HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

「春よ、来い」一期一会🎵

2022年05月17日 | レッスン日記(小中高生)
ゴマちゃん(小5):
1ヶ月ほど前のこと。
「ねえ、あの曲教えてほしいんだけど…」
とゴマちゃんがメロディーを口ずさんでました。

♪ チャンチャララーラ、チャンチャラーラ、チャンチャラーラ…

「ああ、これだね?」
先生はピアノで弾きました。それは「春よ、こい」という曲。
でも何で、この曲知ってるの?
羽生結弦選手がエキシビジョンで演ったから?

ともあれ、ちょうど、最近「春よ、来い」のコード譜面を作ったので(そのいきさつは改めて)、PCを開いて譜面を印刷してあげたのでした。

その後、「バーナム」や「ブルクミュラー」の合間を見ては 少しずつ弾き方を教えてきたのですが、今日はレッスンに来た途端
「先生!リズムつけて!ほら、この、こっちのリズムでなんか似合うのつけて!」
と熱心におねだり。
よく聞いたら「春よ、来い」が弾けるようになったから、エレクトーンでリズム伴奏をつけてほしい、という催促なのです。

「それより練習曲が先でしょ」と言わないのがヒバリ先生の大人げない所で…
面白そうだとすぐにひょいっと乗ってしまう。

さっそくエレクトーンでリズム、それだけじゃなくオーケストラ風のバック演奏までつけて、ゴマちゃんと先生、二人で何回も「春よ、来い」の大合奏をやってしまった…
ゴマちゃんもうっとりと曲に引き込まれたような表情で、真剣に弾いてる。
春爛漫(らんまん)、桜吹雪の舞い散るイメージに浸りながらの演奏。

とても素敵な「一期一会」のセッションでした。

「さっ、ブルクミュラーやらないと時間がなくなるよ!」と切り替え、ブルクミュラー、バーナムとレッスンしました。

ゴマちゃんはこのように、耳にした素敵な曲を「弾いてみたい」「弾いてみよう」と 実際にチャレンジする熱い心を持っている子です。

低学年の頃に「ねえ、車の中でかかってたんだけど『レリピー』っていう曲、いい曲だった」と言って、その曲=『Let It Be』を発表会で弾くまでになったこともありました。

ピアノ…ただ習って、練習曲のレベルを進めていくだけでなく、こうして いろんな場面で出会った「素敵な曲」「好きな曲」を捕まえて、自分の手で演奏してみる。
生徒のみんなには、そのようになってもらいたいです。
それでこそ「音楽人」「ピアノやってます」ってことだと私は思うんですが…

どうかな?

 

お誕生日だからピアノに来たよ🎵

2022年05月17日 | レッスン日記(小中高生)
ごましおくん(小2):
今日は火曜日。
ごましおくんの普段のレッスンは、毎週水曜日です。

でも、「今週だけ、水曜日じゃなく前日の火曜日に振り替えたいです」と連絡がありました。
LINEをくれたパパによると「誕生日にピアノに行きたいと言ってて…」とのこと。
そうだ、今日はごましおくんのお誕生日。
昨日は仲良しの白ねこちゃんのお誕生日で、確か明日はごましおくんのパパのお誕生日。3日連続なんだよね?!

レッスンに来たごましおくん
「今日、ぼくの誕生日なんだ。だからピアノに来たんだよ」

おめでとう!8歳だよね!?
その素敵なお誕生日を、わざわさシェアしに来てくれるなんて。
感激です。

すぐにピアノで「ハッピーバースデー」を弾いてあげたいと思ったけど、後にしよう。
帰りにはパパがお迎えに来てくれるし、パパも明日はお誕生日だなんだから、「ハッピーバースデー」は帰りに、二人のために弾いてあげることにして。
まずはレッスンだ。

先週から「アルフレッド・ピアノライブラリー」の中の「ティクタクトーしない?」という曲をやってるんですが、弾いてるごましおくんのタッチが、以前とガラッと変わったので驚きです。
何というか…言ってみれば「大人っぽい」って感じかな?
子どもらしい硬さがなく「こなれた」タッチで軽やかに弾いてる。さりげない弾き方が大人だよぉ〜
「すごい!すごいねー。大人っぽい〜」と絶賛。しかも、前だったら絶対イヤがってなかなかやらなかった中間部の和音まで、ちゃんとしっかり弾いてる。
「ん?ぼくまだ子どもだよ?」
と、さり気にいなす所も大人っぽい。

ちょっと前まで、前歯が抜けてがらんどうだった口元には いつの間にかキラリと爽やかな白い歯が揃い、すっかり少年らしい佇(たたず)まいだ。
 
そこで、大人っぽついでに

「もう8歳なんだからさ、ピアノ、一人で来れば?」
と、前から時おり浮上していた問題に触れてみました。
「ジェリーくんは一人で来るようになったんだよ? 1年生だよ?」と、上級生としてのプライドもくすぐってみる。

