげたら、それだけで、ぐっと素敵になりました。
M子さんは、「まあ、こんなに素敵になるんですね!楽譜通りに弾いただけでも素敵だと思ってたのに、こんなに素敵になるなんて ♪」と大喜びでした。
こうして3曲弾いたら、時間がきました。
来週、ほかの曲もいろいろ聴かせてもらうのが楽しみです。


8小節ミニミニ楽譜 ♪

2019年01月26日 | レッスン日記(小中高生)
みなさん、TVやラジオなどで耳にする音楽やCMなどで、「これ何の曲?」「弾いてみたい」「伴奏はどうなってるの?」と思うことはありませんか。
また、つい口ずさんでしまうトレンド曲。
それから、おなじみの有名クラシック。
そういう曲が弾けたら素敵だけど、楽譜は高いし、全曲弾くエネルギーもない…
そんな曲が、ほんの1フレーズだけ弾ける楽譜があったら、嬉しいと思いませんか。

というわけで、みんなの知りたいあの曲、この曲を楽譜にしてみました。
ただしたった8小節、1フレーズだけ。
ハガキ大のミニミニ楽譜です。
「つまみ食いアラカルト」みたいな楽譜にしながら、いろんなジャンルのピアノ奏法、テクニックなどを身につけていけるように…と思って 作り始めました。
今のところ こんな感じですが、だんだん増やしていく予定。
(何の曲か、わかるかな。)

Nちゃん・シンコペーション書けるね♪

2019年01月26日 | コード奏法
Nちゃん(中2):
今年は、少しずつ 譜面を書けるように、そして自分で演奏したアレンジとかアイデアの記録を残せるようにしようね、と計画しています。
先週から書き始めた「ハートのエースが出てこない」を、続けて書き取ってみました。
前回は 1〜4小節「ハートのエースが出てこない、ハートのエースが出てこない」の部分を書いたので、今日は5〜8小節の「やめられない、このままじゃ」の部分を書きました。
クラシックの「聴音」だと、「シンコペーション」(アクセントがずれる)は 特別なリズム、みたいな扱いで、初心者クラスではまだまだ出てきませんが、この曲はポップスなので、シンコペーションのリズムが 当たり前に使いまくられています。
Nちゃんは、メロディーを少しずつ歌って確認しながら、シンコペーションリズムの混ざったメロディーを ちゃんと楽譜に書いていきます。
イレギュラーな拍にはタイや休符を使って書くことができ、そればかりか 小節内だけでなく 次の小節にまたがってのタイとかも ちゃんと使いこなしてる。
クラシックの「聴音」ってさ、シンコペーションを特別扱いにしたりして、なんかダッサいんだよなーとひそかに思っているヒバリ先生としては、Nちゃんが 普通にシンコペーションを書き取っているのを見て、とても嬉しく思ったのでした。




Mちゃん・元気いっぱいレリゴー!

2019年01月26日 | レッスン日記(小中高生)
Mちゃん(中2):
今月からやっている「ありのままで」、レリゴーです。
一応 弾けてる。コードとかも合ってるよ。
だけど、もうちょっとだけ工夫して、臨場感のある演奏にしてほしいな。
ってことで、Youtubeを出して、場面と楽譜とを対比しながら一緒に見てみました。
イントロは、闇と氷の中に ポツンと一人のエルサの姿。
「ね? イントロは、ひとりぼっちで不安なエルサの姿。だからピアノも、高音のシンプルな音で 儚(はかな)げな感じじゃない?」と先生。
「ああー」とMちゃん。
「ほら、エルサが だんだん勇気を出していくにつれ、伴奏も音域を広げて力づけるようなイメージ。『このままじゃダメなんだ』って気持ちを切り替え、大きく前に踏み出す。オーケストラが加わり、迫力を増す。エルサの表情もだんだん女王らしくなり、ついに決心!レリゴーー!雪が渦巻く。ヒュー!マントがひるがえる。プワーン!」
今の映像のイメージを音に置き換え、先生が弾いてみます。
ひとりぼっちで不安なエルサから、徐々に強い女王へと変わっていく過程を、いろんな弾き方を使って表現します。
「ね? 工夫次第で これだけ表現できるんだよ?」
Mちゃんは、すっかり感心して聴いています。
「Mちゃんの弾いたのだと、クライマックスの所が弱いよね。なのに、その割に」
先生は言いました。
「儚く切なく弾いてほしいイントロが元気すぎ!」
「あはは〜」
Mちゃんの 元気なイントロを真似して見せたら、Mちゃん本人も受けまくり。
今、インフルエンザがものすごくはやってて、Mちゃんちでも 家族みんなかかってるらしいのに、Mちゃんたった一人 元気いっぱいらしい…
そんな彼女に、「儚く」「悲しい」音を要求するのが無理だったのか?!