「オクターブ」とは、たとえばドからもう一つ高いドまで、レからもう一つ上のレまで、のように、ある音からもうひとつ高い場所の同じ音の距離のことを言います。
片手を鍵盤の上に広げて「オクターブ」の間隔のドとドを同時に弾ける、っていうこと…大きくなってからピアノを始めた人はあんまり意識しないかもしれないけど、小さい時からピアノを習っている人は、初めて「オクターブ」に手が届くようになった時って、すごく嬉しいんだよね?!
それって、もう一人前だ!子ども用の曲じゃなく、一般の曲、大人が弾く楽譜が弾ける手になった、ってことだから。
ごましおくん(小4):
発表会で「ヘイ・ジュード」を弾くことになってレッスン始めたんだけど、「こうやったらいいかも」と、自分でメロディーにオクターブの音を加える工夫を。
「おおっ、いいじゃん。かっこいいね」と先生から絶賛されて、「ふふっ」と ちょっぴり大人の気分。
白ねこちゃん(小4):
「発表会でこの曲どう?」と先生から提案されたソナチネ。
前半の真ん中あたりに進み「ここはこんな感じだよ」と先生が弾いたお手本は、 左手オクターブのドラマチックな和音の連続だ。
それを聴いた白ねこちゃんの顔が、思わずほころんで…
「かっこいいでしょ?」と先生。
「うん」と白ねこちゃん。
「白ねこちゃんね、もうオクターブが楽々弾けるから、この曲ぴったりだと思うんだ。頑張ろうね」
「うん!」
オクターブデビューし始めたジュニアたちの、「大人の階段、一段のぼった」ウフフなエピソードでした!
HP HIBARIピアノ教室
Youtube HIBARI PIANO CLASS