K子さん(大人):
バロック大好きなK子さん、今はバッハインヴェンションの13番を熱心に練習しています。
「調合ナシのイ短調だから簡単かと思って選んだけど、これ難しいわ〜」と苦労している様子ですが、毎週レッスンに来る度に上達して、今日はもうほとんど完成のレベルです。
バッハの曲は、パッと見ただけでは気づかない伏線がいくつもあったり、メロディーが転調されて別の場所に現れたりと、弾けば弾くほど奥深く難しく、でもだからこそ面白い、と言えます。
K子さんもそれを実感していて、
「楽譜をよく見ると、気づかなかったことが色々見えてきて…それを見つけるのがすごく楽しい」と言っています。
上の画像はK子さんの楽譜です。
メロディーのモチーフ、気をつける指番号、フレーズのまとまりなど、レッスンで教わったことや自分で発見したことなどいろんなポイントが色分けで書き込まれています。
楽譜は、見れば見るほど、たくさんの情報が隠されていることがわかってきます。
そしてそれらの秘密を読み取るのは、とっても楽しいです。まるで「隠し絵パズル」をやっているように。
それは例えば、地図上で旅行シミュレーションをするのに似ているかもしれません。
地図をたどって、知らない国を旅した気分になったり、いくつものルートを考えたり。
とても知的な頭脳ゲームと言えるかもしれませんね。
みんなも楽譜をよーく見てみてね。
気づかなかったたくさんの世界が見えてくるかもしれません。
HP HIBARIピアノ教室
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