HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

Hさん 平均律・プレリュード 

2019年01月15日 | レッスン日記(大人)

Hさん(大人):
先週、私がひそかに「H子ちゃん(〇〇新聞のマンガキャラ)」と名付けている、ツンデレHさん。
バッハの平均律・第1集の6番を練習し始めています。
例によって「できてませんよ」との宣言からレッスンは始まります。
「指番号がわからなくて・・・左手なんか、もう全然」
ということですが、半分くらいまで予習してあるのを聴かせてもらったら、右手で弾く旋律のパートは、なかなか適切な指使いをチョイスして弾いてありました。
さすが、長くレッスンして、しかもバッハもたくさん勉強したHさんならではの指使いです。

平均律曲集は 「プレリュード」と「フーガ」の2曲が1セットとなっているのですが、フーガの旋律が起伏に富んでいるのに対し、プレリュードは(「前奏曲」ってイミだし)淡々と音が流れているものが多く、「覚えにくい」とか「変化がない」と感じるかもしれません。
実際は、プレリュードも、よく曲を把握して弾くと 色彩感や変化に富んだ魅力的な曲たちなんですが、最初は取っつきにくいということがあるのかと思います。
Hさんも、プレリュードになじんでくるうち、得意の暗譜力を発揮して 美しく弾いてくれるのが常ですので、彼女の「わかりません」「できてません」、私は あんまり信用していません。(笑)
毎週、第一声「できてませんよ」の後に なかなか~の演奏で驚かせてもらうのを楽しみにしていますwww