HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

「ぶんぶんぶん」の伴奏、コードと音符と2種類で

2021年02月08日 | レッスン日記(幼児)

Rくん(年長):

「今日はどれからやる?」

レッスンに来たRくんに聞いてみました。

「うーん、コレかな」

Rくんがカバンから出したのは「たのしいピアノレッスン」。レッスンテキストです。

先週、むらさきのバーナムが修了して、次のオレンジのをあげたので、張り切ってそれをやりたいかな、と興味があったのですが、無難に手持ちの楽譜を選びました。

「たのしいピアノレッスン」パート1の、両手1の指を中央ドに合わせるパターンの練習を過ぎ、今はパート2。

左手が1つ低いドレミファソ、にポジション移動して、右手のメロディーに伴奏をつけるスタイルに入っています。

先週は「ぶんぶんぶん」のメロディーをレッスンして、楽譜にコードネームを書き込んでいました。(ちゃんと自分でアルファベットのC、G7の2種類を書き込みました)

メロディーにコードを合わせて伴奏していくので、楽に弾けると思います。

今日もコード伴奏をつけながらひととおり弾いた後、

「じゃね、今はコードで伴奏したけど、今度は、この楽譜に書いてあるとおりに左手も使って伴奏してみようよ」と持ち掛けてみました。

左手の音符もちゃんと読みながら弾くのはしんどいかな、と思ったのですが、意外やRくんは「こっちの弾き方の方がかんたん」と言うのです。

へー、そういうこともあるんだなー、と、ちょっと面白く思いました。

その言葉通り、Rくんは楽譜を真剣に見ながら、ゆっくりとではありますが「ぶんぶんぶん」に左手でミーレー、ドソソソ、とかの小刻みな伴奏を付けながら弾きました。

私から見れば、音符ひとつひとつ合わせていくよりも、コードでタイミングよく弾いちゃうほうがラクなんじゃないの?と思ったんですが、もしかしたらまだ保育園生のRくんにとっては、左手でドミソの音を一気に押さえるのが大変なのかもしれないなー・・・と後で考えました。

ま、どちらにしても、Rくんは理解もよくできてるので、体や指がしっかりしてきたらコード弾きでも音符弾きでも、ちゃんと使いこなしていけると思います。

そのあと、新しくもらったオレンジのバーナムをやろうよ、と言ったら「ちょっと難しいんだもん・・・」との発言が。

そうか。それで、レッスン最初にバーナムが出てこなかったんだな。

「難しくないでしょ。出してごらんよ」とバーナムを広げさせてみました。

先週は四分音符でドレミファソファミレ、と両手そろえて弾いたのですが、今日やる課題は、同じ音列ですが、八分音符の連続になっています。

その、細かい音符がいっぱい並んでる様子を見て、Rくんは「難しそう」と思ったのでしょうか。

ひとつひとつ、一緒に音符を読んでみたら、なーんだ、先週弾いたのとおんなじじゃん。弾けるじゃん。

恐る恐る弾いてみてるRくん、先生が隣で伴奏を付け始めると、だんだん勢いが出て、かなり早いスピードで8分音符の連続を弾くことができました。

ほーらね、簡単だったでしょ。

この調子で、オレンジのバーナムも恐れず弾いていこうね。

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