「ううん、まだダメ」
けれどもこの点に関しては「未だ時期尚早」というのがごましおくんの見解のようでした。
「何かあったらどうするの!」
あくまでも"慎重派"の姿勢を貫いている。

そりゃそうだ。何もないとは誰にも言えない。

いつの日か彼が「独り立ち」し、5分の道のりを単独で踏破してくる日を、楽しみに待つことにしよう…と思うヒバリ先生であった。

(追記:)パパがお迎えに来たので、お二人へお祝いの気持ちを込めて「ハッピーバースデー」を弾きました🎵




一人でレッスン来たよ🎵

2022年05月17日 | レッスン日記(小中高生)
ジェリーくん(小1):
この4月、小学校に入学しました。
レッスンに来るとき、これまではママかパパ、時には弟くんも一緒…と、必ず家族に付き添ってもらっていました。

でも!

5月のGWが明けた先週から、いよいよ「一人でレッスンに来て一人で帰る」ミッションを開始したのです!

レッスンの少し前に「今から一人で行かせます」とママからLINEが来ます。
予想時間(ほぼ5分)よりけっこう早く、ハーハーしながら ジェリーくん到着。

「走ってきた?
「うん!」 
やっぱり。

そして真新しい「キッズ携帯」を取り出し、ママに「着いたよ!」の報告。

帰りは「今から帰るよ!」と電話してから帰ります。

たった1ブロック先、徒歩5分の距離でも、1年生にとっては大冒険だ。

ジェリーくん、一段階、レベル上がったね。
🎵パラララ、パッパッパ〜

「一人で」は、目の前に広がる広い世界への第一歩。

こうして、少年の 長い長い「冒険の旅」が、今 始まったのであった…

ドクター、次の曲はチャイコフスキー🎵

2022年05月17日 | レッスン日記(大人)
ドクター(大人):
先日、「夜の海辺にて(カスキ)」がとても素敵に仕上がって、ヒバリ先生から絶賛とともに「大変良くできました」シールを貼ってもらいました、とブログに書きました。
それを読んで、ブログ推進委員長げじこさんも「カスキさん、知りませんでした」と、早速聞いてみてくれたようです。
こうしてみんなの間でいろんな曲や情報が伝わり、拡がっていけたら、レッスンも何倍にも楽しくなりますね。
発表会やレッスンで顔見知りになった あの人、この人。
ブログでその後のレッスン曲や練習の様子を見れば、
ああ、あの曲はあの人らしく似合っているなぁ。
今度は新しいジャンルに挑戦しているんだなぁ。
難しい曲に挑戦して偉い。がんばれ!
すてきな曲…今度弾いてみようかなぁ。
などなど、一人一人の顔を思い浮かべながら、 世界が広がっていく…
「だからブログを頑張ってもらわなきゃなのよ!」←と、げじこさんに怒られそうだ😅
はい、その通りなのでブログがんばります。

ということで、さっき、そのドクターからLINEが届きました。
「夜の海辺にて」が終わって、次に練習するのはチャイコフスキーのピアノ曲集「四季」から、「6月・舟歌」。
季節的にもぴったり、ドクターの好みにもぴったりの美しい曲。
ドクターは、いつも練習用には、自分の楽譜をコピー・製本して、書き込んだり汚れたりしてもいいようにしています。
新しく作った楽譜の写真も送ってくれて、モチベ最高潮です!
来週のレッスン楽しみだ🎵

げじこさんからのお達し🎵

2022年05月17日 | レッスン日記(大人)
「ブログ推進委員長」(『長』がついた)のげじこさん(大人)から 「先生、このごろブログ更新しないでどうしたの!」とダメ出しを頂戴したのが、GW明けの頃。
それからがんばってブログ更新を再開し、ほぼ10日です。
そのいきさつは下に書いてあります

ただ今の所、わがヒバリ教室ブログ運営状況は、一巡(めぐ)りして「第5段階」〜「第1段階」にさしかかってきた所です。危ないのはここからなんだよな…と思い始めたところへ、ブログ推進委員長げじこさんから 10日ぶりの第二伸が届きました。
昨年のコンサート時の資料に照らして、handlename と個々の生徒さんを同定してました。まだ半分くらいかな。
ドクターが弾いたというカスキさん。全然知らなくて、聞いてみました。
楽しく読んでます。

げじこさん、ありがとうございます。
レッスンに来てなくても、遠くから見張って、いや見守ってくれてるので、これからも頑張ります!

その後のダメ押し一言。
「呉々も宜しく頼み申します。」
😅